2014-12-26

筆王2003からはがきデザインキット2015へ連絡帳をインポートする

起動が亀の様な歩みで進み、Google Chrome の起動には数分待たされ、アプリを数個起ち上げていると常にディスク・スワップしまくる、Windows XP 搭載の PC で毎年、年賀状を作るのが辛くなってきた。はがき作成アプリも、12 年前から最新へと移行するのはかなり厳しい。

なんとか連絡帳データは CSV 形式でインポートすることができたけど、一筋縄じゃいかなかったので変換用スクリプトを書いた (EmacsLisp で)。一応、Gist に上げておいたので紹介する。

筆王で出力した CSV ファイルを Emacs で開き、リージョンを指定して M-x fudeo2hagaki-design-convert-addressbook を実行する。

データは次の順にならんでいることを前提にしてある。

  1. 名前 (姓と名は空白区切り)
  2. ふりがな (姓と名は空白区切り)
  3. 郵便番号
  4. 住所 1
  5. 住所 2
  6. 住所 3
  7. 会社名
  8. 部署名
  9. 役職
  10. 連名 1
  11. 連名 2
  12. 連名 3

使用上の注意。

筆王 2003 の CSV は Shift_JIS で出力されるので utf-8 に事前に変換すること。Shift_JIS の機種依存文字がある場合は変換に失敗するので、予め消すか代替文字に置き換えること。

「名前」と「ふりがな」は姓と名が空白で区切られていること。区切られていないと、カラム数が足りなくなる。

「住所 1」は都道府県名を含むこと。ないと、カラム数が 1 つ足りなくなる。

いくらか手作業で修正が必要になることもあるかと思うけど、一回だけの作業なのでそこまでスクリプトを作り込んでない。ま、参考程度にどうぞ。

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