「Emacs でソート (sort)」の続き。並べ換え (ソート) した後のテキストを、Uniq する。Uniq といふのは、上下で同じことが書いてあったら、その行を一つ (unique) にまとめてしまう Unix コマンド。
例えば、こんなテキスト
foo foo bar huga huga huga
を uniq コマンドにかけると、かうなる。
foo bar huga
重複したテキストがなくなって、見易くなった。
今の例だと uniq の使い勝手は分からないでせう。uniq が力を発揮するのは、sort コマンドと組み合わせた時。大量のテキストを並べ換えたら、同じ行が現れた、なんて時に活躍する。
Emacs でどうやる?
Emacs には sort 用のコマンドはあるけど、uniq に相当するコマンドがない。そこでどうするかといふと、uniq コマンドを Emacs の中から呼び出してしまう。手順は以下の通り。M-| (shell-command-on-region) を、数引数付きで呼び出すのがポイント。
- uniq をかけたいテキストを領域で囲む
- C-u M-| (数引数付きで shell-command-on-region を呼び出す)
- uniq と入力する
ちょっとしたテキスト操作のために、Emacs から抜けたり、temporary ファイルを作る必要がない。オススメ。
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