2012-09-11

HTML5 Conference 2012 に参加した

2012-09-08 (土)、HTML5 Conference 2012 に参加した。1000 人の受付に対して、受付開始 30 時間で定員達成。参加できただけでも、運が良かった。

概要

  • 日時: 2012-09-08 (土) 11:00-18:00
  • 場所: 慶應大学 日吉キャンパス
  • 定員: 1000 料
  • 参加費: 無料

ノベルティは大したものじゃなかったけど、大学キャンパスの学食券 500 円分が支給されたのは助かった。ホールに電源環境があったのは良かった。無線 LAN は会場側が用意していたけれど、タイムアウトで接続できなかった。

基調講演

管理人の白石氏と Google の及川氏が HTML5 の過去・現在・未来について語った。

HTML5 の進歩とともにウェブの可能性が拡がり、技術が複雑化し、安全・安心への責任が問われる様になった。しかし、過渡期を経て「使われる技術」になる。とのこと。

HTML5 の歴史なんかが語られて、あまり基調講演らしからぬ講演だった様に思う。

HTMLとか CSSとか APIとか

今まで W3C と WHATWG で Editor を務めていた Ian Hickson 氏が WHATWG HTML に専用することになった件について解説。HTML5 業界では大きな話題になっていたけれども、W3C と WHATWG が喧嘩しているわけじゃなくて、Hickson 氏にとってオーバーワークになっただけ。HTML5 は WHATWG のスナップショット的な位置付けだけど、その立ち位置が変わるわけじゃないよ〜、というお話。

この後、最新の HTML5 の要素や CSS の説明をしてくれたけど、スライドが速すぎてメモが追いつかなかった。CSS4 なんてもう始まっているのにびっくりした程度。あとは... 本当に仕様に組み込まれるのか分からない話だったので割合。

HTML5 時代の Web デザイン

ウェブページをパソコンのウェブ・ブラウザー用に Flash やピクセル指定でレイアウト設計していた人には耳の痛いお話。

ウェブ・ブラウザーの数は過去バージョンを含めると膨大になった。デバイスは多様化しディスプレイの大きさも千差万別。回線の太さも違いが大きい。利用シーンも変化してきた。

もはや、今までの考え方を変えていかないと多様化している環境に対応することは難しくなってきている。「見た目」がどの環境でも「同じ」である必要はどこまであるのか? Web をデザインするということを皆で考え直してみませんか? 今まで良しとされてきたその価値感を壊すくらいに。

更に進化する CSS の表現力と新しい Web ツール

Adobe の人が講演者というので、正直期待していなかった。終わってみたら、一番面白くて一番笑った講演だった。Adobe 侮りがたし!!

Adobe の HTML5 に対するトライは下記ページで公開されている。

Backets

Open Source で開発されているシンプルなコード・エディター。HTML, JavaScript, CSS で作られている。コード・エディターで変更した文書は、すぐにブラウザーに反映される。

HTML 要素で Ctrl + E すると、関連する CSS が表示できる。目から鱗な機能。ぼくが Emacs から離れることはないだろうけれども、興味ひかれる機能。ちょっと遊んでみたい。

WebKit -- CSS Regions

CSS の最新仕様を頑張っているとのこと。CSS Regions のデモを見せてくれた。

CSS Regions は雑誌のようなレイアウトをシンプルな CSS で表現する。

CSS Exclusions というのもあって、これは自由なレイアウトに沿ってテキストを流し込むという。パイ・チャートの中に文字を入れたり、車 (の写真) を回り込む様に文字を配置したりできる。

CSS Regions の設定は chrome://flags から「領域」を検索してチェックを入れる。

Adobe Shadow

モバイル・サイトのリモート検証ツール。

PC を母艦に接続したデバイスを複数リモート操作する。PC の Chrome で画面遷移すると、PC に繋っている全てのデバイスで画面が遷移する。複数デバイスの UI テストに力を発揮しそう。

あとがき

とにかく Adobe の発表が面白かった。他は既知の事だったり、未知すぎることだったりで追いつけなかった。

小さなチャンスを掴んで参加権を得、Adobe という思わぬ伏兵のセミナーを聞くことができた。運が良かった。

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