とれるカメラバッグやブロガーズトートといった魅力的な商品を開発・販売しているお店「Super Classic」で、「ひらく PC バッグ」なる商品を購入した。
ひらくPCバッグ |
購入に思い切った理由は、先日の MacBook Air 購入にある (以下、MacBook Air を MBA と略記)。
- MBA は薄いので、変な力が加わって壊したくない
- MBA は軽いので、日常的に持ち歩くスタイルでも OK
- 今のバッグは容量的に少し限界が近い
加えて、ひらく PC バッグは構造的に自立するという。通勤をする者にとって、鞄を足許に置き、かつ倒れないというのは非常にありがたい。値段として一万円を越えてるバッグは如何なものか? まして 2.5 万円オーバーというのは... 悩んだけど、ここは無理をした。
バッグの到着
2013-04-14 (日) に注文。2013-04-16 (火) に届いた。
まずはお馴染みの開封の儀。
届いたダンボールの大きさを MacBook Air 11 インチと比較。箱は大きい。
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ダンボール開封。梱包物は特になし。ビニールに包まれて、ひらく PC バッグが入っていた。バッグの横にちらりと見える冊子は、Super Classic の商品カタログ。
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取り出してみると、思ったより大きくない?
嬉しいことに、この時点でバッグは自立した。倒れないって素晴らしい。
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今まで使っていたバッグと並べて撮影。横幅はあるね。高さはないか。旧バッグが物でパンパンになっている。持つのも大変だし、中の物がネ。ゴチャッとしちゃって、MBA を入れると更にカオスに近づく今日この頃。
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ひらく PC バッグに物を入れてみる
上のジッパーを横にすべらせて、バッグを開く。バッグを開いた状態で、バッグが自立しているのが、このひらく PC バッグの特徴。特大のペンケースみたいなイメージ。机の上や下に置いて、PC や本を直接この中から取り出したり、この中へ入れちゃったり。そういう使い方が「出来る」らしい。
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バッグの中身を入れ替えてみた。
- 最奥に MacBook Air 11 インチ
- 奥に左から、iPad・ボールペン 1 本・Nexus 7
- 仕切りをポケット代わりに、お薬手帳
- 仕切りを使って右端にモバイル・バッテリー一式
- 本を一冊
- 仕切りをポケット代わりに、ロディア
- 左ポケットに、印鑑・スティックのり・お薬など
- 右ポケットは通帳
- 前面ポケット (写真では見えない) には WiMAX ルーターと筆箱
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これだけ入れても、まだ空きがある。本一冊。もしくはペットボトルと大き目の折り畳み傘が入りそう。
そしてジッパーを閉めた。パンパン感のない余裕の佇まい。
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良い点と悪い点
良い点
MacBook 及び iPad を前提として設けられた収納スペースの使い勝手が良い。専用なだけあって、他の物とごちゃごちゃしないし、どこに物が入っているかが分かっている。立ったままバッグを開けて、MacBook や iPad を取り出せる点もポイント高い。
見た目以上に容量が大きく、それでいて倒れないのは助かる。バッグを持ってみると、全体的に体に寄りかかるようになっているので、重さが分散し本来の重さより軽く感じる。バッグの紐も太目で、肩に喰い込まない。足許に置くことができず、自分で持つ羽目になっても、これなら安心。
WiMAX ルーターや携帯電話を、バッグ前面のポケットに入れると、取り出しやすく電波も入りやすい。
まだ届いたばかりだけど、良い点はこんなものか。
悪い点
ひらく PC バッグはデジタル・ガジェットに強いと感じた。一方でアナログ・ガジェット、文房具、その他に対する配慮が薄いと感じた。
以下、旧バッグ Axe ショルダーバッグとの比較を交えながら。
【送料無料】AXE アックス ショルダーバッグ(ウォッシュ) 136153 |
まず第一にロディア (メモ帳)。すぐにメモをとれるアナログ・ガジェットの王様。これを入れる最適の場所がない。AXE には前面にポケットがあって、丁度、革ケースに入れたロディア No.12 を入れることが出来た。バッグを開かずメモ帳のアクセスできる。ひらく PC バッグでは、どこに入れても一回「開く」作業が必要になる。「開く」作業なしでメモ帳にアクセスする工夫が一つ欲しかった。
第二に右の内ポケット。通帳を入れたりできる様、外から見えない仕様は良い。けれど、サイズが少し小さい。通帳の保護ケースを付けていると、入れるのがギリギリ。収納を繰り返せば、ジッパー部分を壊す怖れがある。通帳はプライバシー性の高いものだから、保護ケースは付けておきたい。そういう配慮を入れてサイズをほんの少し大きくして欲しかった。今のポケット・サイズは、剥き出しの通帳にジャスト・サイズすぎる。
第三にキーホルダー。AXE にはキーホルダーが付いていた。これは鞄の中から、30 cm くらいの革紐が伸びていて、その先にキーを繋ぐためのリングが付いている。会社の鍵とか、自宅の予備の鍵とか、「取り出さない」けれど「持ち運ぶ」必要のある鍵を取り付けるのに重宝した。何といっても、錠を開けたり閉めたりした後、鍵が必ずバッグの中に戻るのが良かった (ポケットの中に入れると必ず失敗するんだよね)。キーホルダー。欲しかったな。
この様に、アナログ系への配慮が少し弱いのがひらく PC バッグの欠点。いずれも改善できないことはないので、今後の商品開発に期待。
なお、ポケットの数を比べると AXE は外 3 つ、内 2 つ (携帯電話用を加えると更に 1 つ)。計 5 つのポケットがあった。対してひらく PC バッグは外 1 つ、内 2 つ (PC/タブレット用の収納スペースは 3 つ) の計 3 つ。AXE から鞍替えした身としてはもう一つ、二つポケットが欲しい。ティッシュとか、エチケット袋とか入れるスペースも欲しいのよ。
あとがき
今回は、増えるガジェット: MacBook Air・iPad・Nexus 7・モバイルバッテリー・WiMAX ルーターを綺麗に収納し、かつ通勤というハードな使用にも耐えることが目的だった。100 点とは言わないまでも 90 点の高得点なバッグを購入できたと自負している (このバッグ以外で MacBook と iPad を使い回せるバッグがあるかしらん?)。
AXE も良いバッグだったけどね。良くも悪くもアナログ向きかな。世に溢れる電子ガジェットの数々を入れるには、ひらく PC バッグの後塵を拝している。
蛇足
この新しいバッグを買って意気軒昂かというと... 実は家族に「高い買い物をして!!」と言われて落ち込んでいる。心がポッキリ折れた。食事も喉を通らない。
どんなに良いバッグでも、周りとの折衝はちゃんとしないといけない。
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