10 日ほど前のニュースなので遅きに失した感はあるけど、ぼくにとっては Gmail の大きな改善だったのでエントリーにする。
Gmail には Docs Viewer という機能がある。メールに添付されたドキュメント・ファイルを、HTML ファイルに変換してウェブ上で閲覧できる機能。今まで古い Excel や Word のファイルがサポートされていた。「編集」を要しない添付ファイルを確認する場合、Excel や Word を起動せずに中身を見られるのが便利。特にぼくの場合、自宅のマシンには Microsoft Office が入っていないので、この閲覧機能は重宝していた。
この Docs Viewr 機能、対応しているドキュメント・ファイルの種類が少ないのが難点だったけど、今回 12 種類ものファイル形式に新たに対応した。
対応した形式は以下の通り:
- Microsoft Excel (.xls and .xlsx)
- Microsoft PowerPoint 2007 / 2010 (.pptx)
- Apple Pages (.pages)
- Adobe Illustrator (.ai)
- Adobe Photoshop (.psd)
- Autodesk AutoCad (.dxf)
- Scalable Vector Graphics (.svg)
- PostScript (.eps, .ps)
- TrueType (.ttf)
- XML Paper Specification (.xps)
iPad 等でも利用可能
これらのドキュメント・ファイルを HTML へ変換してくれるということは、ウェブ・ブラウザーさえあれば何でも見られるということ。ということは PC 上のウェブ・ブラウザーだけじゃなくて、iPhone や iPad の Safari (ウェブ・ブラウザー) でもメールに添付された Excel 等のドキュメント・ファイルを閲覧できることを意味する。
実際、iPad の Safari で Gmail にアクセスし、添付ファイル付メールから添付ファイルをタップすると、別タブが開いて中身を閲覧することができた。こういうモバイル環境でも Excel etc. が読めるというのは本当に助かる。
蛇足
Gmail で「添付ファイル付メール」を検索するには「has:attachment」という検索式を使う。
No comments:
Post a Comment