2007-06-23

クレジット・カードの返済用銀行口座を閉じてしまった場合の救済処置

クレジット・カード機能の付いた「TSUTAYA W カード」を使ってる。クレジット・カードの機能を提供しているのは、株式会社アプラス。

やばいことになったと思ったのは昨日。クレジット・カードの利用明細書を読んだ時のこと。クレジット・カードの返済口座に、既に閉じてしまった銀行口座名が書いてあった。

最近、ぼくは TSUTAYA でビデオを貸りてない。クレジット・カードの利用も、もう一つ別にクレジット・カードを作ってて、そちらにほぼ利用を移行してしまってる。そんなわけで、TSUTAYA カードの存在をてっきり忘れてた。で、先週、TSUTAYA カードの「返済口座」に指定している銀行口座を (使わなくなったので) 閉じてしまった。

利用明細書を見ると、ネットのプロバイダー代金の引き落としを、TSUTAYA カード経由で行なっていた。クレジット・カードを使っての引き落としは、もう一つのクレジット・カードに全て移行したつもりになっていたけれど、洩れがあったというわけ。プロバイダーへお金が支払れなかったら、最悪、ネットに接続できなくなるかもしれない。困る。

早速、銀行口座変更の手続きを始める。

けれど、口座変更には 1 〜 2 か月の時間が掛かるとのこと。すぐには口座変更できない。それじゃあ、「当月のお支払日」である「平成 19 年 6 月 27 日 (水)」には間に合わない。軽く血の気が引いた。

救済処置 ?

明細書には、「カードに関する各種お問い合せ先」が書いてある。平日の 9:15 から 17:20 までしか受け付けていないのが痛いけど、土曜日もやってたのは不幸中の幸いだった。電話はすんなり繋がり、事情を説明したら、解決策を教えてもらった。

カード会社 (ぼくの場合、アプラス) が銀行口座から自動引き落としするはずの金額を、自分でカード会社に振り込めばよいとのこと。かういふ問い合わせ電話をカード会社にすれば、銀行口座変更の手続き書類と一緒に、カード会社への振り込み用紙も送ってくれる。手続きには最悪 2 か月以上の時間がかかるので、さういふ人には明細書と一緒に振り込み用紙を送るやうにも出来るとのこと。

さて、ぼくの場合、振り込み期限が 6/27 (4 日後) に迫ってる。振り込み用紙を送ってもらうのでは、間に合わないかもしれない。で、提示されたのは二つの方法。

  1. 振り込み用紙をもらって、7 月上旬までに入金する。この場合、カード会社に「不払」の記録が残ってしまう。
  2. 振り込み口座を (電話で口頭で) 教えてもらって、6/27 までに ATM etc... から入金する。

不払の記録が残るのも嫌なので、ATM から振り込みすることにした。

あとがき

クレジット・カードの存在を忘れて銀行口座を閉じた人間のために、ちゃんと救済の方法が用意されていて助かった。アプラス以外のカード会社が同じことをやってるのかは知らないけれど、今回の記事が参考になればいいな。

5 comments:

  1. アメリカじゃ、クレジットカード決済の銀行自動引き落としなんてものはないらしいのですが(下記参照)、

    On Off and Beyond: クレジットカード支払い怖い

    某アメリカ系クレジットカードを(もちろん日本で)つくったときに、カードが使えるようになった後も、手違いで口座引き落としになっていませんでした。どうしたものかと思っていたんですが、明細が来たら、カード会社の口座へ振込で処理するようになっていました。口座を登録しない限り、振込で処理できるみたいでしたが、面倒なのでその後口座登録はしました。

    ReplyDelete
  2. Hiro さん、こんにちは。リンク先、読みました。海外にはクレジット・ヒストリーなんてのがあるんですねー。そして、口座引き落としは無い、と... うっかり者の私には、厳しい世界です。

    閑話休題。口座引き落としをしない場合、カード会社の口座へ振込をするのは、一般的な手法なのですね。口座引き落としに慣れていたので、当たり前の事が新鮮に感じました ;)

    ReplyDelete
  3. 私の持っている米系クレジットカードでは AMEX は日本でも小切手による送金が最初から可能です。 Citi もクリアカードは口座登録が不要で、コンビニで返済するのがデフォルトですね。

    カード会社としてはお金を払ってもらうのが目的なので、自動引き落としでなくても口座振り込みでも窓口に直接現金持参でも受け付けてくれますよ。

    米国では普通リボルビング払いなのでカード会社としては毎月きっちり払ってもらうよりも時々忘れて余分に利子を払ってもらう方が儲かるのです。あまり忘れる人は歓迎されませんが、毎月小額でも払い続けていれば、残債があっても歓迎されます。

    米 Yahoo とか AOL とかの広告によく自分のクレジットヒストリーを確認したり弱いヒストリーでも作れるカードの宣伝がでています。参考まで。

    ReplyDelete
  4. 追記。日本でもクレジットヒストリーはありますよ。あまり表に出てきませんが、同じカードでも使えば使うほど利用限度額が上がるのはそのためです。

    日本では口座引き落としが普通なのであまり差は出ませんが、ヒストリーの弱い人は当然クレジットカードを作れません。たとえば 30 歳をすぎて今まで一度もクレジットカードを作ったことのない人というのは、他の点数(勤続年数とか年収とか勤務先とか)が高くてもカードが作れなかったり、作れても利用限度額が極端に低かったりします。

    ReplyDelete
  5. > AMEX は日本でも小切手による送金が最初から可能...

    フムフム。

    > 米国では普通リボルビング払いなので...時々忘れて余分に利子を払ってもらう方が...

    なるほど〜。レンタル・ビデオの延滞料のようですね ^^;

    > 米 Yahoo とか AOL とかの広告に...

    参考にしま〜す。

    > 日本でもクレジットヒストリーはありますよ。

    ほほう。そうなのですか。知りませんでした。考えてみると、「不払の記録が残る」というのも、クレジット・ヒストリーに (記録が) 残るという意味なんですかね。これからは、クレジット・ヒストリーにも少しアンテナを張ってみますね :)

    ReplyDelete