日の当たってない場所を暗くする世界地図として、以前 Site Meter (アクセス解析サービス) の地図を紹介した (ref. SiteMeter に Night and Day!)。今回記事にするのは、Google Maps とのマッシュアップで、同様の機能を単独で提供するサービス。
百式さんは、このサービスの紹介に
「今何時だろう？」というときはその問いを別のものに置き換えてみたらもっと効率よく答えを見つけ出すことができるかもしれない。
と書いておられる。なるほど。地図を見れば、昼か夜かは一目瞭然。正確な時間を調べるには timeanddate.com
が有用だけど、アバウトな時間でよいなら DaylightMap は十分役に立ちそう。複数の場所 (アメリカとイギリスと日本とか) の様子も
オプションについて
デフォールトでは、現在時刻の様子を 5 分置きに refresh している。日時を指定するには、地図右にある「Options」というバーをクリック。オプション用のカラムが現れるので、「Date/Time Shown」から「Specific Date and Time」を選んで日時・タイムゾーンを指定する。
また、「Options」の「Map Markers」から、任意の場所にマーカーを打つことができる。マーカーは「マウスでクリック (by Map Click)」「住所から [US/Canada only] (by Address)」「緯度・経度指定 (by Lantitude/Longitude)」の三つから選べる。打ったマーカーをクリックすると、吹き出しが出てきて、その場所の「緯度・経度」「ローカル時間」「日の出/日の入の時間」「昼間の長さ」を教えてくれる。マーカー機能を上手く活用すれば、世界時計としても使えるでせう。「Save in Browser」にチェックを入れれば、Cookie を利用してマーカー情報を保存できる。
任意の場所にリンクを張るには、サービス左上の「DaylightMap」ロゴの右下隅のリンク「Link To This Map」を使う。
詳しい説明は、about ページを参照のこと。
JavaScript について
DaylightMap は、同サイトの機能を JavaScript ファイルにまとめて公開している。解説は about ページにあるので、Google Maps API 使いは、覚えとくとよいかも。
あとがき
夜と昼を表示するだけに見えて、奥の深いサービス。特にマーカーのアイデアが素晴らしい!
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