2011-05-17

オーディオ・オフ会 なお&トラさん邸訪問 (第 3 回)

前回の訪問から約半年経過。2011-05-16なお&トラさん邸に三度お邪魔した。今回は、けろさんも参加。三人での音楽を楽しんだ。

メイン・システムの音

初めて訪問した時、なお&トラさんはスピーカーをダイヤトーンの 2S-3003 に変更されたばかりだったと伺っている。当時を振り返ると、ぼくはベタ誉めをしている。

  • ゆったり。聞き疲れしない。柔らかい音
  • 音像定位が明確
  • 音の分解能が高い
  • 響きも絶妙
  • 音に雑味がない

しかし、当人のなお&トラさんにとっては及第点に達していなかった。その後、スピーカーのネットワークを変更。そして二度目の訪問へのお誘いがあった。音を聞けば、大きな変化!

  • ゆったり系からモニター系の音に変化 (絵から写真に変わったかの様!)
  • 奥行きを感じさせる

それから半年。また色々と手を入れたらしい。一番のポイントは、サブ・システムで使っていたパワー・アンプをメイン・システムに導入したこと。実はサブで使っていたアンプの方が良かったらしい。

それは、お宅の扉を開けた時から気がついた。玄関にオーディオ・ルームで流れている音楽が洩れてくる。この時点で、「ヤバイ音だ」と感じた。ヤバイと言うのは、自分家のオーディオを鳴らすとその差にガックリきてしまう、というレベル。年に一回か二回、ヤバいオーディオ・システムと遭遇する。その内の一回が、昨日だった。

オーディオ・ルームに入るとかかっていたのは、ドビュッシーのチェロ・ソナタ。チェロは Reiner Hochmuth、ピアノは Horst Göbel。どちらも知らない人。ドビュッシーのチェロ・ソナタも、実はほとんど聞いたことがない。初めてづくしの曲だったけれども、分かることがある。スピーカーの存在を感じさせない

以前との比較を言えば、初回の印象よりも音の響きが抑え目になったかもしれない。二回目の印象と比べると、モニター系の「切れる」様な音でなくなった。ただ、そんな違いを論じるのは、今回の音を聞けば無意味に近い。スピーカーの存在を気にしなくなり、そこに音楽があるという感覚。ハイファットがスティックで叩かれ揺れるさま、ベースが弾かれて弦が震えて低音が唸るさまを感じることができる。ボーカルを聞けば、目の前で歌っているかのよう。こういうレベルに達すると、音像定位や分解能なんてゴチャゴチャ言うのは野暮というもの。

サブ・システム

途中、サブ・システムで CD も聞かせてもらったが、こちらは調子が悪かった模様。

あとがき

本当に良い音を聞かせてもらった。そして、家に帰ってガックリ。やっぱり、ぼくのオーディオ・システムではなお&トラさんのメイン・システムには届かない。良い音を出していると思うけど、なお&トラさんのメイン・システムに比べると、音が団子の様に固まりがち。細やかなニュアンスが聞き取れない。

その上、なお&トラさんは更なる上を目指すとのこと。むう、それは困る。困るんだけれど、またお邪魔させて下さい :p

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2 comments:

  1. こんにちは。
    少しずつですが、私が求めている音創りに近づきつつあります。
    3回お越しいただきましたが、その変化が分かり私もとても参考になりました。
    また近々お越しください。

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  2. nao さん、こんにちは。
    まだ、求めている音には到達していないのですね。凄いです。
    今のところ、自由な身なので nao さんの召喚があれば、何時でも伺いますよ ;)

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