2015-04-04

orissi = メモ x タスク

reviews (レビュー依頼元とブロガーを繋ぐサービス) 経由で、orissi を頂いた。orissi は正確には「神戸派計画 オリッシィ | 折るチェックリスト」と言う。メモ帳に「タスク機能」を付けた点が新しい。

orissi

写真は、商品を正面から撮ったもの。左端にあるいくつもの「山」が orissi のキモ。この「山」がメモの各行に対応している。「山」を折れば、その行に書いた項目が「終わった」ことを示せる。

写真は、今夜のスーパーで買うものリスト。「買い物」というタスクを書き出す時は、家で、会社で、ペンを使ってメモを書く。ここまでは普通のメモ帳と一緒。スーパーに着いて買い物をしたら、買った品物の端の「山」を折ってゆく。ペンでチェックを入れない。この小さな気配りが orissi のウリ。

orissi

このメモを見ると、目的の品はほとんど買えたけど、ハムとかいわれ大根はスーパーになかったので買えなかったことが分かる。

orissi には 1 ページずつ切り取れるようミシン目が入っている。切り取ったメモを 2 つ折りにしてポケットや財布に入れてスーパーへ。商品をかごに入れたら「山」を折る。片手で山が折れれば最強だけど、メモ一枚だけで持っているとフニャフニャで折れなかった。両手を使って「山」を折る。紙の薄さ・軽さ、ペンを持たずにチェックを入れられる使い勝手の良さが魅力的。

iPhone でも買い物チェックリストは作れるけど、買い物中、という状況にはいささか合っていない。どんなに薄くても紙ほど薄くも軽くもないし、ロック解除の手間なども小さくない。落とさないように気を付けなきゃいけないのも大変。

RHODIA との比較

orissi の紹介は、他のブロガーさんもきっと書いてると思うので、ここでは少し視点を変えて Rdodia との比較をしてみる。

RHODIA。それはフランスが生んだ代表的なメモ帳。5 mm 罫の方眼紙。ピリッと切り取る時の音と快感。何とも言えない書き心地。RHODIA は世界中で愛されている。

ぼくは RHODIA No.12 を愛用しているので、それと orissi を比べてみる。

orissi vs Rhodia 12

まずはサイズ。左が RHODIA No.12 で右が orissi。orissi の方が一回り小さ目。直接比較はしていないけど、RHODIA No.11 (No.12 より小さい) と同サイズくらいか。

orissi

方眼紙と横罫の違いが目立つ。orissi は「山」と各行が 1 対 1 対応しているのが見える。前述した、タスク管理できる工夫が光っている。一方の RHODIA は昔ながらのオーソドックスなブロック・メモ。タスク管理をするにはペンが必要。

さて、書き心地はどうか。再び冒頭の写真を出してみよう。

orissi

これはボールペン Lamy 2000 で書いた。紙の厚さは RHODIA より少し薄いか。ボールペンが太目な Lamy ではメモ帳として書くと、ペンが沈む感じがする。RHADIA の書き心地には一歩譲る。ページをメモから切り離して書くと、これはいい。

RHODIA も orissi も、ページをメモ帳から切り離せる。RHODIA の「切り離す快感」に対して、Orrisi は「繊細で上品」さを感じた。これは人の好みによりそう。

あとがき

Orrisi は目的強化準の機能メモ帳。RHODIA と比べたけど、書き味もそんなに悪くない。細味のボールペン使いなら、orissi の方が好きかもしれない。なにより、ペンなしでタスクを終了できる工夫は、メモ帳をタスク管理に使ってる人達にはお勧め度が高い。

どこでも買えるわけじゃないのが玉にきず。買うなら楽天が一番身近かな。

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