分散型バージョン管理システムの一つ、 Bazaar-NG をインストールして使ってる。バージョン 0.0.9 のインストール方法を書こうと思って、 Official Page を見てみたら、最新版は 0.1.1 になってた。何気に細めにアップデートされてるのかしらん。新版の変更点なんかをチェックするのは後回しにして、とりあえずインストールと quick start を書いてみる。ちなみに、分散型バージョン管理システムには他に GNU Arch や darcs がある。
インストール
Bazaar-NG は pure Python なアプリケーション。インストールには、バージョン 2.4 以上の Python が必須。
Bazaar-NG のダウンロード・ページから、Official 最新版 0.1.1 をダウンロードして展開。Python のセットアップ・スクリプトを実行するだけ。
$ tar xzvf bzr-0.1.1.tar.gz $ cd bzr-0.1.1 # python2.4 setup.py install
管理者権限がない場合は、symbolic link を張る。これだけで使えてしまうのも、 Python スクリプトならでは。src を ~/src に展開したとして、これを ~/bin にインストールする場合、次のようにする。
$ ln -s ~/bazaar-0.1.1/bzr ~/bin/bzr
bzr quick start
Bazaar-NG のコマンド名は bzr。チュートリアルには、以下のサイトがとても詳しい。
上記サイトの前では、蛇足以外の何ものでもないけれども、quick start... 手元の freeleaf.js というファイルを登録する場合。
$ ls . .. freeleaf.js $ bzr init ; .bzr ディレクトリーの作成 $ bzr status ; 登録ファイルの確認 $ bzr add -v freeleaf.js ; ファイルをレポジトリーに登録 $ bzr commit -m "initial revision" ; 登録を反映 $ bzr log ; ログを見る。
darcs と同じように、レポジトリーはカレント・ディレクトリーに出来る。 RCS と同じと言った方が早い? darcs, RCS と違うのは、レポジトリー名が . で始まる。つまり隠しファイル。カレント・ディレクトリーで rm -rf * して消える心配がないのは嬉しい (でも一つ上の階層で rm -rf すると、やっぱり消えちゃうんだよね)。
メール・アドレスの設定
bzr は、commiter の名前 (メール・アドレス) を次の順序で調べてる。
- $BZREMAIL
- .bzr/email
- ~/.bzr.conf/email
~/.bzr.conf/email を開いて次のように書いておくとよいかな。
Masayuki Ataka <ataka@foo.com>
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