2011-03-04

Emacs で設定ファイル (/etc/hosts, /etc/apache2.conf) の色付けをする

Emacs には font-lock というソースコードに色を付けてくれる機能が最初から付いている。ところが、この font-lock、デフォールトでは /etc/hosts や /etc/apache2.conf の様な設定ファイルの色付けには対応していない。

不便と思っていたら、解決方法をブログに書いている人がいた。

設定

.emacs に次の一行を追加するだけ。

(require 'generic-x)

generic-x について

この generic-x というファイルは、NEWS.20 というファイルに説明がある。従って、少くとも Emacs 20 以降から Emacs の標準ファイルになったと推察できる。NEWS.20 によると、generic-x がサポートするファイルは以下の通り:

  • Apache and NCSA httpd configuration files
  • Samba configuration files
  • fvwm initialization files
  • X resource files
  • hosts files (.rhosts, /etc/hosts, etc.)
  • mailagent .rules files
  • JavaScript files
  • VRML files
  • Java MANIFEST files
  • Java property files
  • .mailrc files
  • Solaris/Sys V prototype files
  • Solaris/Sys V pkginfo files
  • C shell alias files
  • MS-Windows INF files
  • MS-Windows INI files
  • MS-Windows Registry files
  • MS-Windows BAT scripts
  • MS-Windows Resource files
  • InstallShield scripts

Google 日本語入力 TechTalk の資料公開

2010-10-23 (土)、Google 主催による「Google 日本語入力 TechTalk」が開かれた。その資料 (スライドと公演のビデオ) が Google Japan ブログ上で公開されている。

特に「Mazc コードリーディング」のスライドとビデオが良い。この公演は説明が早くて、その場に居ても追いきれなかった。こうやって資料を公開してもらえると自分のペースでコードを追えるので、非常に参考になる。開発に興味を持っている人には、Must See でせう。

ref

ぼくの過去記事は下記の通り:

2011-03-03

Apple iPad2 Event

2011-03-03 3:00am (日本時間) から、Apple の iPad2 イベントが開かれた。まさかのスティーブ・ジョブス登場で会場大沸き! iPad2 は黒モデルと白モデルの 2 タイプ。アメリカの発売日は 2011-03-11、日本は 2011-03-25。値段は据え置き。

iPad2

iPad2 は iPad からデザインをー新してきた。より薄く、より軽くなっている。厚さでいえば、iPad が 13.4 mm、iPhone4 が 9.3 mm、そして iPad2 は 8.8 mm。重さは、iPad が 680g (1.5 ポンド) に対して iPad2 が 590g (1.3 ポンド)。

性能は新チップ A5 の採用で大きく向上。A5 はデュアル・コア・チップで、iPad の A4 チップに比べて CPU 的に最大 2 倍、グラフィック性能では最大 9 倍の高速化が期待される。しかもバッテリー消費量は A4 と変わらない。従って、バッテリーも iPad と同じく 10 時間もつ。

新デバイスは 2 つ。

  • ビデオ・カメラ: 前後に 1 つずつ。iPhone4 との FaceTime も可能。
  • ジャイロスコープ

新機能に HDMI 出力。専用のアダプター ($39、別売) が必要になるけれど、iPad2 の画面を HDMI (1080p) で出力できる。この専用アダプターには HDMI 出力とバッテリー入力の端子が付いているので、バッテリー充電しながら動画再生し続けられることになりそう。凄い!

iOS 4.3

iOS 4.3 のリリースは 2011-03-11 (Fri; アメリカ時間)。主な新機能は 4 つ:

  • Safari のパフォーマンス・アップ: JavaScript エンジンの機能向上
  • iTunes Home Sharing: WiFi で iTunes のコンテンツを全て取得できる
  • AirPlay 機能向上: Apple TV に対応
  • Hotspot: iPhone4 のみ対応のパーソナル・ホットスポット (日本は対象外)

また、iOS 4.2 で回転禁止ロックが「ミュート」機能に変わってしまった。iOS 4.3 では、このロックを「回転禁止」か「ミュート」かにユーザーが選べる様になった。

