2007-10-31

Gmail で「アーカイブして次の会話へ移動」するキーボード・ショートカット

Gmail でメールを読んでいる時、「今読んでいる Covnersation (会話) をアーカイブ」して「次の Conversation に移る」といふことをしたいことがよくある。これらの操作を行なうには、y o と連打する。つまり y キーでアーカイブして、(自動的に inbox に戻るので) o でメールを開く。この操作は、キーボードを二回打たないといけないし、一旦 inbox に戻るから表示に時間を取られて、面倒この上ない。

そこで、新しいキーボード・ショートカットが加わった。

]
アーカイブして新しい Covnversation へ
[
アーカイブして古い Covnversation へ

一手間で二つの操作を行なってくれるので、使い勝手が良さそう。

なお、このキーボード・ショートカットは、Gmail の新バージョンで提供される機能。(ほとんどの人は 2007-10-31 現在さふだと思ふけど) 古い Gmail を使っている人達は、このキーを押しても何も起こらない。「待て、そして希望せよ」。

新キーボード・ショートカット

Gmail の新バージョンでは、この他にもいくつかキーボード・ショートカットが追加される。ヘルプ・ページからの引用になるけれども、紹介しませう。

Shift + i
メッセージを既読にする
Shift + u
メッセージを未読にする
z
アンドゥ (Undo)
Shift + n
現在の Conversation をアップデートする

ref

Gmail 新バージョンへ順次移行中

ここ最近、ブログ界で Gmail の新バージョンが出るとのが絶えない。この件で、Google が公式ブログでエントリーを出した。噂は本当で、Gmail は新バージョンは近日公開とのこと。

So recently the Gmail team has been working on a structural code change that we'll be rolling out to Firefox 2 and IE 7 users over the coming weeks (with other browsers to follow).

(最近、Gmail チームは構造的なコードの変更を行っている。我々は Firefox 2 と IE 7 のユーザーに対して、(その新コードを) 提供してゆく。それ以外のブラウザーは少し待ってね)

Official Gmail Blog: Code changes to prepare Gmail for the future より引用

Google Operating System によると、既に新バージョンに移行しているユーザーもいる。

悔しいことに、ぼくの Gmail はまだ新バージョンになっていない。これから数週間かけて、少しずつ移行を行なっていくんでせう。新バージョンが少しでも早く見たい方は、Firefox 2 か IE 7 を使っているといいらしい。

新バージョンは何が変わる?

ぼくの Gmail は、まだ新バージョンになっていないので、細かいことは分からない。なので無難に、Official Gmail Blog の言葉を引用しませう。

You won't notice too many differences to start with, but we're using a new model that enables us to iterate faster and share components

(新バージョンを) 使い始めても、大きく変わったとは思われないでしょう。実は、我々は高速かつコンポーネントの共有を可能にする 新しい モデルを使っているのです。

Official Gmail Blog: Code changes to prepare Gmail for the future より引用

つまり、見た目の変化は少なく、内部コードを刷新した感じ。メリットは二つ。一つは動作スピードが向上すること。もう一つは各種コンポーネントの共有化が進むこと。おそらく、他の Google アプリケーションとの連携がより強化されるんでせう (むしろ、そのための下地作りかな?)

他に新機能として挙げられているのは、以下の通り。

  • 連絡帳 (Contact Manager) が新しくなる
  • 閲覧中のメッセージからフィルターが作れる
  • Gmail Chat のプロフィール写真を Picasa Web Albums から選べる
  • ブラウザーの「戻る」「進む」ボタンが使えるようになる

とても面白そう。早くぼくの Gmail も新バージョンに移行しないかと、気を揉み中!

2007-10-29

Mac OS X Leopard: X と Last.fm の競合

Mac OS X v10.5 Leopard で、X ターミナルを使おうとすると、フォーカスが移る不具合が出た。X ターミナルをクリックしてフォーカスをあて、いざコマンドを入力しようとすると、フォーカスが他に移ってしまう。コマンドが入力できないと、Mac の UNIX 系コマンドがほぼ全滅してしまうので困る。特に、このブログを書くのも X 上の Emacs を使っているから、X が使えなくなるのは困った。

原因は Last.fm。Last.fm 用のアプリは、Leopard にまだ対応していない。よくは分からないけれど、Last.fm アプリをアンインストールすると、問題は起こらなくなった。

Last.fm には、一日も早く Leopard 用のアプリを提供して欲しい。

2007-10-28

Mac OS X 10.5 Leopard をインストールした

2007-10-26 に Mac OS X の最新バージョン (コードネーム: Leopard) がリリースされた。アップル・ストアで予約しておいたので、家に帰ると宅配便で Leopard が届いていた。

