html-fold.el はぼくの作った EmacsLisp で、HTML の要素を隠す機能を提供する。例えば
<a href="http://www.google.co.jp/ig">Google</a>
のような長い HTML ソースコードを次のやうに短くまとめる。
[a:Google]
カーソルを概当部分に持っていくと、要素の中身が再び「開かれる」仕組み。単に「不要な部分」を見えなくしているだけなので、見えない部分も検索にひっかかる。
このソースコードを Github で公開した。
Git 使いの人なら次のコマンドで html-fold.el をダウンロードできる。
$ git clone git://github.com/ataka/html-fold.git
使い方
詳しい使い方は、過去エントリーに書いてあるので、そちらを参照して欲しい。
また、この小さなプログラムはるびきち氏の「Emacs テクニックバイブル」でも紹介して頂いた。251 頁に解説があるので、お持ちの方はこちらの文章も参考にして欲しい。
Emacsテクニックバイブル ~作業効率をカイゼンする200の技~
るびきち
技術評論社 2010-08-03
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もっとちゃんとした説明ページについては、少々お待ち頂きたい。近く用意したいとは思っている。
Github に移した理由
ぼくは html-fold.el を含むいくつかのプログラムを、infoseek のウェブページ・ホスティング・サービスで公開していた。ところが、このサービスが 2010-10-31 で終了してしまった。
実はそのウェブページは友達と一緒に作り始めていて、所有者 (owner) はぼくじゃなくて友達だった。おそらく友達の所に、サービス終了の案内が行っていたと思われる。といっても、10 近く前から始めたものだから、お互い気にもとめなくなっていた。サービスが終了して、初めてあたふたしている、というわけ。
ところで、ぼくは最近プログラムを Git でバージョン管理するやうになってきたし、Git には github という素晴らしいホスティング・サービスがある。ウェブ・ページを公開してそこでプログラムを公開するより、github の方がずっと楽。そういうわけで移行することに決めた。
ちなみに、html-fold.el は元々 GNU Arch でバージョン管理していた。GNU Arch から Git への移行方法については前エントリーに書いたので気になる方はどうぞ。
html-fold.el 以外にも、救けなきゃいけないプログラムがいくつかあるので、ちとここ数日大変になるなぁ。
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