2009-08-23

WISH2009 に参加した

2009-09-21 (Fri)、AMN 主催のイベント WISH2009 にサポーターとして参加した。WISH2009 がどんなイベントかというこは、過去記事を参照して頂くとして、当日の様子を書いてみる。

参加者には、サポーター (ブロガーや Twitter で WISH2009 を応援する人) と一般参加者の二種類がある。どちらも事前予約が必要だったのだけど、ネット上の声を受けて「当日参加者」も急遽受け入れることになった。

開場は 18:30。会場の前方は、三人がけの机が 4 列で並ぶ。後方には椅子。この椅子は、当日参加者のためのものと思われる。正式な参加人数は分からないけれど、400 人近くが WISH2009 に参加した模様。19:00 過ぎにイベント開始。この時点で、ほぼ満席になっていた。

イベント

事前にウェブで告知があった通り、プレゼンター 14 社がプレゼンを行なう。一社あたりの持ち時間は 6 分。その後、プレゼンターの交代準備をしている間に、司会がプレゼンに対する補足説明を行なう。この補足説明には「ウィッシュ」と呼ばれる一言コメントがあって面白かった。

「ウィッシュ」とは、プレゼンで紹介したサービスについて、プレゼンター自身が認識している課題や願いを書くというもの。「サーバーが弱い」「Python スクリプトを書く人が欲しい」「事業化に興味のある人は...」「是非サービスを応援して欲しい」等々のコメントが入っている。司会者はこの「ウィッシュ」を読み上げて、プレゼン同士の間 (ま) をコントロールするといふわけ。

プレゼンターの交代って、この手のプレゼンでは「完璧なスムーズさ」を目指して失敗しているケースがある。そこに完璧さを持たせず、プレゼン時間を短くして「本来プレゼンの一部に入れる部分」を司会者が担当する、というアイデアは秀免。一種のルーズさが、プレゼン時間のコントロール成功への要因になっていた。また、「ウィッシュ」に面白いことを書く人もいて、準備の時間も笑い声が飛びかい、イベント全体が和かになった。

イベント全体を見ると、人数を読み誤ったり、マイクが不通になったり、発表者の順番が入れ替わったり、と反省することも多かったかもしれない。でも来年 WISH2010 をやるなら、悪い点を 0 にするより、良い点をもっと伸ばすイベントにして欲しいと思った。

プレゼン

特に印象の残ったプレゼンを 4 つだけコメント。

ソニー銀行。大企業中の大企業。実は大企業の中でベンチャー的なアイデアを育てるのは難しい。だから AMN は応援したい。そういう趣旨で選出されたらしい。ただ、ソニー銀行のサービスは、完成度が高すぎたと思う。もっと小さなサービスに WISH2009 の席を譲っても良かったのではないか? WISH2009 にはそぐわなかったと思う。WISH2009 でプレゼンするのではなく単独のブロガー・イベントを開いて欲しいと思った唯一のサービス。後で書く。

ドレスファイル・オンラインクローゼット。服を倉庫に保存して、ネットから確認できるやうにするサービス。オンラインと服を繋ぐというアイデア。普段使わない服を保存するのに便利そう。服の郵送先を旅行先や出張先に出来るのがイイ。

Cerevo。ネット家電を作る会社。最初の商品が今年秋に出る (予定)。商品の良し悪しが使い勝手一つで変わってしまう家電だけに、ネット系のアイデアが盛り込まれた商品には期待大。

100SHIKI。神プレゼンだった。

WISH2009

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