Apple Store(Japan)

インストールは、0 時位いから開始。

まず、ソフトウェア・アップデートで最新のアップデートを確認して、その後再起動。それから、Mac OS X v.10.5 の DVD ディスクを入れて、Leopard をインストールした。

といっても、同梱されてた冊子「Welcome to Leopard」に従って、「インストール先の選択 (デフォールトのまま「続ける」)」と「インストールの概要 (インストール・ボタンをクリック)」でボタンを押すだけ。あとは、コンピューターが勝手にインストールを進めてくれる。ぼくはその脇で、「Welcome to Leopard」を読むだけ。だいたい 2〜3 時間でインストールは終了した。

ぼくは、バックアップも取らずにアップグレードを実行したけれど、本当はバックアップを取ってクリーン・インストールする方が安全だったらしい。特にカスタマイズしまくりの人は注意だとか。細かいことは、次のサイトをご覧あれ。

インストールを終えて

Leopard になってまず目を引くのが、画面の上と下。まず上のメニューバーが半透明になった。スタイリッシュでいい感じ。そして下のドック。鏡面仕立てで、ドックの少し上にあるアプリが映って見える。そして使ってるアプリの下にスポットライトが点くようになった。無駄に藝が細かい!

そんな新機能が、全部で 300 超。詳細はアップルのサイトで確認できる。

clmemo@aka でも、First Look と Spaces のエントリーを書くつもりなので、お楽しみに。

2007-10-27

Blogger にアクセス制限をかけるとフィードが生成されない

Blogger には、投稿者・閲覧者を制限する機能がある。ブログの投稿者は、普通、ブログを作っている人がなるものだけど、Blogger では他のユーザーも記事をポストすることが出来る。これをチーム・ブログという。もう一つ、(閲覧目的の) アクセスを制限する機能がある。ブログの閲覧者を「全てのユーザー」「選択したユーザーのみ」「ブログの投稿者 (チーム・ブログのメンバー) のみ」の何れかに設定することができる。

「チーム・ブログ」と「アクセス制限」の設定は、Blogger 設定画面の「許可」タブから行なえる。

Blogger Settings - Permission

フィードが生成されない!

さて、チーム・ブログはいいとして、アクセス制限の方には一つ問題がある。それは、「ブログの閲覧ユーザー」を制定すると「フィード」が生成されなくなるといふこと。

アクセス制限をかけて、フィードにアクセスする。すると、

User does not have permission to read this blog.

(ユーザーは、このブログを読むための許可を取っていません)

とのエラー画面が表示される。

ちなみに、「サイト フィード」の設定でフィード配信を OFF にしている場合、エラー・メッセージが違う:

The feed specified by http://www.blogger.com/feeds/**/comments/full is not enabled

(http://〜 で指定されたフィードは使われていません)

閑話休題。フィードにアクセスできないと、フィードを利用したサービスが受けられなくなる。具体的には、こんな不具合が起きる:

  • フィード・リーダーを使って、新着記事を読むことが出来ない。
  • 「最近のコメント」を付けられない。
  • ブログ内検索機能が動かない。
  • 特定の記事のコメント追跡が出来ない。

この件について、Google Groups で検索をかけると、Blogger Help Group でいくつものディスカッションがヒットする。例えば、こちらは 2006-12-31 のポスト。

そして、解決策は何も上がっていない。ユーザーとしては、Blogger 側が何かしら対応してくれることを願うばかり。

あとがき

本エントリーを書くきっかけは、

で「最近のコメントが付けられない」とのコメントを頂いたこと (Thasks: Eri さん)。解決策が出ていないのは心苦しい限りだけど、他にも困ってる人がいるかもしれないと思って、エントリーにした。

もし、よい案があればコメント下さい。

2007-10-25

明日は Mac OS X 10.5 Leopard のリリース日: Google のツールはほぼ対応済?

ついに明日は、Mac OS X 10.5 Leopard の発売日。Apple Store の予約開始日に予約をしたから、明日家に帰れば Leopard の入った宅配便が届いているんじゃないかと、今からワクワクしてしまう。

Apple Store(Japan)

さて、OS がバージョン・アップするとなったら、気になるのはサードパーティー・ソフトウェアの対応状況。Google に目を向けてみると...

