昔の「コーヒー」の写真を探していて、試しに画像検索したら成功した。iPhone にデフォルトで入っている「写真」アプリと、Google が提供している「Googleフォト」アプリでの検索について書いてみる (ぼくはこの他に「Prime Photos」と「Flickr」を入れている。「Prime Photos」に検索機能はなかった。また、「Flickr」は画像に付けたタイトルやタグを検索する機能しかなかった)。
「写真」アプリ
まずは iPhone (iOS) 標準搭載の「写真」アプリ。検索で「コーヒー」と入れたら、候補が 2 つ現れた。「コーヒー」と「コーヒーショップ」。なるほど、「写真」アプリは認識したカテゴリーが分かるようになっているのか。
今回は「コーヒー」を選択。
「コーヒー」の写真がタイル状に表示された。一覧性があってイイ。
一部、飲み物じゃないものも認識されている。上から一段目・右端の写真はキャニスターに入った「コーヒー豆 (粉末)」だし、上から二段目・左端の写真ではマグカップにコーヒーはまだ入ってない。マグカップの横にある白い筒が Stelton のコーヒー・プレスで、中にコーヒーが入ってるんだけど、コーヒー・プレスを認識したのかしらん (まさかね!)。下から二段目・右から 2 つ目にいたっては大はずれ。Twitter ロゴの入った Bluetooth スピーカーをコーヒーと間違えてる! 遠目に見たら、人でも間違えてしまいそう。面白い。
「Googleフォト」アプリ
iPhone (iOS) に入れた「Googleフォト」アプリを試す。検索で「コーヒー」と入れたら、候補が 2 つ現れた。「コーヒー」と「コーヒーカップ」。「写真」アプリと少しカテゴリーが違う。試しに「コーヒーショップ」を検索したら、検索結果は返って来たけど「コーヒーショップ」を撮った写真はなかった (何故か「カレー」の写真とか「駅弁」の写真がヒットした)。また、「写真」アプリで「コーヒーカップ」を検索したら「カップ,コーヒー」という候補が現れた。
さて、今回は「コーヒー」を選択。
「Googleフォト」アプリでは、日付ごとに写真が列ぶ。「写真」アプリは上に行くほど古い写真なのに対し、「Googleフォト」は下に行くほど古い。列び順が逆なので少し混乱してしまう。コーヒーの写真は 1 日に何枚も撮っていないので、少しスカスカな印象。
2 つのアプリを比べると、「Googleフォト」では 3 月 22 日 (上から 1 つ目) の次に 3 月 4 日の写真が来ている。ところが「写真」アプリでは 3 月 4 日の写真 (上から 3 段目・右端) と 3 月 22 日 (上から 4 段目・右から 2 つ目) の間に 2 枚の「コーヒー」の写真がある。一枚はラテだし、もう一枚はもしかしたらソイコーヒーな気がする。これらを「コーヒー」と認識するかどうかは判断に苦しむ。「写真」アプリはその判定が緩目で、「Googleフォト」アプリは厳し目な気がする。そのかわりなのかどうなのか、「Googleフォト」アプリは Twitter ロゴの Bluetooth スピーカーを「コーヒー」と間違えていなかった。素晴らしい。もちろん、「Googleフォト」も完璧ではない。「写真」アプリが「コーヒー」と認識した (明らかに「コーヒー」な) 写真を見つけることが出来ないこともあったし、新幹線で売っているスジャータの「アイスクリーム (バニラ)」を「コーヒー」は誤認識したりもしていた。
あとがき
今回は「コーヒー」で検索をかけたけど、別の単語では結果が変わってくる。例えば「写真」アプリは「紅茶」で検索できたけど、「Googleフォト」アプリは「一致する結果はありません」と出た。ぼくが「紅茶」をあまり飲まないせいかもしれないけれど。
いずれにせよ、写真に「タイトル」や「タグ」を付けなくても、画像検索が出来るというのはありがたい。これからもっと賢くなるだろうし、期待。
簡単に検索できると分かれば、もっと写真を残す気になりそう!
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