2007-11-17

Remember the Milk 大幅にアップデート

Remember the Milk が「Reloaded」と銘打って、大幅にアップデート。Remember the Milk は、日本語公式ブログを持っていて、詳しいことはそちらを読めば一発。

二番煎じになるけれど、当ブログでも、Remember the Milk のアップデート内容をまとめてみる。

今回のアップデートの主要内容は下記の通り。

  • 見た目の向上
    • ワイド対応したタスク一覧
    • 「繰り返し」と「ノート付」タスクにアイコン表示
    • キーボード・ショートカット用インジゲーター (矢印) の追加
    • 選択タスクとタスク詳細ボックス (右カラム) が線で結ばれて表示
    • 期日フォーマットの変更 (直近の期日は日付でなく「明日」「月曜」など)
  • タグの管理・表示機能の強化
    • 設定画面に、タグを管理する「タグ」タブの追加
    • タグ名をタスク一覧に表示するようになった
  • フィード機能の強化
    • プライベート用フィード・アドレスの供提
    • 「完了したタスク」のフィード
  • 検索能力の強化
    • スマートリストも検索対象にする
    • 新検索オペレーターの追加

見た目の向上

まず、タスク部分がより広くなった。といっても、ぼくはブラウザーを全画面表示にして使ったりしないので、この変化についてはよく分からない。

次にタスク表示部分に「アイコン」が付くようになった。アイコンが表示されるのは、「繰り返し」タスク (タスク名の直後にアイコン) と「ノートが書かれた」タスク (期日の後ろにアイコン)。タスク一覧を見るだけで、一回きりのタスクなのかそうでないのかが分かるようになった。便利。また、ノートのあるタスクを確認できるようになったのもいい。というのも、タスクを選択して「ノートの数」を表示させないと、ノートの有り無しが分からなかったから。欲を言えば、この機能を一歩進めてノート・アイコンにマウスを持っていくだけで、ノートの中身がポップアップすると嬉しい。

見た目の向上、その三は、キーボード・ショートカット用のインジゲーター。タスク一覧では、j (次のタスク), k (前のタスク), i (タスクの選択) といったキーボード・ショートカットが使える。で、今、フォーカスの当たってるタスク横に「矢印」が付くようになった。これは、Gmail の UI と同じ。

見た目の変化で一番大きいのは、選択タスクとタスク詳細ボックスが点線で結ばれるやうになった点。見た目にも面白いギミックだけど、それ以上の効果がある。複数のタスクを選択した時、どのタスクを選択しているのかが一目瞭然になる。特に、「複数選択モード」を ON にしたまま、新しいタスクを追加していると、どのタスクが編集対象なのか分からなくなる。線で結ぶというのは、単純ながら効果的。

最後は、期日のフォーマットが変更された点。直近の内容は、「21:10」(時間だけ)、「明日」(相対日時)、「月曜日」(曜日) で表現する。また、期日が遠い場合は「08 年 12 月 10 日」(年号付き) で表現する。今までは月日だけしか表示しなかったので、一年以上先の予定は遠い未来か近い未来か分からなくて混乱した。地味だけど、いい改良だと思う。

タグの強化

Remember the Milk は、タスクにタグを付けることができる。だけど、今までタグを集中管理する機能がなかった。今回のアップデートで、「設定」画面に「タグ」タブが新設された。タグ名の変更・削除が可能。更に、複数のタグを一つのタグに「結合」することも出来る。結合したいタグを選択して、プルダウン・メニューから「タグの結合...」を選ぶ。入力画面がポップアップするので、新しいタグ名を入れる。気がつけば、同じや本なタグを作っているもの。この機能は重宝しそう。

あともう一つ。タスク一覧にタグが表示されるやうになった。「繰り返し」「ノート」のアイコン表示と並んで、歓迎すべき変更。タグの表示位置は、設定画面の「全般」タブ (「タグ」タブではない) で変更可能。同設定画面で、タグ・クラウドの表示設定もあるので、タグを使う多用する人はこれもオンにしておくとよいでせう。