Google Applications for Mac

今日、Google Desktop for Mac がバージョン 1.3 にアップデートされた。もちろん、Leopard への対応がメイン。もし、Google Desktop をアップデートする前に Leopard へバージョン・アップした場合は、一旦 Google Desktop をアンインストールしてから、改めて最新の Google Desktop をインストールし直して欲しいとのこと。

また Google は公式ブログで、Google Desktop 以外のツール (Notifier, Picasa Web Albums Uploader, SketchUp, Earth, Blogger Dashboard Widgets) 全てが Leopard への移行に問題がないと報告した。

どうやら、Google Desktop 以外のアップデートさえ忘れなければスムーズに行きそう。もし、何かしら不具合が見つかっても、Google 製品には Google Updater というツールがあるから、アップデートの手間がかからない。ありがたいね。

2007-10-24

ONKYO C200 をもらった

昨日、友達からオンキョーの CD プレーヤー「ONKYO C200」を譲り受けた。

表示器が壊れていて、文字が一部表示されない。「曲のスキップ」が時々スキップし過ぎる。友達は、かふいった状態で中古品屋から購入。価格は 3,000 円。それから何年 (?) か使って、CD トレイの開閉にガタがきている。最近は更に、ドライブの回転音も大きくなっていた。

そして先日、友達は、新しい CD プレーヤーを手に入れた。「型落ちだけど要る?」と聞かれて、ぼくは首を縦に振ったといふわけ。

新しいシステム

今まで、CD プレーヤーには MATRIC の PCD-2008 か Mac Book を使っていた。PCD-2008 は、2,000 円ちょっとで買ったポータブル CD プレーヤーで、先日 KENWOOD のポータブル・オーディオと聴き比べをしたら、ポータブル・オーディオに入れてる mp3 の方が音が良かったといふ位い低品質なもの。Mac Book は、それよりましだけど、iTunes から CD を聴くと、ドライブ音が気になる。

そこに ONKYO C200 が手に入った。ぼくの AV システムはグレード・アップを果たした。現在のシステムは次の通り。

  • CD プレーヤー: ONKYO C200
  • アクティブ・スピーカー: ONKYO GX-70AX

早速、手元のディスクを取り出して試聴。選んだのは、ぼくの大好きなギーゼキングのモーツァルト。ピアノ・ソナタ 14 番 K.457 (1936 年 9 月録音)。

Walter Gieseking 2

元のシステムがひどいものだったから、まともな CD プレーヤーに切り替えるだけで、すごく音が変わる。特にポータブル CD プレーヤー時代と比べて、音の解像度が上がった。今までモゴモゴいってた感じの音が、クリアに聞こえるやうになった。ギーゼキングの強弱表現、音色の響きが鮮明になった。古い録音が、生まれ変わったかのよう。たまらない。

あとがき

新しいオーディオ・システムは、音がいい。だけども、かけた音楽を last.fm にトラックすることができない。これは、最近のオーディオ・システム全般に言えること。

もう少し、オーディオ業界とネット業界が歩み寄ってくれないものか。

2007-10-23

coComment にログインできない

最近、コメント・トラッキング・サービス coComment がバージョン・アップした。おそらく、本国のサービス (coComment.com) で試験公開されていたバージョン 2.0 が、日本版でも使えるやうになったといふことなんでせう。

それはともかく、coComment にログインが出来なくなってしまってる。coComment のぼくのアカウント・ページはあるのに、ログインが出来ない。

もともと、日本版 coComment は Saaf ID を使ってログインする仕様。ところが、Saaf ID にサイン・オンして coComment にアクセスすると coComment の「登録」画面に飛ばされてしまう。「ユーザー名」の入力を促されるので、適当にユーザー名を振ると「このEメールアドレスはすでにユーザー登録されています」と返される。さて、どうしたものか。

なんか、日本版 coComment と coComment.com が統合してるっぽいので、もしかしたらそこら辺で不具合が起きてるのかもしれない。早く直ってくれるといいな。

2007-10-21

ソフトウェア開発試験を受けて来た

今日、日本工学院八王子専門学校でソフトウェア開発技術者試験を受けて来た。随分前に申し込みをして、受験票が届くまでその存在を忘れてた。直前、前回ぼっこぼこにされた SQL の勉強だけはやり直しただけで、再挑戦。

午後の問題は、アルゴリズムの問題が中心で、そこそこ出来た。心配だった SQL の問題も、それほど難しいものは出ずに安心。むしろ、午前の問題が難しかった。沢山、知らないことを聞かれたような気がする。これは勉強不足が響いたのかなぁ。

ちなみに、前回の試験は午後 I でやられてた。点数は以下の通り。

  • 午前: 650 点
  • 午後 I: 560 点

合格基準は、午前、午後 I、午後 II いずれも 600 点。

今回は、さて、どうかしらん。

ref

2007-10-19

Google Docs モバイルがリリース

Google Docs のモバイル版がリリースされた。

手持ちの DoCoMo SH902i で早速、ログイン。

iMode ブラウザーは、いつもの通りクッキーが ON でないと言われてログイン出来ず。

フルブラウザーからは問題なくログイン出来た。

モバイル版 Google Docs

Google Docs for mobile は、閲覧がメイン。編集は出来ない。見られるのは、ドキュメントと表計算。プレゼンは「Not available for view」(見られない) とのこと。

