reviews (レビュー依頼元とブロガーを繋ぐサービス) 経由で、orissi を頂いた。orissi は正確には「神戸派計画 オリッシィ | 折るチェックリスト」と言う。メモ帳に「タスク機能」を付けた点が新しい。
写真は、商品を正面から撮ったもの。左端にあるいくつもの「山」が orissi のキモ。この「山」がメモの各行に対応している。「山」を折れば、その行に書いた項目が「終わった」ことを示せる。
写真は、今夜のスーパーで買うものリスト。「買い物」というタスクを書き出す時は、家で、会社で、ペンを使ってメモを書く。ここまでは普通のメモ帳と一緒。スーパーに着いて買い物をしたら、買った品物の端の「山」を折ってゆく。ペンでチェックを入れない。この小さな気配りが orissi のウリ。
このメモを見ると、目的の品はほとんど買えたけど、ハムとかいわれ大根はスーパーになかったので買えなかったことが分かる。
orissi には 1 ページずつ切り取れるようミシン目が入っている。切り取ったメモを 2 つ折りにしてポケットや財布に入れてスーパーへ。商品をかごに入れたら「山」を折る。片手で山が折れれば最強だけど、メモ一枚だけで持っているとフニャフニャで折れなかった。両手を使って「山」を折る。紙の薄さ・軽さ、ペンを持たずにチェックを入れられる使い勝手の良さが魅力的。
iPhone でも買い物チェックリストは作れるけど、買い物中、という状況にはいささか合っていない。どんなに薄くても紙ほど薄くも軽くもないし、ロック解除の手間なども小さくない。落とさないように気を付けなきゃいけないのも大変。
RHODIA との比較
orissi の紹介は、他のブロガーさんもきっと書いてると思うので、ここでは少し視点を変えて Rdodia との比較をしてみる。
RHODIA。それはフランスが生んだ代表的なメモ帳。5 mm 罫の方眼紙。ピリッと切り取る時の音と快感。何とも言えない書き心地。RHODIA は世界中で愛されている。
ぼくは RHODIA No.12 を愛用しているので、それと orissi を比べてみる。
まずはサイズ。左が RHODIA No.12 で右が orissi。orissi の方が一回り小さ目。直接比較はしていないけど、RHODIA No.11 (No.12 より小さい) と同サイズくらいか。
方眼紙と横罫の違いが目立つ。orissi は「山」と各行が 1 対 1 対応しているのが見える。前述した、タスク管理できる工夫が光っている。一方の RHODIA は昔ながらのオーソドックスなブロック・メモ。タスク管理をするにはペンが必要。
さて、書き心地はどうか。再び冒頭の写真を出してみよう。
これはボールペン Lamy 2000 で書いた。紙の厚さは RHODIA より少し薄いか。ボールペンが太目な Lamy ではメモ帳として書くと、ペンが沈む感じがする。RHADIA の書き心地には一歩譲る。ページをメモから切り離して書くと、これはいい。
RHODIA も orissi も、ページをメモ帳から切り離せる。RHODIA の「切り離す快感」に対して、Orrisi は「繊細で上品」さを感じた。これは人の好みによりそう。
あとがき
Orrisi は目的強化準の機能メモ帳。RHODIA と比べたけど、書き味もそんなに悪くない。細味のボールペン使いなら、orissi の方が好きかもしれない。なにより、ペンなしでタスクを終了できる工夫は、メモ帳をタスク管理に使ってる人達にはお勧め度が高い。
どこでも買えるわけじゃないのが玉にきず。買うなら楽天が一番身近かな。
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