2015-07-22

週刊アスキーの立川シネマシティ「極上爆音上映」の記事が面白い!

週刊アスキーに 1 万文字に及ぶ長編で東京・立川のシネコン「シネマシティ」の記事が載った。1994 年に日本で最も「音が良い」映画館として「シネマシティ」をオープン。2004 年には更なる音の高みを目指した 2 号館「シネマ・ツー」をオープン。音にこだわったシネコンとして有名。記事は遠山武志企画室長へのインタビューとして構成されていて、シネマシティのこだわりや企画を紹介している。

シネマシティは好きな映画館だけれども、ぼくの知らないエピソードも多く紹介されていた。「THIS IS IT」の「ライブスタイル上映」で終演後、灯かりを消して「SMILE」(チャップリン作曲、マイケル・ジャクソンによるカバーが「HISTORY」に収録されている) を流したとか、シネコン系の作品 (ギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」!) を時代に先がけて積極的に上映したとか。知ってたら、その上映にも行きたかった!!

あとは、一番小さな劇場のレンタル料が 15,000 円 (一万五千円) とか、Amazon を参考にしてウェブ予約のキャンセルを簡単に出来るようにしたとか。知らなかったなぁ。

井出祐昭

記事中、「シネマ・ツー」の「KIC リアルサウンド」の紹介ビデオに「著名な音響家」として井出祐昭氏が登場している。井出氏の名前は表立って出てこないけれど、記事中にある専門家・音響家は井出氏のことを指しているんじゃないかな?

過去記事でも取り上げたけど、井出氏がシネマ・ツーに手を倍した事案は、氏自身の著作「見えないデザイン」(pp.132-147) に詳しい。シネマ・ツーのスピーカー配置、吸音のさせ方、スピーカーの選択などが本記事より少し詳しく書かれている。興味があれば、こちらもどうぞ。

そういえば最近映画館に足を運んでいない。行きたいなぁ!

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