フィード機能の強化

プライベート・アドレスというフィード URL が提供されるやうになった。Remember the Milk では、今まで認証付きのフィードを提供していた。ただ、今のところ認証付きフィードに対応しているフィード・リーダーは少ない (ぼくが愛用している Google Reader も認証付きフィードには対応していない!)。かといって、規則的なフィード・アドレスを提供していては、プライバシーの問題が出てくる。もしかしたら悪意のある人に、フィードを読まれてしまうかもしれない。そこで、フィード・アドレスを「長く複雑に」することで、他人には推測されにくく、かつ認証の要らないフィードを提供するアイデアが生まれた。それが、今回 Remember the Milk が採用した方法。プライベート・アドレス機能はデフォールトでは OFF になっている。使用を開始するには、設定画面の「全般」タブから「プライベート・アドレス」を「オン」にする。

もう一つ。「完了したタスク」をフィードで配信できるやうになった。プライベート・アドレスと併用すれば、共動作業者や上司に、フィード経由で「このタスクをやり終えた」と伝えることができる。フィード URL は、タスク一覧から「完了 ○○個」をクリックして、「Atom」リンクの URL を取得する。

検索能力の強化

Remember the Milk では様々な検索オペレーターを使うことができる。

そのうちの一つに、「list:リスト名」といふオペレーターがある。機能は、指定した「リスト」内のタスクを検索すること。今まで、このリスト名にスマート・リストを含めることが出来なかったのだけど、今回のアップデートでそれが可能になった。利用例を一つ。ぼくは「todo」といふスマート・リストを次のやうに定義している。

  • dueWithin:"1 day of today" OR timeEstimate:"< 5 minutes"

これは、「期限が今日までのタスク」か「5 分以内に終わるタスク」を ToDo として処理するためのスマート・リスト。リスト名は「todo」。ここで更に、「mail タグの付いたタスク」に絞り込みをかけたいとする。スマート・リストを検索式に含められなかった時は

  • (dueWithin:"1 day of today" OR timeEstimate:"< 5 minutes") AND tag:email

と長ったらしい検索構文を書かないといけなかった。それが、今回のアップデートでかふなる。

  • list:todo AND tag:email

素晴らしくシンプルになった。

Remember the Milk は、この他に新しい検索オペレーターを追加した。とりあえず短い説明だけ書いとく。

hasNotes
ノートを持っているタスクを検索する。
to:ユーザー名
「ユーザー名」に送信したタスクを検索
from:ユーザー名
「ユーザー名」から送られたタスクを検索
isReceived:true|false
受け取られたか?
tagContains:文字列
タグに「文字列」が含まれているタスクを検索

2007-11-11

OLIOSPEC で静音 PC を注文した

24 時間起動の Linux マシンを構築すべく静かな PC を探した結果、OLIOSPEC で買うことにした。

以下、モデルと BTO カスタマイズについて書く。

ベースの PC

PC を買うにあたって、「静音」「Intel の CPU (できるだけ Core 2 Duo)」「スリム・サイズにはこだわらない」「電源は多めに」「RGB 端子でディスプレーと繋ぐ」「予算は 6 万」、といった希望があった。

ファンレスの PC が一番音が小さいとのこと。ファンがないんだから、騒音の出所がない。おそらく、CPU のシーク音と CD ドライブのドライブ音位いしか音がしないんでせう。その代わり、電源のサイズが小さい。100 W から 240 W 程度。あと、コスト・パフォーマンスが悪いのも難点。今回は、そこまで静音マニアに攻める気はないので、見送り。

サイズにはこだわらないので、「コンパクト静音」「MicroATX 静音」なマシンも候補から外す。

「ATX 静音」なマシンで、(20 万を越えるパフォーマンス重視のマシンは予算外として) 一番性能が良くて静かそうなマシンを選んだ。それが、「Griffin RS12S ATX Special Silent」モデル。Intel Core 2 Duo 搭載で、18 db。