オリジナル・ケース

iPad2 用にオリジナル・ケースが発売される。ケースと言っても全体を覆うものではなく、画面前面に貼り付けるシート・タイプのもの。磁石で iPad2 とくっついている (カバー側面のフック部分が磁石でくっつくと思われる)。ケースには 3 つの折り目がついていて、折り目にそって三角型に畳むことが可能。これはそのまま、iPad2 の (傾けて置くための) 台として使える。しかも、ケースの取り外しで、自動的に iPad2 のスリープが ON/OFF 切り替えられる。恐しい物を作ってきた!!

ケースは標準 $39、革製のみ $69。色は 5 つずつ (標準: 灰・青・緑・オレンジ・ピンク、革: 白、肌色・黒・紺、赤)。

落ち穂拾い

  • 2000 年に売れた iPad は 15M (千五百万) 台
  • iBooks アップデート
  • iMovie アプリ (動画編集): $4.99、2011-03-11 リリース
  • GarageBand アプリ (音楽作成・編集): $4.99、2011-03-11 リリース

あとがき

カバーが良いなぁ。あと、Safari のスピードアップ及び全体のパフォーマンス・アップに期待。iPad (初代) を持っている身としては、WiFi 契約を引き継げれば購入したい所だけれど、ただ今金欠中につき、どう転んでも購入は無理そう。iPad3 買うもんね。

2011-03-02

Kiso Acoustic HB-01 を聞いた

2011-02-17 (Thu)、日本のガレージ・メーカー Kiso Acoustic のスピーカー HB-01 を先日、オーディオ・ショップで聞いてきた。店は新潟の For Music Company (新潟で唯一 Kiso Acoustic の取扱いをしている)。その日は、用事があったので 30 分ほどしか試聴が出来なかったけれど、大まかなイメージは掴めたので感想を書いてみる。

Kiso Acoustic HB-01

Kiso Acoustic は、2009 年頃にお目見えした新進のスピーカー・メーカー。その初号機 HB-01 は、発売当初からオーディオ雑誌に取り上げられ、非常に高い評価を得ている。けれど販売店の数が少なく、実物の音を聞くことが難しい。今回、新潟にプチ帰省したところ、For Music Company が取扱店であることを知ったのでお店にお邪魔した。

HB-01 はブックシェルフ型スピーカー。サイズは 313H x 148W x 224D (mm)。重さは 4.5 kg。意外と小さい。ちなみに、ぼくが昔使っていたブックシェルフ型スピーカー QUAD 11Lは 330H x 190W x 265D (mm)。一回り小さいと言ったところか? 一方、値段は一回り以上も違う。QUAD 11L が 10 万円なのに対して、HB-01 は約 150 万円とのこと。

HB-01 の特徴は、スピーカーを「楽器の様に」鳴らすこと。そのため、中に吸音材を一切使っていない (スピーカー製作には高峰楽器製作所の協力を煽いでいる)。Kiso Acoustic 曰く、リスニング空間でまさに生演奏が奏でられているような豊かな音楽再現を求めているとのこと。これらの特徴って、ぼくが持っている Bösendorfer VC2 の開発思想にそっくり。Bösendorfer スピーカーはトールボーイ型だけど、中に吸音材を使わず、スピーカーを楽器の様に鳴らすタイプのスピーカー。

雑誌の評価が高いということと、自分の持ってるスピーカーと開発思想が似ているということで、一度は音を聞いてみたいスピーカーだと思っていた。

試聴システム

試聴時のオーディオ・システムは以下の通り。

試聴

アキュフェーズの試聴用 CD を聞かせてもらった。音量は、普段部屋でオーディオを鳴らす時と同じくらい。つまり、隣の部屋へ音洩れしない程度の小中音量。

まず、音がとても自然なことに驚かされた。ハイエンド・オーディオ的な音じゃなくって、演奏者がそこに居るかの様な自然な再生音。音場は後ろに広く展開され、音像定位は完璧から一つ退いた感じだけれども全くブレない。分解能が高く、演奏者がどこにいるのかが良く分かる。モニター・スピーカーの様な一つ一つの「音」を追うスピーカーではなくって、「音楽」を楽しむスピーカーだと感じた。

リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」で最初にかかるオルガンの音を聞く。低音がビリビリと来るところだけれど、HB-01 では「ビリビリ」までは来なかった。音が鳴っているのは分かったけれど。

モーツァルトのホルン協奏曲第 1 番は、オーケストラのスケール感、ソロのホルンのニュアンスともに素晴らしかった。スピード感があり、音楽が生き生きとしている。

Side by Side」から採られた「セント・トーマス」では、ピアノのタッチや沈み込む感じの低音を聞くことが出来たし、ベースの音もスピード感・アタック感があって良かった。

総評: ブックシェルフ型の宿命と言うべきか、床をビリビリさせる程の低音の量感は出ない。その代わり、ブックシェルフ型が得意とするスピード感は音楽を楽しくさせてくれる。スケール感の大きさも出色。何より「音楽」を楽しく聞くことの出来るスピーカーだと思った。

試聴を終えて

試聴後、店員さんと少し話をした。以前、この店で聞いた Sonus faber の GUARNERI Memento (定価 175 万円のブックシェルフ型スピーカー) と比べて HB-01 はどうか? という質問。店員さん曰く、「GUARNERI は小さな音でも素晴らしい再生音がする。一方、HB-01 は音量を大きくしてあげないと真価を発揮しない。(ぼくが聞いてた音量より) もっと大きな音で聞くと、もっと凄いですよ」。

つまり、せっかく試聴する機会があったにもかかわらず、ぼくは HB-01 の「本当に良い音」を聞かずに試聴を終えたことになる。それでも十分に良質なスピーカーだと思ったけど、この上があると思うと空恐しい。

ただ、そこまで音量が必要となるとアパート住まいに持ち込むには厳しい。オーディオ・ルームをちゃんと持っている人が、音楽を楽しむための、上級向けブックシェルフ・スピーカーなのかもしれない。

蛇足: For Music Company について

For Music Company は新潟の老舗のオーディオ・ショップで、最初は「関本無線」と名乗っていた。その後、名称変更。2009 年にこの店を訪ねた時、Google Maps には「オーディオ関本」という名前で登録されていた。当時、ウェブ・ページを見た時、既に「For Music Company」という名称があったので、おそらく「オーディオ関本」という名称も一時期使っていただけなのかもしれない。

2009 年度の訪問記は過去エントリーをどうぞ。

2011-03-01

電子書籍市場について

2011 年現在の電子書籍市場について、okano さんが舌鋒を放っている。諸手を挙げて賛成なので引用。

現在の電子書籍市場は製作会社である巨大印刷会社と、流通会社である通信キャリアが囲い込みに必死になっているようです。(中略) この囲い込みこそが、ユーザーに不利益をもたらし、ユーザーを電子書籍市場そのものから遠ざける原因となっているのです。

The Okano Mail: 電子書籍市場の現状と今後 より引用

最近の電子書籍は、ユーザー利益よりも自社利益の追求ばかりが目につく。ぼくも Amazon から Kindle 書籍と、Apple の iBook 書籍と、他のメーカーの電子マンガを買っているけれど、各々仕様が別々で困っている。気がついたら、中古本を大量購入していた。古い本を電子書籍で集めるメリットより、中古の「本」を買う方が「今は」まだ安く使い勝手が良い。

今まだ自社だけの利益や顧客の囲い込みに力を注ぐ時期ではありません。(後略)

電子書籍市場はこれから成長していく市場です。成熟した市場で限られたパイを奪い合っているわけではありません。この市場を成長させるのも芽を摘むのも、黎明期に参入した企業の動向次第であり、彼らにはこの市場を育てていく責任があると考えています。

