2012-07-12 (火)、AMN 主催のブロガー養成セミナー「ガジェット記事の書き方」に参加した。2012-05-09 (水) に開催された「コグレ・するぷのプロブロガー養成セミナー」の第二弾。
概要
- 日時: 2012-07-12 (火) 19:30-21:00
- 場所: デジタルハリウッド東京本校 6F セミナールーム
- 参加費用: 無料
- 参加条件: ブログを持っていること
- 参加人数: 約 20 人
イベント・アジェンダ
- ガジェットレビューの書き方プレゼンテーション (登壇者: カイ士伝)
- 会場参加型パネルディスカッション
- Cerevo DASH 開発者ライトニングトーク
- ワークショップ (出展ガジェットを自由に取材)
本セミナーでは、後半よりも前半の方が為になったので、そちらについて詳しく書く。
ちなみに後半は Cerevo DASH の紹介。Cerevo DASH はスタートアップ・ガジェットを支援するサービス。ガジェットを始めとする「物」はある程度大量生産しないと赤字になる。そこで、アイデアを投稿。支援者を募り、目標人数に達したら「入金」、「ガジェットの作成」、「ガジェットの送付」を行なう。この一連のプラットフォームの提供が Cerevo DASH。リスクを最小限にアイデアを形に出来る。
このセミナーでは、まだ製品化されていない Cerevo DASH 出展中のガジェット 3 つのデモ機を見ることができた。一応、簡単な説明だけ。1 つ目は、ネット経由で設定できる目覚まし「Alarm BRICK」、2 つ目は磁石を使って壁を走る Wii/iPhone/Android ラジコン「うおーるぼっと」、3 つ目は無駄にかっこいいヌンチャク系 iPhone ケース「iPhone Trick Cover」。iPhone Trick Cover のデモは大笑いした (一発芸的な意味で!)。
ガジェット記事の書き方
前半は 2 パート。1 つ目はブログ歴 9 年のカイさんによるプレゼンテーション。2 つ目は事前アンケートの質問にカイさんが答える形のパネル・ディスカッション。どちらのパートも、ガジェットの書き方について語っているので、まとめて書いてしまう。
ガジェット記事のポイントは?
製品の説明にだけ終始していてはダメ。体験談にまで踏み込んで書くこと。使ってみてここが気に入ったとか、使い勝手が悪かったけどこうなれば良いな... とか。悪い点について書くことも重要。記事に真実味が出る。
メーカーにリンクを張るようにすると良い。
写真はなるべく入れる。大きな写真を小さくする時は、「シャープ」というフィルターをかけるとボヤッとするのが解決する。
写真について
ブログで書く順番に写真を撮っておくと、効率よく記事を書くことができる。
前の話と少し矛盾するけれども、写真にはこだわり過ぎないこと。例えば三脚を用意する時間があったら、記事をもっと書け! と。
写真の加工には Paint.NET が便利とのこと。Windows 用かな?
写真は Flickr に上げる (ぼくは簡単な写真の加工だったら、Flickr のフォトレタッチ機能を使ってる)。
Flickr2Tag という Google Chrome 拡張が便利 (今度、使ってみたらレビューしてみよ)。
カイさんの書き方
- 思いついたところから書く (最初から書こうとしない)
- (予め写真を貼っておき) 写真にコメントを付ける形で書いていくことも
- 主観点な意見を書く、ネガティブなことも書く
- (○○が出来ないと書く前に) 説明書も読んでおきたい
- タイトルは最後につける
読者向けか、自分向けか? と聞かれれば「自分向け」。じゃないと楽しくない!
タイトルは記事の中身が伝わる様に書く。というのも、最近ははてなブックマークや Twitter などからブログに入って来ることが多い。こういう場合、タイトルがモノを言うので、大袈裟にならない程度でしっかりと内容の伝わるタイトルを書きたい。
クオリティーについて
専門用語の説明をちゃんと入れる。
参加者から、対象読者のレベルを変えない、という意見も出た。
ぼくは、仮想読者を一人を設定して彼向けに記事を書いている。ただし、テーマによって仮想読者を変更することもある。うちのブログの場合だと、オーディオ系の記事はマニアックなものになっているものもある。
人によってここは意見が別れそう。
写真について
一眼かコンデジかスマートフォンか? 参加者でも利用しているカメラは別れた。写真は奥が深く、これだけで一つのブロガー・イベントが出来てしまう。というか、そういうブロガー・イベントをやってみたい...
宣伝にならない記事
自分が使ってみて、良かったのかどうか。体験を重視して記事を書く。
ガジェットに機能がてんこ盛りなら、本当に好きな機能だけ書く。一点突破で自分の好きなこと!
ガジェット記事を書くのは疲れる
会場でアンケート。皆、疲れると感じているとのこと。
ぼくも疲れると思っている一人なので、皆、同じ様に思っていると知って少し安心した。
必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意
コグレマサト するぷ
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