ドキュメントは、一旦 HTML に変換したものを表示しているっぽい。文章を読むだけなら、下手な HTML サイトを見るよりも早いかもしれない。

問題は表計算。あのスプレッド・シートは表示されない。まずシートの「列」が 1 列だけ表示される。ユーザーは、そこから隣の列に表示部分を移すか、「行」を選んで表示させるかを選ぶ。例えば、ぼくはサントラのデータベースを Google Spreadsheets で作っていて、一列目に公開年、二列目にサントラの英語タイトルを書いている。この場合、デフォールトで表示されるのは、公開年の一覧だけ。隣の列に移ると、「サントラの英語タイトル」だけが表示される。また、5 行目を選ぶと、「2001」「Mouline Rouge」という風に、一行だけの情報が表示される。はっきり行って、見づらい。

Google Operating System によると、iPhone ユーザーなら、スプレッド・シートがちゃんと表示されるのだとか。

表計算に限れば制限が多いけれど、Google Docs に保存したデータに携帯からアクセスできるのは、いざという時に役に立つかもしれない。

2007-10-17

MacOS X Leopard (v.10.5) 予約開始 - 発売は 2007-10-26 (Fri)

MacOS X の最新バージョン 10.5。いわゆる Leopard の予約がアップル・ストアで開始。発売日は、2007-10-26 (Fri) 午後 6 時とのこと。

10月26日(金)午後6時より、直営店のApple Storeおよびアップル製品取扱店にて販売開始 (中略)、アップルのオンラインストアでは本日より、予約販売を開始する

アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に出荷 より引用

早速、予約ボタンをポチッと押してしまった。価格は、14,800 円 (送料・税込)。

Apple Store(Japan)

Amazon では、まだ予約可能になってない。

あとがき

ぼくが Leopard に一番期待しているのは、Spaces といふ機能。

アプリケーションのグループを作ってそれらを瞬時に切り替えることができる直感的な新機能のSpaces

アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に出荷 より引用

だけど Apple の説明は不明瞭。これを読んでも、どんな機能かよく分かんないよ。Linux における Work Space (仮想デスクトップ機能) と同じといふ話はよく聞くんだけど...

Spaces の他にも 3D の Dock だとか、全てのファイルをバージョン管理してしまう TimeMachine 機能だとか、Leopard は楽しそう。早くいじってみたいなぁ。

Picasa Web Albums Uploader for Mac バージョン 1.1.0 リリース

MacOS から Picasa Web Albums に写真をアップロードするツール「Picasa Web Albums Uploader for Mac」のバージョン 1.1 がリリースされた。

Google Updater を使ってる人なら、自動的にダウンロード & インストールが実行されるはず。

バージョン 1.1 の大きな変更点は、iPhoto '08 に対応したことだとか。ぼくは、iPhoto '08 を買ってないので、不便はしてなかった。早々にアップデートされた方々には朗報かしらん。

それから、iPhoto からのアップロードで、写真の「キーワード」を Picasa Web Albums の「タグ」に変換する機能も付いた。アップロードする写真を選択して、メニューから「ファイル」>「書き出し」>「Picasa Web」タブを選び、「Make Picasa Web Album tags from iPhoto keywords」にチェックを入れる。

その他の違いとして、Google はアップロード API の変更を挙げている。今までは、Picasa Uploader 独自の API だったものを、Google Data API に変更したのだとか。先のタグ付加機能も、Google Data API を使うことで実現できたことらしい。

2007-10-16

Gmail 6 GB を目指す?

Gmail の容量を見てみたら、3 GB を越えていた。現在、3.3 GB。つい先日まで 2.8 GB だったのに、500 MB も増えてる。

どうやら Google Japan Blog で書かれてた、Gmail の大幅容量増大計画の一貫らしい。

Google は、(中略) さらなる容量拡大を無料で提供することを決定しました。皆様の Gmail の容量をご覧いただければ、すでに容量が拡大し始めていることにお気づきになるでしょう。

Google Japan Blog: Gmail保存容量、大幅拡大のお知らせ より引用

Google Operating System が握んだリーク情報 (?) によると、

  1. 2007-10-23 に 4321 MB
  2. 2008-01-04 に 6283 MB
  3. 以降 3.3 MB/日 ずつ増量

といふ感じに増えていくんだそう。一体、どこまで増え続けるのやら。

2007-10-15

Google Desktop for Linux バージョン 1.1 Beta リリース

Linux 向け Google Desktop のバージョン 1.1 Beta がリリースされた。

配布方式は、バージョン 1.0 と同じ: rpm と deb パッケージ。インストール方法、システム要件も前バージョンと変わらない。詳しいことは、前記事を参照のこと。

