2012-06-02 (土)、B.B. Audio Review のばーそんさんを招いてオーディオ・オフ会を開いた。ばーそんさんは、ぼくをオーディオの世界に引きずりこんだ師匠の様な人。
5 月に知人を通して改造 CD プレーヤーを入手。1985 年当時の CD プレーヤーに手を入れたもの (作ってくれた人が内容を伏せて欲しいということなので、詮策は無用に願います m(_ _)m)。ぼくが使っている Esoteric X-1s (1990 年頃発売) よりも S/N が高くなり、小音量でも音楽が楽しくなった。今回のオフ会は、この新規導入の CD プレーヤーを聴いてもらうのが目的。
自宅試聴会
予定時間より遅れて着いたばーそんさん。昼食を食べた後、試聴タイム。Esoteric X-1s と改造プレーヤーを聴き比べ。コメントを求めたところ、意外な一言。
音が右に寄ってるよ
確かに言われてみると、中央に居るはずのボーカルが右に寄っている。なんか気持ち悪い。
こんな所で一時中断。
近所のオーディオ・ショップで試聴会があったので、ばーそんさんと一緒に参加。試聴会の間、ずっと、音が右に寄ってる理由を考えていた。あれこれ予想を立ててて、お店の試聴会は半分位いしか音を聴いてなかったように思う。お店の試聴会終了後、ばーそんさんにお願いして、もう少しオーディオ・システムを見て欲しいと頼んだ。
家に戻ってセッティングを試みる。
ぼくの使ってるスピーカーはサイド・ウーファーなので、左右の壁からの距離が問題なのかなぁ... などと考えていると、ばーそんさんが「端末の掃除はした?」と訊いてきた。
家には無水アルコールがある。
以前、端末の掃除に無水エタノールを使いなさい、とばーそんさんから言われて買ったもの。もちろん、その後、掃除はした。とはいっても素人のやる掃除。どれほどちゃんと掃除できたか自信がない。
「してない」
と答えると、ばーそんさんはプリアンプとパワーアンプ、そしてパワーアンプとスピーカーの端子周りを無水エタノールを含んだ綿棒とティッシュで掃除し始めた。
そして音を聴くと、びっくり。左右の音のバラつきがなくなった! 中央にボーカルが立つようになった。
ばーそんさん曰く、周波数によって音の響きが違う様に感じた。そういう場合はまず端子が汚れていることを疑うと良い。
う〜ん、オーディオは奥が深い。そして、それを一発で看破するばーそんさんは凄い。まだまだ、ぼくはばーそんさんには追いつけない。
欠点がなくなった所で、音楽を聴き直してみる。グッと音楽が楽しくなった。
蛇足
改造プレーヤーの感想も聞いてみた。ばーそんさんは、解像度が高くなったとかそういう印象は受けなかった模様。古い DAC の音がする、と言っていた。ただ、Esoteric に比べると音はおちついた感じで、それはぼくが目指す方向性とは合っていると思うので、良い物を買ったのではないか、とのこと。一応、褒められたのかな?
兎にも角にも、楽しい自宅オフ会だった。ばーそんさん、ありがとう!
ref
- clmemo@aka: オーディオ・ミニ オフ会を開いた 〜 ばーそんさんを招いて
現在のシステム
- CD プレーヤー: Esoteric X-1s → 改造 CD プレーヤー
- プリアンプ: Primare I30, (3 年目レビュー)
- パワーアンプ: Stellavox PW1
- スピーカー: Bösendorfer VC2
ラックは Quadraspire Q4D Vent、CDプレーヤー・プリアンプ間のケーブルは Jorma Design XLR No.2、プリアンプ・パワーアンプ間のケーブルは Jorma Design RCA No.2、スピーカー・ケーブルは Jorma Design No.3。
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