値段は、ベース価格 125,790 円。BTO を施して 154,090 円 (税・送料込)。予約 6 万円をオーバーしたのは、目をつむろう。うん。かなり、オーバーしてしまったけど... ^^;

カスタマイズ

以下、カスタマイズ項目一覧。黒丸 (●) の付いたものが購入したもの。

本体ケース(カラーセレクタブル可能)
  •  Griffin R12S ATX Special Silent ガンメタリック【価格変更なし】
  •  Griffin R12S ATX Special Silent シルバー【価格変更なし】
  • ●Griffin R12S ATX Special Silent ブラック 【標準仕様カラー】

色にこだわリはなし。黒で OK。

マザーボード(ASUS P5K-V 標準)
  •  ASUS P5E (Intel X38 + ICH9R) 【+14,700円】
  • ●ASUS P5K (Intel P35+ICH9) 【-3,150円】
  •  ASUS P5K DELUXE/WiFi-AP (Intel P35+ICH9R) 【+11,550円】
  •  ASUS P5K Premium/WiFi-AP (P35+ICH9R)【+12,600円】
  •  ASUS P5K-E (Intel P35+ICH9R) 【-1,050円】
  •  ASUS P5K-E/WiFi-AP (Intel P35+ICH9R) 【+2,100円】
  •  ASUS P5K-V (Intel G33+ICH9) 【標準搭載】

マザーボードのチップセットを、Intel G33 から Intel P35 に変更。両者の違いは、グラフィック機能の有無。Intel G33 はグラフィックス・コアを内蔵する、P35 は内蔵しない。G33 からグラフィックス・コアを削ったのが、P35 といふ感じ。P35 はグラフィックス・コアを内蔵しない分、値段は安め。その代わりグラフィック・ボードを買わないとディスプレー表示が出来ない。

ぼくは、グラフィック・ボードを買うので、マザーボード搭載のグラフィック・コアはむしろ要らない。P35 にして値段を安くした分、グラフィック・ボードに予算を回す。

プロセッサー(Intel Core2DuoE6550標準搭載)
  •  Intel Core2 Duo E6550 (2.33GHz/Cache4MB/FSB1333MHz/Conroe)【標準仕様】
  •  Intel Core2 Quad Q6600 (2.4GHz/Cache8MB/FSB1066MHz/Conroe)【+14,700円】
  •  Intel Core2 Quad Q6700 (2.66GHz/Cache8MB/FSB1066MHz/Conroe)【+55,650円】
  •  Intel Core2Duo E4500 (2.2GHz/Cache2MB/FSB800MHz/Conroe)【-8,190円】
  •  Intel Core2Duo E4600 (2.4GHz/Cache2MB/FSB800MHz/Conroe)【-5,250円】
  • ●Intel Core2Duo E6750 (2.66GHz/Cache4MB/FSB1333MHz/Conroe)【+2,310円】
  •  Intel Core2Duo E6850 (3.0GHz/Cache4MB/FSB1333MHz/Conroe)【+13,860円】

デフォールトの Core 2 Duo E6550 (2.33GHz) から、E6750 (2.66GHz) にアップ。お値段 2,310 円増。小さな贅沢。

E6850 (3.0GHz) や Core 2 Quad は、一万円以上も高くなる。お金をかけた分に見合わないので、そこまでのグレード・アップは見送った。

メモリ(DDR2/800MHz PC2-6400/512MBx2標準)
  •  1GB DDR2/667MHz PC2-5300 DIMM x 2枚 (total 2GB)【+4,200円】
  •  1GB DDR2/667MHz PC2-5300 DIMM x 4枚 (total 4GB)【+18,900円】
  • ●1GB DDR2/800MHz PC2-6400 DIMM x 2枚 (total 2GB)【+6,300円】
  •  1GB DDR2/800MHz PC2-6400 DIMM x 4枚 (total 4GB)【+23,100円】
  •  512MB DDR2/800MHz PC2-6400 DIMM x 2枚 (total 1GB)【標準仕様】