主な改良点は四つ。

一つ目は、サポートする画像形式が増えたこと。加えて、検索結果に表示するサムネイルの質も上がったらしい。

二つ目は、アプリケーションの起動が「Ctrl + Ctrl」から出来るやうになったこと。ぼくの使ってる Ubuntu では、/usr/share/applications/ 以下のアプリ情報を使って、アプリケーションを起動していた。他のディストリビューションでは、どうなるのかは分からない。

三つ目は、ホット・キー (Ctrl + Ctrl) のカスタマイズ機能。Mac 同様、他のキーに割り振ることが出来る。

四つ目は、Microsoft Office ドキュメントのサポート。Linux で Microsoft Office ドキュメントを好んで作成する人は少ないけれど、他の Windows ユーザーから Microsoft Office ドキュメントを送り付けられることはよくある。かういふ迷惑なドキュメントも Google Desktop で検索できるやうになった。助かる。

あとがき

今回の新機能のなかで、一番嬉しいのはホット・キーからの「アプリケーションの起動」。ぼくは、ほとんどコマンド・ラインからアプリを起動しているのだけど、そのためにはターミナル・ソフトにフォーカスを移す必要がある。Picasa (写真管理ソフト) とか Totem (DVD ビデオ・プレーヤー) を起動するのに、コマンド・ラインは必須でないから、ホット・キーの良さが出る。特にこの手のソフトは、Unix の中でリラックス・モードな時に使うツールなので、気軽に起動できる手軽さは良い。

2007-10-14

MBT シューズが届いた

2007-10-04 に参加した「MBT ブロガーミーティング」のモニター品が、昨日の午前中に届いた。ブログ検索してみると、他の参加者の方々もエントリーも書いている。どうやら昨日がモニター品の到着日だったらしい。土日を使って、MBT シューズの感想エントリーを書いて欲しいという狙いなのかな。

Casual 01 narrow

MBT のモニター品は、「Casual 01 narrow」。サイズは UK 表示で 6.5。日本だと 25.2 cm 相当。このサイズは、「MBT ブロガーミーティング」で試し履きした時に測った。

モニター品以外に箱に入っていたのは 4 品。

  • 「使用上のご注意」
  • MBT ご愛用者登録カード (葉書)
  • DVD「Your first steps with Masai Barefoot Technology」
  • DVD「MBT エクササイズ」

登録カードには、「販売店名」の記入欄があった。これは販売店で買ったものじゃないんで、困った。一応、「MBT ブロガーミーティングのモニター商品」と書いたけどね。あと、アンケート欄にあった「現在取り組んでいるスポーツは」 う〜ん。「水泳」。数あるスポーツの中で、靴を履かない水泳。ああ、ごめんなさい。

二枚入ってた DVD のうち、「Your〜」の方は MBT の開発本社が作ってる DVD。両面にデータが記録されていて、表面が PAL、裏面が NTSC。PAL/NTSC は記録方式のこと。日本や北米は NTSC が主流。欧州は PAL 方式。ビデオの内容は、MBT のプロモーション。約 18 分。MBT の基本を知りたければ、チャプター 2 だけ見ればいいでせう。

MBT の利用者としては、もう一方の「MBT エクササイズ」の方が重要。こっちは約 30 分。MBT の履き方がコマーシャルなしで説明されてる。MBT を使った立ち方から歩き方。ジョギングのやり方に、坂道の上がり方/下だり方、階段の上り下り。初めて MBT を使い始めた人に、後半のジョギングの話なんかは要らないので、まずは最初の 15 分を見るべきかな。ぼくはこれを見ながら、家の中で MBT を履いちゃった。

初 MBT

MBT の最初の体験は、近くのファミレスまで。MBT で歩くときは、普段より爪先を上げる。それで歩くと、脛の筋肉を使う。ぼくはここの筋肉が弱い。すぐに筋肉がはって来た。

MBT を初めて使う人は、最初、筋肉痛になったりするらしい。MBT ブロガーミーティングでも、トレーナーの人は、一日 15 分位いを数回から始めるといい、なんて言っていた。通勤に使うには厳しそう。会社は座りっぱなしの仕事だから、会社の中で履き替えて使ってみやうかな。

モニタープログラムの参加要件

最後に、このエントリーは「モニタープログラムを通じたレビュー」であることを書き添えておく。ただし、当エントリーを書くにあたって、何ら対価を得るものではない。一応、ブロガーミーティングを開いた AMN 側から「モニタープログラムの参加要件」といふものが出ている。誤解のないやうに、こちらの参加要件を全文引用しませう。

