ついに、ついに、ついに! Google Reader に検索機能が付いた!! 「検索」の Google、面目躍如な仕上がり! 感動なしには触れない。
- Official Google Reader Blog: "We found it!"
- Hit Okano's Blog: Search Is Fnally In Google Reader
- きゅーり.jp: Google Readerに検索機能がついた
- Google Reader Adds Search
検索
Google Reader の検索ボックスは、記事表示部分の上にある。検索ボックスにキーワードを入れて検索すると検索結果が表示される。
検索ボックス隣のプルダウン・メニューを使うと、検索範囲を絞り込むことができる。検索範囲は大きく分けて次の 5 つ。
- All items (全ての記事)
- Starred items (スターの付いた記事)
- Shared items (共有マークの付いた記事)
- Folder... (各々のフォルダー or タグ)
- Subscriptions... (各々のフィード)
プルダウン・メニューは、それ自体が検索ボックスになっている。キーワードを入れると、マッチするフォルダーやフィード (Subscriptions) が (Google サジェストのやうに) 表示される。ユーザーは、その中から「検索範囲」として指定するフォルダーやフィードを選べばいいといふわけ。
ぼくは 500 程のフィードを登録しているけれど、この補完機能されあれば特定のフィードで絞り込むのも難しくはなさそう。なお、この補完機能、日本語も通る。素晴らしい。
検索結果 - Search results
まずはスクリーン・ショットをご覧あれ。これは「Google Reader」をキーワードに検索をかけたところ。「Search results」というタブが新しく出来て、検索結果が表示されている。
「Search results」タブの素晴らしいところは、検索にマッチした記事の要約が表示されること。記事を探す時に便利。要約量が多すぎず少なすぎないバランス感覚も見事。
「Search results」タブでもショートカット・キーが利用可能。j, k, n, p, space などで次の検索結果にフォーカスを移せる。スターを付けるには、s キー。Google Reader の中で検索結果の全文を読むには、o キーか RET。v キーを使えば元記事を開けるし、バックグラウンドで記事を開きたければ過去記事で紹介した Greasemonkey スクリプトが使える。
なお、「Search results」タブから全文を (Google Reader の中で) 開くと、スター付けや共有のショートカットが利かない。これはバグで、おそらく近日中に修正されるのではないかと思う。
検索結果ページから元の記事に戻るには、サイドバーから「All items」を選ぶ。
検索結果 - Expanded view & List view
「Search results」タブだと、記事の要約しか読めない。これだと検索にマッチした記事を
これらのタブを切り替えるショートカットは以下の通り。
- 1: Expanded view
- 2: List view
- 3: Search results
なお、これらの検索結果に並べ換えのオプションは付いていないらしい。
落ち穂拾い
今回のアップデートで、検索以外に加わった機能も紹介しませう。
一つ目は、サイドバーをクリックで隠せるやうになった機能。Google Maps なんかと思じやうに、サイドバーの右端にある小さな三角アイコン (左向き) をクリックすると、サイドバーが隠れる。戻すには、左端にある三角アイコン (右向き) をクリックする。この機能に付け加えて、サイドバーを隠していても、サブスクリプション・リストにアクセスする機能が加わっている。こちらも便利。
二つ目は、未読記事カウンターの上限が 100 から 1000 に増えたこと。沢山フィードを読んでる人には、有り難からうね。
三つ目は、ブラウザーの「戻る」「進む」が使えるやうになったこと。例えば、「Google Reader」を検索して、次に「iPod」を検索した場合、ブラウザーの「戻る」を押すと前の「Google Reader」の検索結果が表示されるし、そこから更に「進む」を押すと「iPod」に戻る、といった具合。何気に便利。
あとがき
長〜い間待っていた検索機能がついに付いた。それも想像してたよりも高い完成度で。正直、ここまでしっかりしたものが出来るとは思っていなかった。不満の一つや二つは覚悟していた。けれど、そんな心配は杞憂に終わった。
今、ぼくの未読記事数は (再び) 1000 を越えてしまった。だけど、もう心配ない。Google Reader でまず、「Google Reader」を検索する。次に「iPod」を検索する。そして「エヴァ」を検索する。これで、今、ぼくが読みたい記事は一通り読み終われる。残りは、週末にゆっくり読めばいい。
益々、Google Reader を好きになった気がする。
>プルダウン・メニューは、それ自体が検索ボックスになっている。キーワードを入れると、マッチするフォルダーやフィード (Subscriptions) が (Google サジェストのやうに) 表示される。ユーザーは、その中から「検索範囲」として指定するフォルダーやフィードを選べばいいといふわけ。
ReplyDeleteフィードを選ばなくても良いっぽいっすよ。プルダウンメニューに"blogger"と入れて、そのまま検索すると、フォルダやフィード(Subscription)に"blogger"の文字が入っているものを全部串刺し検索できる模様。って、めっちゃ便利じゃん!!
こんにちは、 WebOS Goodies の歩行者です。
ReplyDeleteGoogle Reader の検索機能の解説でこちらの記事がとてもわかりやすかったので、リンクさせていただきました。
この検索機能は便利そうですね。新しい Bloglines がちょっとイマイチなので、そろそろ乗り換えようかなぁ・・・(^^ゞ
■ 匿名さん
ReplyDelete> プルダウンメニューに"blogger"と入れて、そのまま検索すると...
おおっ。それは凄い。私の環境だと、ラベルとフィードの数が多すぎて、ちゃんと検索されているのか、ちょっと分かりませんでした。でも、なんかいい感じに動いてるようです。情報ありがとうございます。
■ 歩行者さん
お久しぶりです。リンク歓迎です :)
Google Reader いいですよ。そろそろ日本語化されるみたいですし、どうですか?