メモリーを 2 倍の 2 GB にアップ。6,300 円増。MacBook を 1 GB メモリーで使ってて、メモリー不足を感じる今日この頃なので、2 GB。

4 GB は、(32 bit PC だと) 3 GB ちょっとまでしか認識されないし、値段も最低 18,900 円もするので見送り。

光学ドライブ(LITEON社製スーパーマルチドライブ標準)
  •  BUFFALO BRC-5125FBS-BK (SerialATA接続ブルーレイ読込対応DVDマルチドライブ )【+46,410円】
  •  I・ODATA BRD-SM4B(ブラック/Blu-ray Disc対応DVDマルチドライブ)【+50,610円】
  •  I・ODATA DVR-AM16CV (ホワイト/RAMカートリッジ対応ハイパーマルチDVDドライブ)【+6,300円】
  •  I・ODATA DVR-AM16CVB (ブラック/RAMカートリッジ対応ハイパーマルチDVDドライブ)【+6,300円】
  •  I・ODATA DVR-AN18GS(12倍速RAM対応DVDスーパーマルチドライブ/ブラックベゼル付属)【+1,995円】
  • ●I・ODATA DVR-SN18GLVB(ブラック/SerialATA接続DVDスーパーマルチドライブ)【+2,520円】
  •  LG電子 GGC-H20N (S-ATA接続ブルーレイ/HD DVD読込対応DVDマルチドライブ ブラック)【+35,910円】
  •  LITEON LH-20A1S(SerialATA接続20倍速ハイパーマルチDVDドライブ/3色ベゼル付属)【標準仕様】
  •  Pioneer DVR-215BK/MP(ブラック/SerialATA接続DVDマルチドライブ/ライティングソフト付)【+2,100円】
  •  Pioneer DVR-215SV/MP(シルバー/SerialATA接続DVDマルチドライブ/ライティングソフト付)【+2,100円】
  •  Pioneer DVR-S15J-BK(ブラック/SerialATA接続 LabelFlash対応DVDマルチドライブ)【+5,670円】
  •  Pioneer DVR-S15J-SV(シルバー/SerialATA接続 LabelFlash対応DVDマルチドライブ)【+5,670円】
  •  パーツ選択なし【-5,880円】

ブルーレイ対応ドライブは高過ぎで候補外。DVD マルチドライブとハイパーマルチドライブとスーパーマルチドライブの違いが分からない。ハイパーよりスーパーの方がいいのかな? と思って IO-DATA のスーパーマルチドライブを選択。後で調べてみたら、ハイパーマルチドライブの方が対応メディアが多いのね。失敗。

LabelFlash 機能は、プリンター要らずで CD のラベル面に印刷をする技術。Linux は対応してなさそう ^^;

ハードディスク1 (Serial ATA 160GB HDD標準)
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 100GB/7200rpm/HITACHI HTS722016K9SA00【+18,690円】
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 120GB/7200rpm/Seagate ST9120823AS【+12,390円】
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 160GB/5400rpm/HITACHI HTS542516K9SA00【+8,190円】
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 160GB/7200rpm/Seagate ST9160823AS【+18,690円】
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 200GB/7200rpm/HITACHI HTS722020K9SA00【+27,090円】
  •  2.5inch HDD静音BOX +SerialATA 250GB/5400rpm/HITACHI HTS542525K9SA00【+21,840円】
  •  SerialATA/150GB/10000rpm/16MB Cache/ WesternDigital WD1500ADFD【+26,460円】
  •  SerialATA/74GB/10000rpm/16MB Cache/ WesternDigital WD740ADFD【+15,960円】
  •  SerialATAII/160GB/7200rpm/8MB Cache/ HITACHI HDS721616PLA380【標準仕様】
  •  SerialATAII/160GB/7200rpm/8MB Cache/ Seagate ST3160815AS【価格変更なし】
  •  SerialATAII/1TB/7200rpm/32MB Cache/ Seagate ST31000340AS【+41,370円】
  •  SerialATAII/250GB/7200rpm/16MB Cache/ Seagate ST3250410AS 【+2,100円】
  •  SerialATAII/250GB/7200rpm/8MB Cache/ HITACHI HDT725025VLA380【+1,260円】
  •  SerialATAII/320GB/7200rpm/16MB Cache/ HITACHI HDP725032GLA360【+3,150円】
  • ●SerialATAII/320GB/7200rpm/16MB Cache/ Seagate ST3320620AS【+3,570円】
  •  SerialATAII/500GB/7200rpm/16MB Cache/ HITACHI HDP725050GLA360【+10,500円】
  •  SerialATAII/750GB/7200rpm/32MB Cache/ Seagate ST3750330AS【+26,670円】
  •  SerialATAII/80GB/7200rpm/8MB Cache/ Seagate ST380815AS【-1,680円】