  • MBT を実際に普段の生活でご利用下さい。
  • モニタープログラム中に最低一回はブログへの記事執筆、もしくは下記アンケートフォームへのご記入をお願いします。(可能であれば、最初に履いてみた際の率直な印 1 ヶ月以上継続利用した後にあらためて感想を再度書いていただければ幸いです。)
  • ブログには、モニタープログラムを通じたレビューであることを明記して下さい。(記事には、製品利用の率直な感想や、今後のご要望等を正直に書いていただければ結構です。)

ちなみに、この「モニタープログラムの参加要件」はアンケート用紙に書かれていた。これは拙いね。アンケートを提出したら、参加要件が手元に残らないじゃないか! まぁ、さふなることを予想して写真に撮っておいたんだけど。きっと他の参加者達は、参加要件のことなんか忘れてる。これは AMN 側の不手際。ちゃんと参加者の手元に残るやうにしなくっちゃ! (若しくは、モニター品送付のタイミングでメールを送るとかね)

2007-10-11

EVANGELION Music Mug

Music Mug SEELE

エヴァンゲリオンが大好き。

だから、Eva Store でミュージック・マグに一目惚れしちゃった。そして注文。今日、届いた。

取扱注意

Evangelion Store Tape

エヴァ・ストアで製品を買うと、ダンボールまでエヴァ仕様だった。ネルフのマーク入り! それより目を引くのが、赤と黒のガムテープ。あのエヴァのロゴで、「取扱注意」って書いてある。やばい。欲しい。というか、売ってるし。物欲と誘惑が多すぎる。。。

Music Mug

ミュージック・マグは、取手のないマグカップに、ゼーレ (SEELE) のロゴがあしらわれている。カップの中からイヤホン・ジャックが一本出ているので、そこに iPod なんかを繋ぐ。すると、カップの裏底から音が鳴る。繋いだ iPod をマグの中に入れておけば、ちょっとしたインテリアに変身。

Music Mug inside

回りの人にこのミュージック・マグを見せて、最初に聞かれるのは「中にお茶 (コーヒー、紅茶、etc...) は入れられるのか?」ということだった。ミュージック・マグの底にはスポンジが敷いてあって、そこからイヤホン・ジャックが飛び出てる。防水加工は、きっとされてない。マグ・カップとして使うことは出来なさそう (試してないけど)。あくまでデザイン家電として促えるべきだと思う。

ミュージック・マグのスペックは以下の通り:

  • W84, H115, D84 mm
  • 陶器製
  • モノラル・スピーカー
  • 接続コード 25 cm
  • 定格入力 1.5 W

ボリューム調整機能は持たない。iPod 側でボリュームを調整する。

スピーカーは、電源の要らないパッシブ・タイプ。パッシブ・スピーカーというよりも、ヘッドフォンの音が鳴が部分をマグカップに取り付けたもの、と言う方が良いかも。言い換えれば、コンセントに繋がなくていいということ。言い換えれば、持ち運び自由ということ。言い換えれば、ピクニックでも音を鳴らせるということ (音は小さいかもしれないけれど)。

音質を求めるならアクティブ・スピーカーの方がおススメ。でも、エヴァが好きだったり、携帯性を重視するなら、このミュージック・マグはいい。

ちなみに、黒色でネルフ・ロゴ モデルもある。ぼくは、Mac Book (白) の色に合わせて、白 (SEELE ロゴ) を買ったけどね。

2007-10-10

MBT ブロガーミーティングに参加した その二

の続き。今回は、セミナーの内容などを紹介しませう。

セミナーは、19:00 始まりの 21:00 閉め。約二時間。会場に入ると、インストラクターの人達が待ちかまえていて、いきなり MBT シューズを履かされる。実は参加登録の時に、靴のサイズを書いていた。結果、参加者全員分の MBT シューズが用意されていたわけ。

MBT のシューズは踵がなくて、安定を取りにくい。立つこと、歩くこと。人生で気にもかけてなかったことに、嫌でも注意が払われる。それが MBT の狙い。MBT のシューズを履いて一番安定するのは、正しい姿勢の時。正しい立ち姿勢というのは、頭を背骨の上に乗っけて、骨で支える感じなんださう。これを分解すると

  • 足は肩幅に開き
  • 爪先はほぼ正面
  • おしりをキュッと引き締め
  • 下腹を引っ込めて
  • 胸は斜め上に釣り上げられる感じで
  • 顎を引く

