2009-05-13

映画「スター・トレック」を観た

告知通り、映画「スター・トレック」のジャパン・プレミア試写会に参加してきた。

試写会が開かれたのは、新宿ミラノ 1。18 時開場。19 時からイベント。20 時に舞台挨拶。20:20 上映開始。22:30 終了の予定だった。

会社で業務を終えて、すぐ新宿に向かう。着いたのは 19:15 頃。受け付けブースで招待券を座席指定券に交換してもらう。映画館の中は SF ばりに青いライトがチカチカ光り、スタートレックの世界に入ったよう。ホールに入ると、至るところに案内兼警備の人が居る。座席指定券を見せると、席まで案内してくれた (Thanks!)。

スクリーンには、ジャパン・プレミアの様子が映し出されている。レッド・カーペットの上をセレブが歩いて、紹介を受けて、写真を撮られて、そしてまた新しいセレブが登場する。日本のどこかでやってるプレミア・ショーの様子なんでせう。これが 19 時から始まるイベントと理解した。映画は楽しみだけど、セレブの顔は知らないので (失礼!) ちょっと退屈。ヒマだな〜と iPhone をチェックしたら、20:30。あれ〜予定遅れてる? と思った瞬間、音楽が変わった。舞台挨拶が始まる。あわてて、iPhone の電源を落とす (エチケットね)。

司会の人が場を持たせた後、監督が登場。続いて監督が主役らの名前を呼び、応じて俳優さんが舞台に上がる。こーゆーの、初めて見るのでちょっと感動。ただ、初めて名前を聞く俳優さんばかりだし、まだ映画を観てないので、俳優さんが登場してもテンション上がんないんだよね。あ、エリック・セラの名前は知ってる。この時だけは、テンション上がった。彼はヴィラン (悪役) をやったのね。

司会が質問して、皆がリップ・サービス (?) で答えて、舞台挨拶は終了。いよいよ映画が始まる。

感想を書く前に

まずは自己紹介。ぼくは...

  • 映画は好き。といっても年十回、映画館に通う程度の初級者。
  • SF が好き。映画ならスター・ウォーズ。アニメならエヴァンゲリオン。作家なら、ヴェルヌ、アシモフ、ホーガン、カード etc。
  • トレッキーじゃない。スター・トレックは全く見たことがない。エンタープライズ号とスポックの名前は聞いたことがある、程度の初心者。
  • 今年、一番面白かった映画は「ウォッチメン (Watchmen)」(エヴァ劇場版「破」を除く)

こんな感じです。そんな人間が観てきた、映画「スター・トレック」の感想です。

映画の感想 (ネタバレあり)

面白い。SF に拒絶反応さえない人なら、みんな楽しめるんじゃないかしらん。スポック以外の名前を知らなかったぼくだけど、主要クルーがすぐに分かるようになった。初めてスタートレックを見る人でも、とまどうことはない。

映画は、SFX ばりばりだったけど、主軸は人間ドラマになっている。CG が下手に CG CG していないのが良かった。ストーリーは、カークとスポックの反目と友情を、カークの視点から描いている。これがとってもアメリカっぽくっていい。陽気で陰湿にならない明るさがある。見てて気分が良くなるんだね (「ウォッチメン」とは大違い!)。アメリカで大ヒットというけれど、むべなるかな。

不満は字幕。席が後ろだったのと、視力が良くないので、時々字幕が読めない所があった。白い字幕に、白い画面が重なる所もあって、文字読めない。ストーリーが分かんなくなったところもある。

例えば、後半、「敵船は土星の近くを通る。だから土星の衛星の裏側に出れば、探知されない」なんて台詞がある。だけど、次の場面で敵船は地球に到着しちゃうんだよね。土星の話はなんだったのか? ここら辺、ちょっと字幕を読み違えたかもしれない。気になる。気になる。もう一度観に行こうかな〜、なんて考える。

うん。そーゆーのを抜きにしても、もう一回観に行きたいな。だって楽しい映画だったから。

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