Google Spreadsheets がアップデートした。今回の目玉新機能は、Autofill。
Autofill は、Excel でもお馴染みの機能。1, 2, と連続したセルを囲んで、右下にある小さな青印をドラッグすると、4, 5, 6... といふ風に数を補完入力してくれるもの。Google Spreadsheets では、次の Autofill もサポートしている。
- 等差数列 (2, 4, 8...)
- 月の名前 (Jan, Feb, Mar...)
- 週の名前 (Mon, Tue, Wed...)
連続した数や、ID 番号、時間割やカレンダーを作る時に便利。Google Spreadsheets の最近の変更の中では、グラフ作成についで、嬉しいアップデート。
落ち穂拾い
その他のアップデートも、小粒 (?) ながらピリリとしてる。五つ紹介しませう。
一つ目はソートバー。カラムのソートが一発で出来るといふ代物。ソート方法は、「A -> Z」と「Z -> A」の二種類。それから、このソートバーにはヘッダーを作る機能もある。つまり、ソートバーより上の行を固定ができる。大きなテーブルで、ヘッダー部分が見えなくて編集しずらい場合に便利。ソートバーはドラッグして動かすことも出来る。これはアイデアだね。
二つ目は簡易和計算機能。セルを囲むと、領域内の数字を自動合算 (和をとって)、表の右下に表示する機能。これは Excel にもあったかな。
三つ目は、複数の人と同時にシートを編集している時に、他の人がどのセルを編集しているか教えてくれる機能。第三者が編集しているセルは、枠の色が違って表示されるといふ。ぼくは Google Spreadsheets を共同編集したことはないので、この機能がどう見えるのか確かめてない。想像するだけで楽しさふだけど :p
四つ目は、Google Spreadsheets の閲覧がほとんどのモダン・ブラウザーでサポートされたこと。Safari や Opera でも、Google Spreadsheets が開ける。ただし、編集はまだ無理。まぁ、Safari や Opera の人達にとって、朗報といへば朗報なのかしらん。
五つ目は、外部データ (xml, HTML, csv, tsv, RSS, Atom) を取り込む新関数の提供。関数は次の通り。
- =importXML("URL","query")
- XML/HTML ファイルの取り込み。query は XPath で指定。
- =importData("URL")
- CSV/TSV ファイルの取り込み。
- =importHTML("URL","list",index), =importHTML("URL","table",index)
- HTML ファイル内のリスト or テーブルの取り込み。
- =importFeed("URL",query,headers,numitems)
- RSS/Atom フィードの取り込み。
解説は下記を参照のこと (英語だけど ^^;)。気が向いたら、この機能の解説を書くかも。
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