となる。頭から足まで一直線になっていればいいらしい。回りの人に見てもらうか、鏡でチェック。

正しい姿勢で立てたら、そのまま姿勢を崩さず歩く。コツは

  • 脚を持ち上げない
  • 歩幅は小さく
  • 踵から着地
  • 重心を足の外側に
  • 足の指はそって (開いて)
  • 小指に向かって重心を移動する感じ

正しい姿勢で足を前に出すと、もう一方の足が自然と「次の一歩」を踏み出してくれる。MBT の人は、これを「反射的」と表現してらっしゃった。

さて、MBT の靴を履けば、正しい姿勢が身につくわけじゃない。確かに MBT シューズは、この正しい姿勢を作るための手助けをしてくれる。だけど、まずはユーザーが「正しい姿勢」を知らないといけない。「正しい歩き方」を知らないといけない。そうでないと、靴は「正しい姿勢」に矯正しやうとしているのに、人は「間違った姿勢」で歩くことになる。そんなことをすれば、逆に足を痛めてしまう。

だから、MBT シューズは通販をしてないんださうな。MBT シューズを買う時は、店頭で店員が靴の履き方、立ち方、歩き方を指導して、それから売る。

まぁ、そんなわけで、セミナー会場に着いたら個別に立ち方・歩き方を教わってた。ぼくは出来の悪い生徒で、全くもって「正し姿勢で立つ」ことが出来なかった。油断すると、すぐ体がダラッとしちゃう。猫背になって、足がハの字の開く。正しい立ち姿勢って、意外に難かしい。

セミナー

「靴」のセミナーといふことで、個別指導 (?) に大きく時間を取って、セミナー本体が始まったのは 19:30。上に書いたことを、分かり易く、説明して下さった。「正しい姿勢で歩くと、上下移動が少なくなるので、ペットボトルを頭の上に乗っけて...」なんてことも。ビデオは、ululun さんのところにある。

この後、参加者全員で歩き方を教わって、質問タイムがあって、「正しい姿勢の座り方」や「椅子から立ち上がる方法」も教えてもらった。それで気がつくともう九時。あっという間の二時間だった。

セミナーの最後には、自分の履いた靴のサイズを確認。後日、モニターとして製品が送られてくるらしい。届いたら、またエントリーを上げませう。

2007-10-05

MBT ブロガーミーティングに参加した その一

宣言通り、MBT ブロガーミーティングに参加した。

書きたいことは沢山あるので、エントリーを複数回に分ける。今回は、MBT の概要と「何故、MBT ブロガーミーティングに参加したのか?」について。

MBT について

MBT はマサイ・ベアフット・テクノロジー (Masai Barefoot Technology) の略で、靴のブランド名。靴底を、逆に不安定にさせることで、正しい筋肉の使い方や姿勢を獲得するといふ、一種のエクササイズ的な製品。開発者はスイス人技術者のカール・ミュラー。最初の製品が出て既に 10 年。エバニュー (日本の代理店) が取り扱い始めて、4 年とのこと。

MBT ブロガーミーティングに魅了された理由

前のエントリーにも書いたけど、ぼくは足幅が広い。

ぼくは足幅が広い方。持ってる靴は、全部、幅 EEE か 4E。おかげで靴選びの幅は狭くなり、色々と困ってる。

clmemo@aka: MBT ブロガーミーティングに参加申込した より引用

そのせいで靴選びには、デザインよりも履き心地や機能性に重きを置いている。

また、数年前に足の裏に「いぼ」が出来た。これは皮膚科に行って、液体窒素で冷した棒を押しつけウィルスを殺す治療をしたのだけど、成果が出ず、結局麻酔を打って切除した。それから、いぼのあった部分をかばうように歩くなったようで、膝に負担がかかるようになった。つい最近など、歩いていて膝に痛みが走ったので、危機感を持っている。

最後に、ここのところ「太った?」と言われる事が増えた。しかもダイエットにはことごとく失敗している。手軽に出来るエクササイズ・シューズに興味が出るのは、まぁ、しょうがない。

以上が、ぼくが MBT ブロガーミーティングに参加申込した理由。

次のエントリーでは、ブロガーミーティングの内容と MBT を履いてみての感想を書きませう。

2007-10-03

Mark'Shedule の一年を振り返って

去年の 12 月に、Mark'Schedule という手帳を買った。

以下、購入当時のエントリーを振り返りながら、感想と次の手帳へのコメントを加えてみる。

表紙

ぼくの買った mark'schedule の表紙は、厚紙で出来てて固かった (厚紙でない Mark'schedule もあった)。

表紙は厚紙で出来ていて、下敷の役割を果たす。表紙の隅は金属が付いていて、ヘタれるのを防いでいる。ただし、この表紙の固さが一年間保つかどうかは徴妙。ITO-YA の見本は、多くの人が触ったせいか固めの表紙がボロボロになっていた。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ノート自体がそれ程大きくないので、持ち運びが利く。自然、机の上以主で書くことが多くなる。立ったままだとか、膝の上で書くとか。不安定な状態で予定を追加する時、表紙が固いとブレずに書けてイイ。思ってた以上に、固い表紙の効果は大きかった。