The Okano Mail: 電子書籍市場の現状と今後 より引用

新刊書を早く読みたい。絶版本を読みたい。読み終えた本を捨てたく (売りたく) ない。こんな本好きな人間を救ってくれるのは電子書籍だと信じている。だから、「ガラパゴス」なんて言って過去に縛られているよりも、新しいオープンで健全な市場開拓をして欲しい。

FM/AM チューナー Marantz ST6003 を買った

先日、実家のアンプが壊れたので Tangent のアンプを購入した。そのついでにラジオ (FM/AM チューナー) も買った。Marantz の ST6003 という機種。Amazon 価格 19,800 円。サイズは 440W x 104.5H x 341D (mm)。

マランツ FM/AMチューナー ST6003-N

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FM/AM チューナーを買った理由

以前使っていた Kenwood の FM/AM チューナー (KENWOOD T-CD1) は、アンプから特自形式のケーブルで電源を取っていた。そのため、Kenwood のアンプ以外からは電源をもらえない。そしてアンプを替えてしまったので、チュナーも使えなくなってしまった。

実家ではまだラジオを聞くことがあるので、アンプの買い替えに合わせてチューナーも買うことになった。

ちなみに、チューナー選定の基準は特にない。安いチューナーをオーディオ・ショップに紹介してもらっただけ。そのうちの一つが Denon でもう一つが Marantz だった。ぼくは Denon より Marantz の音が好きなので Marantz のチューナーにした (BD プレーヤーも Marantz だしね)。Marantz と Denon の性能 etc. を比べて買ったわけではなく、なじみのあるメーカーを選んだと言ってもいい (ごめんね、Denon さん)。

Marantz ST6003

Marantz ST6003 Marantz ST6003 付属品

前に使っていたチューナー (KENWOOD T-CD1) は 20 年以上前のものだったけれど、チューナーの基本的性能はこの 20 年で大きな変化はなかったように思う。変化を感じたのは操作性。列挙すると 3 点:

  • リモコンがついた
  • プリセット機能がついた
  • スリープ・タイマーがついた

アンテナ設置と感想

受信性能が高いのか低いのかは、他機種と比べていないので分からない。

AM アンテナ (ループ・アンテナ) に関しては、KENWOOD T-CD1 がチューナー本体に直付けだったのに対し、Marantz ST6003 は AM アンテナをチューナー本体とケーブルで繋ぐ形式を取っているので、受信感度の良い場所にアンテナを置ける自由度が高くて良かった。

FM の受信には苦労した。付属のケーブルは少し短めで、どこにアンテナを引っ張っても NHK FM が受信できない。Kenwood のチューナーに付属のケーブルの方がアンテナが長く、ST6003 に繋ぐことができたのでこちらを使った。一番受信感度の良かったのは、リビング中央の電灯の下だったけど、流石にそんな空中配線をすることはできないので、それに準ずる形で壁際に寄せてアンテナを設置した。

アンテナに関しては、外部アンテナを使うと良いと聞いたけれど、やり方が分からないのでパス。とりあえず、少々ノイズが入るけど NHK FM の他に FM 2 局が入る様になった。

このアンテナの設置にかかった時間は約 3 時間。最新モデルといえども、「受信」のキモはどこにアンテナを置くかにかかっているのだと痛感した。

2011-02-27

Gmail の Docs Viewer が新たに 12 種類のファイル形式に対応

10 日ほど前のニュースなので遅きに失した感はあるけど、ぼくにとっては Gmail の大きな改善だったのでエントリーにする。

Gmail には Docs Viewer という機能がある。メールに添付されたドキュメント・ファイルを、HTML ファイルに変換してウェブ上で閲覧できる機能。今まで古い Excel や Word のファイルがサポートされていた。「編集」を要しない添付ファイルを確認する場合、Excel や Word を起動せずに中身を見られるのが便利。特にぼくの場合、自宅のマシンには Microsoft Office が入っていないので、この閲覧機能は重宝していた。

この Docs Viewr 機能、対応しているドキュメント・ファイルの種類が少ないのが難点だったけど、今回 12 種類ものファイル形式に新たに対応した。

対応した形式は以下の通り:

  • Microsoft Excel (.xls and .xlsx)
  • Microsoft PowerPoint 2007 / 2010 (.pptx)
  • Apple Pages (.pages)
  • Adobe Illustrator (.ai)
  • Adobe Photoshop (.psd)
  • Autodesk AutoCad (.dxf)
  • Scalable Vector Graphics (.svg)
  • PostScript (.eps, .ps)
  • TrueType (.ttf)
  • XML Paper Specification (.xps)

iPad 等でも利用可能

これらのドキュメント・ファイルを HTML へ変換してくれるということは、ウェブ・ブラウザーさえあれば何でも見られるということ。ということは PC 上のウェブ・ブラウザーだけじゃなくて、iPhone や iPad の Safari (ウェブ・ブラウザー) でもメールに添付された Excel 等のドキュメント・ファイルを閲覧できることを意味する。

実際、iPad の Safari で Gmail にアクセスし、添付ファイル付メールから添付ファイルをタップすると、別タブが開いて中身を閲覧することができた。こういうモバイル環境でも Excel etc. が読めるというのは本当に助かる。

蛇足

Gmail で「添付ファイル付メール」を検索するには「has:attachment」という検索式を使う。

2011-02-26

Tangent EXEO Amp を買った

先日、実家のアンプが壊れてしまった。そこで急遽、新アンプを購入することとなった。購入したアンプはデンマークは Tangent の EXEO Amp。オープン・プライス (Amazon 価格 64,800 円)。サイズは 430W x 92H x 283D (mm)。

タンジェント プリメインアンプTANGENT EXEO-AMP

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選定

5 万円ちょっとで買えるアンプとなると数が絞られる。更に質の高いものとなると数少ない。国内のアンプはどうも音楽が楽しく聞こえない (ぼくの好みだけれども...)。従って、海外のアンプに目を向けることになる。候補として残ったのは Tangent の EXEO Amp と Cambridge Audio(英) の AZUR350A の 2 つだった。どちらもヨーロッパ・サウンドで 10 万円以下のアンプながら音楽性を大事にした製品作りをしている。

Tangent を選んだのは、Exeo AMP に Phono 端子が付いていたため。Phono 端子は LP プレーヤーを接続する時に使う。この端子がない場合、フォノイコライザーという機器を買わないといけない。当然、良いフォノイコライザーを使えば LP が高音質で聞ける。けれど、実家の LP プレーヤーは 1 万円程度の安物だし、LP の数も少ないので、そこまで凝るつもりはない。というわけで、手軽に LP プレーヤーを繋げる Tangent Exeo AMP を選んだ。

設置

Tangent は素敵な箱に入って届いた。

Tangent Exeo Amp

空けると、アンプが布製の袋に包まれていた。この布にも「tangent」のロゴが入ってる。センスがいい。

Tangent Exeo Amp

布からアンプを取り出したところ。上面より。

Tangent Exeo Amp

EXEO Amp の前面:

Tangent Exeo Amp

裏面の入力端子:

Tangent Exeo Amp

Tangent EXEO Amp には、4 つの RCA 入力と 1 つの Phono 入力がある。XLR 入力端子はなし。4 つの入力部には「CDP」「NET」「DAB」「AUX1」と名前が振られている。これは便宜的なもの。ぼくは、次のように設定した。

  • CDP: CD プレーヤー
  • NET: テレビ
  • DAB: BD プレーヤー
  • AUX1: FM/AM チューヤー

ぼくの使い勝手というより、親が使う頻度の高いものから順に繋げた感じ。ちなみに、EXEO Amp の前面にはステレオ入力端子が付いている。これが AUX2 にあたる。PC や iPod をアンプに繋げて音楽を聞く時に使える (ケーブルは付属していないので買わなきゃだけど)。何気に使い勝手が良い。

EXEO のリモコン。ボリューム調整の他、入力切替がボタン操作一つで出来る。

Tangent Exeo Amp

裏面のスピーカー端子:

Tangent Exeo Amp

スピーカー端子は 2 つある。これは 2 種類のスピーカーを繋げられるということ。リモコンで、出力スピーカーを「スピーカー A」「スピーカー B」「スピーカー A+B」「なし」に切り替えられる。スピーカー端子には裸線のスピーカー・ケーブルを接続できる。バナナ・プラグには対応していない模様。残念。バナナ・プラグ対応でした see clmemo@aka: Tangent EXEO Amp はバナナ・プラグ対応 (動画あり)

実家で使っているスピーカーは QUAD 11L で、入力はバイワイヤリングで受けることになっている。バイワイヤリングとは、スピーカー・ケーブル (ワイヤー) が 2 本 (バイ) 必要ということ。スピーカー端子も通常の 2 個ではなく、4 個になっている。普通のスピーカー・ケーブルは入力 1 つ・出力 1 つだから困る。そこで、QUAD はスピーカー端子間を繋ぐジャンパー棒を用意している。片方のスピーカー端子にスピーカー・ケーブルを繋いだら、その電流がジャンパー棒を通してもう片方のスピーカー端子に流れる仕組み。ただし、スピーカーの力を 100% 発揮させることは出来ない。実はバイワイヤー専用のスピーカー・ケーブルというものがある。入力 1 つ・出力 2 つになっているケーブル。当然値段が張る (ぼくも持っているけど、実家に持って帰っていなかったので今回はそのケーブルを使わずジャンパー棒を使用した)。

さて、tangent EXEO Amp の様にスピーカー出力が 2 つあって、「スピーカー A+B」の選択が出来るとこの問題が解決する。普段のスピーカー・ケーブル (シングル・ワイヤー) を 2 本買ってきてあげればいい。アンプのスピーカー端子 A とスピーカーの片方の端子を繋ぎ、そしてアンプのスピーカー端子 B とスピーカーのもう一方の端子を繋ぐ。アンプのスピーカー出力は「スピーカー A+B」にする。これで安いスピーカー・ケーブルでもバイワイヤリングなスピーカーに対応できる。嬉しいね。スピーカー・ケーブルの長さは同じにするのを忘れないこと。

感想

tangent のアンプは素晴らしい。エージング (ならし運転) は 3 時間程で終わった。

上から下までの音の繋がりが自然で、音に力がある。音の定位はピシリとは定まらないものの、音像はちゃんと浮き上がる。どちらかというと、中域に厚みを持たせた感じ。ぼくは QUAD 11L を Primare I30 (定価 30 万円ほど) で鳴らしていたけれど、Primare I30 と同傾向という感想を持った。Primare I30 を低価格で作って、音場が前に展開する様にしたのが tangent EXEO という感じ (Primare I30 は音場が後ろ側に展開する)。

一番重要なのは、音楽が楽しく聞けるようになったこと。tangent EXEO Amp を選んで良かった。

今年の夏には、バイワイヤリング・ケーブルを持って帰るつもり。これで QUAD 11L の本当の力が発揮されることになると思う。もっと楽しく音楽が聞ける様になることを期待して、今から楽しみ。

2011-02-13

実家のアンプが壊れた?!

実家のオーディオ・システムの調子がよろしくない。どうも、右側のスピーカーから音が小さくバランスが悪い。いろいろ調べてみたところ、どうやらアンプの調子がよくないらしい。

調査

調査にはサウンド・チェック用の CD を使った。左チャンネルのみの音源、右チャンネルのみの音源、そして (正しく再生されれば) スピーカーの中央で音が鳴る音源が収録されている。

  1. 普通に再生したところ、左スピーカーの音が大きく、音も中心から左にずれて再生された。
  2. CD プレーヤーからの入力を LR 逆に接続。やはり、左スピーカーの音が大きく、音も中心から左にずれて再生された。
  3. CD プレーヤーの接続を元に戻し、スピーカー・ケーブルを LR 逆に接続。右スピーカーの音が大きく、音は中心から右にずれた。

最初のテストで、まずオーディオ・システムの左右の音量が違うことを確認した。2 つ目のテストで CD プレーヤーに異常がないことを確認した。3 つ目のテストでスピーカーに異常がないことを確認した。また、3 つ目のテストはスピーカー配置による異常でない確認にもなった。