160 GB から 320 GB に変更。こんなに使うかな?

HITACHI と Seagate の性能差はどれ程だらう。価格差はないけれど... 旧 PC で日立製を買ったので、今回は冒険で Seagate 製を選択。

ハードディスク2 (増設用SerialATA HDD)

HDD は 2 個も要らない。

3.5インチベイ
  • ●3.5インチベイパーツ選択なし【標準仕様】
  •  35in1メモリカードリーダー MITSUMI FA405MX3 シルバーカラー【+2,205円】
  •  35in1メモリカードリーダー MITSUMI FA405MX3 ブラックカラー【+2,100円】
  •  FDD+13in1メモリカードリーダー MITSUMI FA404MX シルバーカラー【+3,600円】
  •  FDD+13in1メモリカードリーダー MITSUMI FA404MX ブラックカラー【+3,600円】
  •  フロッピーディスクドライブ 2モード(シルバーカラー)【+1,890円】
  •  フロッピーディスクドライブ 2モード(ブラックカラー)【+1,890円】

FDD はもう要らない。MacBook 用に買った USB カード・リーダーを使い回すので、3.5 インチベイは空のままにした。

  • ビデオカード(PCI Express オンボード標準)
    •  ASUS EN7600GS SILENT/HTD/256MB(GeForce7600GS/Fanレス)【+13,440円】
    •  ASUS EN7600GS SILENT/HTD/512MB(GeForce7600GS/Fanレス)【+16,590円】
    •  GIGABYTE GV-NX85T256H (GeForce 8500GT/256/HDCP対応/Fanレス)【+14,490円】
    • ●GIGABYTE GV-NX85T512HP (GeForce 8500GT/512/HDCP対応/Fanレス)【+15,750円】
    •  GIGABYTE GV-RX26P512H (Radeon HD 2600 Pro/512/HDCP対応/Fanレス)【+14,490円】
    •  GIGABYTE GV-RX26T256H(Radeon HD 2600 XT/256/HDCP対応/Fanレス)【+17,850円】
    •  MSI NX8500GT-MTD256EH(GeForce8500GT/HDMI搭載/Fanレス)【+14,700円】
    •  MSI NX8600GTS-T2D256EZ-HD(GeForce8600GTS/DVI-I×2/Fanレス)【+26,040円】
    •  オンボードVGA出力【標準仕様】

    今回、静音の他にグラフィック機能にもこだわった。目標は、Looking Glass と呼ばれる 3D デスクトップ環境を動かすこと。初めて Looking Glass の記事を読んだのは、2004 年 4 月だったか。当時、最高のグラフィック環境を要求された記憶がある。今なら、グラボに少しこだわるだけで動くようになるんじゃないかと期待。

    グラフィック用メモリーは、256 MB と 512 MB で価格差が千円ちょっと。最近は無駄に (?) 3D なソフトが増えて来たので、用心のため多めを選んだ。

    上記選択項目には書いていないけど、GIGABYTE GV-NX85T256/512H(P) は、DVI と D-sub (RGB 端子) の二系統あり。

    その他

    マウス、キーボード、ディスプレーは、今使っているものを使い回すので購入せず。OS も、最新の Linux を入れるので、選択しなかった。

    あとがき

    予製の大幅オーバーは別として、満足のいくスペックに仕上がった。OLIOSPEC に一つだけ不満があるとすれば、クレジット・カード決済をできないこと。イーバンクから銀行振込したので振込料は取られなかったけど、クレジット・カードが使えるともっと便利だった。それ以外は不満はなし。

