Amazon は 2012-10-24 (水)、Kindle を日本発売することを発表した。予約開始は今日から。発売は 2012-11-19 (月)。
発売される Kindle は 4 タイプ。電子ペーパー・タイプの Kindle Paperwhite が 2 種、IPS ディスプレイ・タイプの Kindle Fire が 2 種。いずれも 7 インチ・サイズ。
左から、Kindle Paparwhite (8,480 円)、Kindle Paparwhite 3G (12,980 円)、Kindle Fire (12,800 円)。この他に (リンクが張れなかったんだけど) Kindle Fire HD (16GB: 15,800 円、32 GB: 19,800 円) がある。
Kindle ストアは明日 2012-10-25 (木) にオープン予定。
Kindle の充電には USB 2.0 充電ケーブルを使う。AC アダプターを使いたい人は 990 円で充電アダプターを追加購入する必要がある。
Kindle Papaerwhite
Wi-Fi 版と Wi-Fi + 3G 版がある。Kindle 4 機種の中で、Kindle Paperwhite 3G のみ 3G 回に対応。回線料は無料。2 点式のマルチ・タッチ対応。バッテリーは 8 週間。8 時間じゃなくて 8 週間。この計算は、Wi-Fi オフで 1 日 30 分の利用として計算している。つまり、0.5 時間 x 7 日 x 8 週 = 28 時間の連続利用が可能。この表記方法は反則だと思う...
一応、ウェブ・ブラウザーを搭載。スムーズさについては、使ってみないと分からない。
Kindle Fire
Android ベースの Kindle。Kindle Fire は画面の解像度が 1024 x 600、Kindle Fire HD は 1280 x 800。
Google Play は使えない。代わりに Amazon 独自の Amazon Android アプリストア (近日開始予定) からアプリが提供される。
比較表
Kindle Paperwhite/Fire の比較表を書き写しておく。Kindle Paperwhite と Kindle Paperwhite 3G の違いは、3G 回線が使えるかどうかだけなので、同じものとして書く。
Kindle Paperwhite | Kindle Fire | Kindle Fire HD | |
---|---|---|---|
サイズ | 6 インチ | 7 インチ | |
ディスプレイ | 電子ペーパー | LCD | |
解像度/画素数 | 212 ppi | 1024 x 600 | 1280 x 800 |
ストレージ | 2 GB | 8 GB | 16/32 GB |
高さ | 169 mm | 189 mm | 193 mm |
幅 | 117 mm | 120 mm | 137 mm |
厚さ | 9.1 mm | 11.5 mm | 12.0 mm |
重さ | 213 g (3G: 222 g) | 400 g | 395 g |
CPU | — | OMAP4430 1.2 GHz (Dual Core) | OMAP4460 1.2GHz (Dual Core) |
バッテリー (連続) | 28 時間 | 8.5 時間 | 11 時間 |
マルチタッチ | 2 点 | 10 点 |
あとがき
Kindle Fire は iPad mini や Nexus 7 の対抗馬、Kindle Whitespace は kobo などの対抗馬となろうか。そういう観点での比較もしてみたいな。
それにしても、Apple が iPad mini を発表したその日に Amazon が Kindle を発表するとは思わなかった。当に不意討ち。
Kindle は 11 月にならないと出荷されないけれど、Kindle Store は明日からスタートする。当然、Android や iOS 上の Kindle アプリで本が買えると思う。Amazon は 5 万冊の電子書籍を揃えたというが、さて、その品揃えは満足のゆくものかしらん。
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