以上の結果から、アンプの調子が悪いと結論した。

このテストの後、アンプのボリュームを 0 にした。電話がかかってきたので、五月蝿いオーディオを静かにしようとしたのだけれど、これが偶然にも良いテストになった。ボリュームが 0 なのに右スピーカーから音が出続けている。ボリュームを大きくしても、右スピーカーの音量はさして変わらない。アンプがおかしいことは明白になった。

アンプの右チャンネルのボリューム調節機能が壊れている。一定の音量しか出ない。

普段、音楽を聞く音量は右スピーカーの音量よりも大きい。当然、左スピーカーの音が大きく聞こえる。ボリュームを調整すると、左右の音量が揃うポイントが見つかった。ただし、右チャンネルの音量は微妙に変化するらしく細やかな音量が必要になる。加えて、そのポイントで聞くと音量が小さすぎる。

アンプについて

アンプのメーカーは KENWOOD。型番は A-CD1。表には KENWOOD Stereo Integrated Amplifier A-CD1 とある。

購入は 20 年近く前のこと。CD プレーヤー、アンプ、カセット・デッキ、チューナーのコンポ・セットとして購入した。オプションとして LP プレーヤーも同時購入した。

Kenwood のアンプ

まず、カセット・デッキが壊れた。次に CD プレーヤーの調子が悪くなった。そこで、まずぼくが使っていたスピーカー QUAD 11L 及びスーパーツィーター muRata ES103A を実家に持って帰って Kenwood のものと交換し、次に CD プレーヤー CEC CD3300R を実家に持って帰った。そして、今回、ついにアンプが壊れてしまった。寿命、かな? 今までよく頑張ってくれたと思う。

閑話休題。

A-CD1 は 4 つの RCA 入力と 1 つの Phono 入力 (LP プレーヤー用の入力) を持つ。スピーカー・ケーブルは写真にある様に、裸線を挿し込みノブを回して固定する。スピーカー・ケーブルに細いものしか使えない点が残念。バナナ・プラグや Y ラグには対応していない。

Kenwood A-CD1 の入力部 Kenwood A-CD1 のスピーカー端子

また、セットで買ったチューナー T-CD1 の電源は、アンプ A-CD1 から専用ケーブルで供給される (写真の 「X-CD1へ接続」から伸びるケーブルがそれ)。この欠点は、アンプを替えるとチューナーの電源供給ができなくなること。アンプの新規購入はチューナーの新規購入とほぼ同義となる。

他に A-CD1 は 7 チャンネルのグラフィック・イコライザー、サラウンド用端子 (更に 2 つのスピーカーを接続できる)、CD プレーヤーやカセット・デッキ用に 2 個のコンセント・プラグを持っている。

今後の予定

本来の予定では、ぼくが新しいプリ・アンプを買った後、今自分が使っているアンプを実家に持って帰る予定だった。けれど、予定より早く実家のアンプは壊れ、また予定よりプリ・アンプ購入の時期は遅れる見込みとなった。

というわけで現在、5, 6 万円前後のアンプ購入を考えている。

2011-02-11

Blogger の「統計」機能で自分をカウントの対象から外す

2010 年 7 月、Blogger in draft に「統計 (アクセス解析)」機能が付いた。

ところで、この「統計」機能。自分自身のブログ・アクセスもカウントしてしまう。なので、例えば古い記事を参考にしようと何度も過去エントリーにアクセスしたりすると、徴妙に統計情報にも「自分自身」のノイズが入る。

解決方法

ダッシュボードから、「統計タブ」をクリックして「サマリー」を表示。右カラムに「自分のページビューを追跡しない」というリンクがあるのでこれをクリックする。そうすると、今、使っているブラウザーは「統計」の対象から外される。

Blogger - No Count

この機能は「ブラウザー」ごとに設定する必要があるので、もし複数のブラウザーを使っている場合は、複数回同じ作業をする必要がある。