2012-11-02 (金)、東京国際フォーラムで開かれた東京インターナショナル・オーディオ・ショーに行ってきた。自分用メモに訪ねたブースの様子を書いておく。
リンジャパン
さらりと聞いただけ。リンらしい端正な音を聞いた。
フューレン・コーディネート
17:30-18:30 の和田博巳・潮晴男両氏による講演をメインに聞く。お題はオールディーズ。潮さんが 60 分の講演で一枚に 15 分も話して、和田さんから突っ込まれるなどフレンドリーな講演だった。ハイ・エンドとはハイ・プライスのことではないよ、という和田さんのお話も興味深かった。かかった曲は、ぼくの知らない曲ばかりでコメントしづらい。ジャッキー・エヴァンコの「私のお父さん」だけかな。知ってた曲は。講演の最初と最後に、和田さんが書いた「ニアフィールドリスニングの快楽」の宣伝を入れていたのも面白かった。
ニアフィールドリスニングの快楽 (SS選書)
和田 博巳
ステレオサウンド 2012-11
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スピーカーは PIEGA の Master One、アンプは Octave の新アンプだったと思う。どちらも好きなブランドなので、音楽を楽しむことができた。自然な音作りで和む。
太陽インターナショナル
Avalon のスピーカーが鳴っていた。かかっていた曲はグールドのゴルトベルク変奏曲 (1981 年録音)。やたら音が良いので尋ねてみたら、やはりガラス CD だった。定価 136,500 円のやつね。デモにこういう超高音質盤を使うのはどうかと思うけど、めったに聞けないガラス CD を聴けたのは収穫。
エレクトリ
Magico のスピーカーを、Hegel のプリとパワーで鳴らしていた。ふわっと広がった草原にうっすら霧がかかり、その中から音が届けられる様な印象を受けた。Hegel は B. M. C. に次いで購入希望なアンプなので、良い音を聞けて一安心。今回のインターナショナル・オーディオ・ショーで一番良い音を聞けたブースだった。
アーク
Franco Serblin のスピーカーが鳴っていた。なつかしの Sonas faber の音がした。弦の音が魅力的。ただ、部屋に対して音量が大き過ぎに感じた。
ノア
Sonas faber のスピーカーを Burmester のアンプで鳴らしてた。どっちも素晴らしい素質を感じる。ただ、ぼくの好みではソナスとブルメスターがミスマッチしている様に感じた。
ナスペック
部屋に入ったのは覚えているんだけど、何のスピーカーが鳴っていたのか覚えていない。楽しめる音だった記憶はある。
ロッキー・インターナショナル
Quad のスピーカーを聞く。アンプは Accuphase かな? Quad のスピーカーは Sonas faber と並んで大好き。独特の音がたまらない。
トライオード
Spendor のスピーカーを聞く。50, 60 年代のロックを聞くと良い音を聞かせてくれるんだよね。席に着いて聞きながら、ホッと一息ついた。
ユキム
ELAC のスピーカー、どっかの LP プレーヤー。インターナショナル・オーディオ・ショー全体で、低音がもごもごしてる印象 (絨毯の影響かな?) があったけど、ユキムのブースはキビキビした低音だった。ELAC のスピーカーはコスト・パフォーマンスが高くて良いね。
アクシス
あとがき
今年は例年に比べてハイ・プライスな大物が少なかった。お財布の寂しいので、気を楽に会場を回ることができたかな。基本的に好みのメーカーのブースに長く居て、他は行かないか短時間の滞在しかしなかった。疲れにくい回り方。まあ、そういう回り方もあって良いよね。
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