    ref

    2007-11-10

    静音 PC を買いたい

    静かな PC が欲しくなった。目的は 24 時間起動の Linux マシン。いくつかサイトを調べたので、まとめとく。

    OLIOSPEC

    OLIOSPEC は、「静音 PC」で検索したら、一番にヒットしたサイト (ショップ)。友達に聞くと、静音 PC では有名なショップ・ブランドとのこと。サイドバーの一番上に「静音 PC」カテゴリーを設けている。マシンの数も多い。

    騒音レベルを各マシンごとに計測しているので、五月蝿さを比較する目安になる。測定環境の解説も詳しい。

    騒音レベルは無響音室で測定。無響音室は、音の反響をなくした部屋のこと。もちろん超防音。この部屋の中にいると、静かすぎて耳が痛くなるらしい。で、OLIOSPEC の使ってる無響音室は、無音状態で 12〜13 db とのこと。マイクをマシンから 1 m 離した所に置いて計測している。

    とはいえ、その条件で 20 〜 30 db といわれても、どれ位い静かなのか想像できない (;_;)。例えば、冷蔵庫の運転音が 23 db と書かれているとしませう。それで、冷蔵庫と同じ位い静かかといふと、そう簡単には言えない。というのも、同じ環境で測ったものかどうか定かじゃないから。もしマイクを 50 cm 離した所で計測して 23 db だったら、(OLIOSPEC と同じ) 1 m 離した計測ではもっと静かな値が出る。逆に 2 m 離れた所で計測してたら、23 db より大きくなる。だから、OLIOSPEC の 20 db がどれ位い静かか、今一つ握めない。きっと、OLIOSPEC のサイト内でマシンごとの静かさを比較する目安程度で使えばいいんでせう。

    Sycom

    Sycom は、「静音 PC」で検索したら Google AdWords 広告で表示されたショップ。

    Google AdWords に「静音 PC」で広告を出しているくせに、一見でどこに静音 PC があるのか分かりにくい。「静音 PC」は「特別モデル」の中にある。「Silent-Master」というモデル名がそれ。AMD モデルと Intel モデルの二機種が用意されている。

    ケースは両モデルとも Antec SOLO。BTO にて「HDD 静音ケース」が選べるようになっている。調べた中では、HDD 静音ケースの有無を BTO で選べるようにしているのは、Sycom だけだった。他、電源なども変更可能。

    レイン

    レインは、2ch で OLIOSPEC と Sycom に並んで紹介されてたショップ。左サイドバーの「パソコンラインナップ」から「超静音パソコン」「静音パソコン」「格安静音パソコン」の三カテゴリーが用意されている。

    (この店で使ってる) 静音パーツの解説ページが設けられている。初心者に、かういふページはありがたい。

    超静音モデルでは、HDD ヒートシンク (HDD 静音ケースのことかな?) がデフォールトで付く。ただし、外すことは出来ない (HDD ヒートシンクを無しにするには下位モデルを選ぶしかないのかな?)。BTO 項目で面白いのは RAID 設定をしてくれること。電源・CPU ファンは変更不可。

    レインの一番困ったことは、カスタマイズ・ページが Internet Explore でないと開けないこと。Linux / Mac 派の人間に優しくない。この時点で、レインは候補から外れた。

    ドスパラ

    このショップも 2ch で紹介されてた。秋葉原でよく聞くお店だけど、静音 PC も手がけてるとは知らなかった。

    静音 PC のページを見つけるのは、このドスパラのサイトが一番難しかった。左サイドバーを下って、「特長・用途で探す」というプルダウン・メニューから「静音」を選ぶ。省スペース、ノート、キューブ型、フル・スペックの四モデルが用意されてる。

