2007-10-03

Mark'Shedule の一年を振り返って

去年の 12 月に、Mark'Schedule という手帳を買った。

以下、購入当時のエントリーを振り返りながら、感想と次の手帳へのコメントを加えてみる。

表紙

ぼくの買った mark'schedule の表紙は、厚紙で出来てて固かった (厚紙でない Mark'schedule もあった)。

表紙は厚紙で出来ていて、下敷の役割を果たす。表紙の隅は金属が付いていて、ヘタれるのを防いでいる。ただし、この表紙の固さが一年間保つかどうかは徴妙。ITO-YA の見本は、多くの人が触ったせいか固めの表紙がボロボロになっていた。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ノート自体がそれ程大きくないので、持ち運びが利く。自然、机の上以主で書くことが多くなる。立ったままだとか、膝の上で書くとか。不安定な状態で予定を追加する時、表紙が固いとブレずに書けてイイ。思ってた以上に、固い表紙の効果は大きかった。

気にしていた表紙のヘタれ具合は、それほど気にならなかった。もちろん使い始めに比べると、柔らかくなった。書く時に、少し不安定さがある。でも我慢出来ない程じゃない。伊藤屋でボロボロになってた表紙ほどにはヘタれなかった。とはいえ、より丈夫な表紙にしてくれるともっと嬉しいな。

綴じ方

手帳は計 224 ページ。8 ページの小冊子を 28 個束ねて出来ている。この 8 ページ単位というのがミソで、手帳を閉じる力がとても弱くなっている。おかげで、どのページでも開いたままにしておける。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

Mark'schedule の綴じ方は、手帳を開いたままにしておける他に、もう一つ利点があった。それは手帳を開くと、綴じ部分が平らになること。手帳の綴じてる部分の近くでも、紙が盛り上がらない。だから書き易い。この手帳は、綴じの部分に「水曜日」と「木曜日」が来るのだけれど、予定を追加する時スムーズに書けて良かった。

ゴム・バンド

鞄などに入れた時に手帳が開いてしまいそうで不安になる。そこは、裏表紙に付いているゴム・バンドで、手帳を閉じることが可能。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ゴム・バンドのおかげで、不要な時に手帳を閉じておくことが出来た。手帳は、割と乱暴に鞄へ入れたりするので、無駄に開かないゴム・バンドは重宝する。

一点だけ気に入らなかったのは、表紙補強用に隅に付けられた金具。これがゴム・バンドに引っかかる。手帳を早く開きたい時、このロスにはイライラした。もっと、表紙自体の固さを増して、補強なしで使えると良かった。

見開きの年間スケジュール

見開きで一年間の予定が見渡せて便利。ぼくはこの年間スケジュールに、セミナーの日程やオフ会等の大きなイベントを書き込んだ。あと、映画を見に行った日とかも。一年を通じての、頻度やペースが分かっていい。予定を書くというより、後で見直して確認する方によく使った。

月間スケジュール

可も不可もなく...

基本、週休二日なので、土曜日が黒字なのは嫌だった。つい、土曜日を金曜日と間違えちゃう。土曜日は「休み」なんだから、日曜日と同じ赤字で書いてて欲しかった。

週間スケジュール

Mark'schedule

スケジュールは、朝 8 時から 23 時まで記入できる。ただし、上下に空白があるので、実質 7 時から 24 時までの予定を書けそう。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

夜行性 (?) なもので、最大 24 時まで書けたのは便利だった。というか、18 時過ぎの予定の方が多いってのは... 生活習慣が乱れてる :p 欲を言えば、24 時間スケジュールが欲しい。

サイドバーのメモ欄

左サイドバーが週全体のメモ欄になっている。サイドバーの上に、その月の月カレンダーが、下側に翌月の月カレンダー表示される。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ページ左端にあった小さなフリー・スペースは良かった。ここに、その週の内に使う電車の路線検索結果や、お昼に電話しなくちゃいけない相手の電話番号 (大抵、昼しかやってないサポート・センターの電話番号だったりする)、銀行振込の振込先、セミナー会場の住所 (道に迷った上に目的地が Google Maps で検索出来ないとき重宝) なんかを書いた。こういった情報は、他のメモ帳に書いとくと、後でもう一度使おうとする時紛失している (か見つけられない)。スケジュールに関連付けて書いておけば、先週○○に行く時に使った路線は... とかいう風に、検索性が上がる。

ミシン目

スケジュール帳の下の隅には、ミシン目が入ってる。週が終われば、これを切り取る。ページ隅に指を置いて手帳を開けば、最新のページを開くことができる。

clmemo@aka: Mark'schedule を買った より引用

ページを開くのに、これほど便利なことはない。紐のしおりなんかとは比べものにならない。同じ方法は、本を読む時にはやれない。本が、もったいなくて! 手帳だからこそ出来る工夫。

Rhodia と同じで、あのピリピリと切り取る感触がクセになる。ミシン目がない場合、自分でページ端を千切ればいい。ミシン目がある場合の快感は味わえないけれど。

あとがき

感想はこんな感じ。来年の手帳にも、Mark'schedule を使いたいと思ふ。だけど、カタログを見てみをと、固い表紙バージョンの Mark'schedule が来年度はなさそうな予感。もし、さふだと、困るなぁ。

8 comments:

  1. ちょっとフォーマットは違いますが、堅い表紙にエラスティックバンドなら Moleskine を使いましょう。

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  2. Hit さん、こんにちは。

    Moleskine。う〜ん。いいんですけど、あのフォーマットが私には上級すぎです。申し訳ない。でも、今度、手帳じゃなくてノートとして Moleskine を買おうと思ってます。初 Moleskine を買ったら、また記事にしますね。

    ※最近、書きかけ放置エントリーが多いです (;_;)。実は既に Hightide という手帳を買っていて、そのエントリーを書き途中です。完成させ次第、アップしますね。

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  3. @aka さん、もう新しい手帳を買ったんですね。 Moleskine は万年筆で書くとその良さが際立ちます。

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  4. > @aka さん、もう新しい手帳を買ったんですね。

    はい。Hit さんには、せっかくコメントを頂いたのに、申し訳ないです。

    > Moleskine は万年筆で書くとその良さが際立ちます。

    ああ。一日も早く Moleskine を買わそうという魂胆ですね! そんなに言われたら、欲しくなっちゃうじゃないですか ;)

    ちなみに (これも書き途中エントリーで止まっているのですが)、現在、愛用しているのは 4 色ボールペンの Lamy 2000 です。万年筆は、もう少し大人になってから :p

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  5. Lamy のボールペンもいいとききますね。私は Waterman に満足しているのでボールペンはそれ以上手を出していません。それにノック式よりも回転式が好みなもので。

    惜しむらくは Lamy も Waterman も事実上の業界標準の Parker 型リフィルではないという点ですね。

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  6. Waterman は寡聞にして知りませんでした。万年筆を最初に作ったブランドなのですね。

    > 惜しむらくは Lamy も Waterman も事実上の業界標準の Parker 型リフィルではないという点ですね。

    確かに。

    ※ Moleskin Plain Large を買いました。Hit さんに背中を押されたような気がします ;)

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  7. 祝 Moleskine!

    Large にしたんですね。私は持ち歩くから Pocket ばかりです。

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  8. ちょっと大きめのノートが欲しかったので。Pocket も、今使ってる小さな手帳を使い切ったら、買うかも ;)

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