2011-05-25、W3C で作成されている HTML5 の仕様がついに「Last Call (最終草案)」となった。また HTML5 に関連する 5 つの仕様も Last Call となった。Last Call となった仕様は以下の通り:
- HTML5
- HTML+RDFa 1.1
- HTML Microdata
- HTML Canvas 2D Context
- Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents
- HTML5: Techniques for providing useful text alternatives
情報源はこちら:
- Last Call: W3C Invites Broad Review of HTML5 and Five Related Specifications
- HTML5、W3C で Last Call (最終草案) へ | WWW WATCH
- HTML5がLast Callに | Web標準Blog | ミツエーリンクス
また、これに伴い「HTML5 differences from HTML4」も更新されている。これは羽田野さんの日本語訳版が既に出ている。
今後の動き
W3C は「勧告」をもって仕様の決定とする。勧告までの流れは次の通り:
- 草案 (Working Draft)
- 最終草案 (Last Call Working Draft)
- 勧告候補 (Candidate Recommendation)
- 勧告案 (Proposed Recommendation)
- 勧告 (Recommendation)
これからは最終草案のレビューに専念。上手くいけば勧告候補。ダメだったら草案にさし戻されるのかな?
あとがき
とりあえず、最終草案が出た。これから HTML5 の大きな変更はない... らしいんだけど、不穏な噂もチラホラ。少し不安は抱えつつも、HTML5 を使う側・実装する側としては良いニュースと喜んだらいいんでせう。
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