    BTO のグラフィック・ボードにファンレス・モデルの記載がないなど、上記 3 ショップに比べると静音に対するこだわりは一つ欠けているように見える。

    Mac Mini

    静音といふことなら、ノート PC も静かでいい。ぼくの持ってる Mac Book も十分静かだしね。ただ、今回の目的には持ち運び出来る必要はない。というか、その用途なら Mac Book がある。据え置きで静かなのがいい。

    そしたら Apple がいいものを作ってた。Mac Mini。小さくて (高さ約 5 cm / 一辺約 16.5 cm の正方形)、静か (な気がする)。スペックもそれなりにある。で、値段も手頃 (79,800 円)。

    けれど問題が一つある。最近、ぼくはかなりの Mac ファンになってしまった。Mac Mini を買ったら、絶対に Mac として使ってしまう。でも、今欲しいのは Linux マシン。それも純粋な Linux マシン。BSD ライクなシステムは要らない。それでも、Mac Mini が来たら Mac を Unix マシンとして使いそう。というか、使ってしまいさうな自分が恐い。。。絶ちがたい誘惑を絶つために、Mac Mini は買わないことにしやう。

    Mac Mini

    2007-11-07

    新 Gmail の隠しショートカット・キー

    Gmail の新バージョンでは、「アーカイブして次のスレッド」や「Undo」といった新しいショートカットが追加されている。このことは、Gmail のヘルプ・ページにも載っているし、clmemo@aka でも取り上げた。

    今回は、その他に隠しショートカット・キーがあるといふ話。

    追加された隠しショートカット・キーは、スレッド選択に関するもの。inbox で、* a と続けて押すと、全てのメッセージ (All) にチェックが入る。同じく * n で、全てのメッセージからチェックが外れる:

    • * a: (All) 全てのメールにチェックを入れる
    • * n: (None) 全てのメールからチェックを外す
    • * u: (Unread) 全ての未読メールにチェックを入れる
    • * r: (Read) 全ての既読メールにチェックを入れる
    • * s: 全てのスター付メールにチェックを入れる

    ちなみに、マークしたメールは次のコマンドを使って一括処理できる。

    • y: アーカイブ
    • !: スパムとして報告
    • #: ゴミ箱へ移動
    • I (Shift + i): 既読にする
    • U (Shift + u) : 未読にする

    特定の記事だけ、チェックを外す (付ける) 場合は

    • j: 古いメール
    • k: 新しいメール
    • x: メールにチェックを付ける (外す)

    を使う。

    Gmail も、キーボードだけで処理が出来るようになってこなれて来た。新バージョンでは、レスポンスも向上しているので、アプリ系メーラーでキーボード・ショートカットをゴリゴリ使ってた人達の要求も、大分満たせるようになったのではないかと思う。

    2007-11-02

    毎月、一日は休みます

    尊敬する山下達雄さん (まだお目にかかったことはないけれど...) のライフハックを実践して、昨日 2007-11-01 に有給休暇を取った。このライフハックは、毎月 1 日に休みを取らう、といふもの。山下さんのウェブページに、全てが書いてあるので、ぼくがグダグダ言ふこともない。キモの部分だけ引用しませう。

    毎月一日が平日のときは、必ず有給休暇を頂くことにしています。

    休みというのは、かなり前から宣言しておかなければ取りにくいものです。 「来週休もう」と思っても、直前になったらバタバタして休みづらくなりがちです。

    中略

    何年も前からその日は休むということが分かっているので、急に休んで迷惑かけるという事態もなくなります。確実にお休みがとれるようになります。

    毎月一日は休みます より引用

    昨日は朝御飯を食べた後に、二度寝。気付けば 15 時。ちょっと無駄な、贅沢な時間の使い方をしてしまった。

    その後、Cygwin をアップデートしたら bash がらみで不具合に遭遇。これを解決するのに時間を喰って、ブログの更新も出来なかった。顛末は、次のエントリーで。

    あとは、散髪と映画鑑賞。4 度目のエヴァ! 何だかんだ言って充実してたかな?

    いつもは土曜日の午前中をベッドの中で過ごすけれど、今週末は早起きできそうな気がする。というか、早起きして、昨日寝まくった分を取り戻したい。