以前 JavaScript で生成した HTML コードを見る方法を firefox 限定で紹介して、IE で同じことはできないものかと書いた。そしたら、MOONGIFT さんがトラックバックを下さった。ありがとうございます。
彼らのコメントを纏めると、こうなる。
- IE 自体に JavaScript で生成した HTML コードを見る機能はない。
- タグ・ブラウザー unDonut に、選択部分のコード表示機能がある (by MOONGIFT さん)。
- タグ・ブラウザー Sleipnir にも、同様の機能がある (by Climber さん & MOONGIFT さん)。
というわけで、お二方の支持を受けた Sleipnir を試してみた。
Sleipnir 2.0 beta3
Sleipnir は丁度 version 2.0 のベータ版が出ていた。新らし物好きとしては試さずにいられない。Sleipnir は HTML レンダリング・エンジンとして、IE コンポーネントと Gecko を切り替えられるらしい。Gecko は firefox で利用されている。今回欲しいのは IE と同じ出力なので、Gecko エンジンには拘らない。
インストールは簡単で、公式ホームページにあるインストーラー版をダウンロードして実行するだけ。IE の設定を引き継ぐことができるので、すぐに使える。
機能豊富なようだけれども、まずは範囲を指定して HTML のソースを見てみる。firefox だと右クリックでできたけど、Sleipnir ではメニューの [表示] から「選択範囲のソースを見る」を選ぶ。すると、凶悪なことに Word が起ち上がった (なんてこった!)。これはメニューから [ツール]->[インターネット・オプション]->[プログラム] と辿って、「HTML エディター」を Word 以外のもの (Notepad しか見つからなかったけど...) に変えればいい。JavaScript で生成したコードも見れた。
しかし、見えなくもある。
ただし、この機能、firefox ほど完璧ではないように見える。今回、生成されてるはずのコードは
<span id="foo" onclick="function(){bar();}">hogehoge...
なのに、Sleipnir で見ると
<span id="foo">hogehoge...
onclick 属性が抜けてしまった (firefox なら、もちろん大丈夫)。でも、hogehoge をクリックすると、関数 bar は呼ばれてる。この onclick は span_node.setAttribute('onclick','function(){bar();}');
のように設定したのだけど、それが拙いのかな? なんか IE は setAttribute 系と相性が悪そうだし。それとも、Sleipnir のバグだろうか。うーん、ドツボに嵌って行く感じ。
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