オンライン読書記録サービス「読書メーター」が一周年を迎えた (2009-05-21: おめでとう!)。このサービスについて、clmemo@aka で取り上げたことはなかった。せっかくなので、これを期に紹介エントリーを書いてみる。
世にオンライン蔵書サービスは多い。例えば、ブクログとか本棚.orgとか。海外系だと LibraryThingなんかもそう。
「読書メーター」も一種のオンライン蔵書サービス。このサービスが他のオンライン本棚と大きく違うのは、「持っている本を登録する」ことじゃなくて、「読んだ本を記録する」ことに主眼を置いている点。この目の付け所は素晴らしい。というのは、ぼくもオンライン蔵書サービスのアカウントをいくつか持っているけれど、サービスを使っているには最初の数週間位いだったから。サービスを使わなくなったのは、新しい本を「登録」するのが手間だから。ところが、これを「読書」という作業と結び付けると、面白いやうに「登録作業」がやりたくなった。
「読書メーター」では、「読みたい本 (まだ買ってない本)」、「積読本 (買ったけど読んでない本)」、「読んでいる本」、「読み終わった本」の 4 つのカテゴリーで本を管理できる。このカテゴリー分けも良く出来ていて、「読みたい本」は購入予定や図書館で借りたいと思っている本のリストとしても使えるし、積読本登録は買ったのに読んでない本を思い出させてくれる。
カテゴリーの変更も簡単。「読みたい本」を買ったら「積読本」に変更し、読み始めたら「読んでいる本」にして、最後に「読んだ本」に設定する。この「本」のステータスが変わっていく様は、まるで GTD でタスクを「プロジェクト」から「今すぐやること」にして「完了」する作業のよう。やっててとても楽しい。もちろん、「読みたい本」等に本を登録せず、いきなり「読んだ本」を設定しても OK。
「読み終わった本」にはコメントが入れられる。ちょっとした感想を残しておける。このコメントは Twitter と連携が出来る。また、二回目、三回目を読んだ場合は「再読した本に追加」できるなど、サービスに隙がない。
かうして本を登録していくと、グラフを作成しくれる。このグラフを見るのも楽しい。
個人的には、読み終わった本が「自分の本」なのか「図書館から借りた本」なのか、もしくは「友達から借りた本」なのかをカテゴライズできたりすると嬉しいかな。
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