Linux 向け Google Desktop のバージョン 1.1 Beta がリリースされた。
配布方式は、バージョン 1.0 と同じ: rpm と deb パッケージ。インストール方法、システム要件も前バージョンと変わらない。詳しいことは、前記事を参照のこと。
主な改良点は四つ。
一つ目は、サポートする画像形式が増えたこと。加えて、検索結果に表示するサムネイルの質も上がったらしい。
二つ目は、アプリケーションの起動が「Ctrl + Ctrl」から出来るやうになったこと。ぼくの使ってる Ubuntu では、/usr/share/applications/ 以下のアプリ情報を使って、アプリケーションを起動していた。他のディストリビューションでは、どうなるのかは分からない。
三つ目は、ホット・キー (Ctrl + Ctrl) のカスタマイズ機能。Mac 同様、他のキーに割り振ることが出来る。
四つ目は、Microsoft Office ドキュメントのサポート。Linux で Microsoft Office ドキュメントを好んで作成する人は少ないけれど、他の Windows ユーザーから Microsoft Office ドキュメントを送り付けられることはよくある。かういふ迷惑なドキュメントも Google Desktop で検索できるやうになった。助かる。
あとがき
今回の新機能のなかで、一番嬉しいのはホット・キーからの「アプリケーションの起動」。ぼくは、ほとんどコマンド・ラインからアプリを起動しているのだけど、そのためにはターミナル・ソフトにフォーカスを移す必要がある。Picasa (写真管理ソフト) とか Totem (DVD ビデオ・プレーヤー) を起動するのに、コマンド・ラインは必須でないから、ホット・キーの良さが出る。特にこの手のソフトは、Unix の中でリラックス・モードな時に使うツールなので、気軽に起動できる手軽さは良い。
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