気にしていた表紙のヘタれ具合は、それほど気にならなかった。もちろん使い始めに比べると、柔らかくなった。書く時に、少し不安定さがある。でも我慢出来ない程じゃない。伊藤屋でボロボロになってた表紙ほどにはヘタれなかった。とはいえ、より丈夫な表紙にしてくれるともっと嬉しいな。

綴じ方

手帳は計 224 ページ。8 ページの小冊子を 28 個束ねて出来ている。この 8 ページ単位というのがミソで、手帳を閉じる力がとても弱くなっている。おかげで、どのページでも開いたままにしておける。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

Mark'schedule の綴じ方は、手帳を開いたままにしておける他に、もう一つ利点があった。それは手帳を開くと、綴じ部分が平らになること。手帳の綴じてる部分の近くでも、紙が盛り上がらない。だから書き易い。この手帳は、綴じの部分に「水曜日」と「木曜日」が来るのだけれど、予定を追加する時スムーズに書けて良かった。

ゴム・バンド

鞄などに入れた時に手帳が開いてしまいそうで不安になる。そこは、裏表紙に付いているゴム・バンドで、手帳を閉じることが可能。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ゴム・バンドのおかげで、不要な時に手帳を閉じておくことが出来た。手帳は、割と乱暴に鞄へ入れたりするので、無駄に開かないゴム・バンドは重宝する。

一点だけ気に入らなかったのは、表紙補強用に隅に付けられた金具。これがゴム・バンドに引っかかる。手帳を早く開きたい時、このロスにはイライラした。もっと、表紙自体の固さを増して、補強なしで使えると良かった。

見開きの年間スケジュール

見開きで一年間の予定が見渡せて便利。ぼくはこの年間スケジュールに、セミナーの日程やオフ会等の大きなイベントを書き込んだ。あと、映画を見に行った日とかも。一年を通じての、頻度やペースが分かっていい。予定を書くというより、後で見直して確認する方によく使った。

月間スケジュール

可も不可もなく...

基本、週休二日なので、土曜日が黒字なのは嫌だった。つい、土曜日を金曜日と間違えちゃう。土曜日は「休み」なんだから、日曜日と同じ赤字で書いてて欲しかった。

週間スケジュール

Mark'schedule

スケジュールは、朝 8 時から 23 時まで記入できる。ただし、上下に空白があるので、実質 7 時から 24 時までの予定を書けそう。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

夜行性 (?) なもので、最大 24 時まで書けたのは便利だった。というか、18 時過ぎの予定の方が多いってのは... 生活習慣が乱れてる :p 欲を言えば、24 時間スケジュールが欲しい。

サイドバーのメモ欄

左サイドバーが週全体のメモ欄になっている。サイドバーの上に、その月の月カレンダーが、下側に翌月の月カレンダー表示される。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ページ左端にあった小さなフリー・スペースは良かった。ここに、その週の内に使う電車の路線検索結果や、お昼に電話しなくちゃいけない相手の電話番号 (大抵、昼しかやってないサポート・センターの電話番号だったりする)、銀行振込の振込先、セミナー会場の住所 (道に迷った上に目的地が Google Maps で検索出来ないとき重宝) なんかを書いた。こういった情報は、他のメモ帳に書いとくと、後でもう一度使おうとする時紛失している (か見つけられない)。スケジュールに関連付けて書いておけば、先週○○に行く時に使った路線は... とかいう風に、検索性が上がる。

ミシン目

スケジュール帳の下の隅には、ミシン目が入ってる。週が終われば、これを切り取る。ページ隅に指を置いて手帳を開けば、最新のページを開くことができる。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ページを開くのに、これほど便利なことはない。紐のしおりなんかとは比べものにならない。同じ方法は、本を読む時にはやれない。本が、もったいなくて! 手帳だからこそ出来る工夫。

Rhodia と同じで、あのピリピリと切り取る感触がクセになる。ミシン目がない場合、自分でページ端を千切ればいい。ミシン目がある場合の快感は味わえないけれど。

あとがき

感想はこんな感じ。来年の手帳にも、Mark'schedule を使いたいと思ふ。だけど、カタログを見てみをと、固い表紙バージョンの Mark'schedule が来年度はなさそうな予感。もし、さふだと、困るなぁ。