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2014-12-14

EPSON BT-200AV と BD プレーヤーで BD/DVD を楽しむ

エプソンからスマートグラス MOVERIO BT-200AV をモニターで借りている (see. clmemo@aka: EPSON のスマートグラス MOVERIO ブロガー・ミーティングに参加した)。前回の記事で Android の画面を Miracast で転送して MOVERIO BT-200 に映し出すやり方を紹介した。YouTube やニコニコ動画が楽しめる。

今回は、オーディオも豪華にして映画を楽しんでみたい。

EPSON MOVERIO BT-200AV

前回は EPSON MOVERIO BT-200 でやれることだけを書いた。今回は BT-200AV (今、モニターで借りているモノ) を使ってやれることを書く。

BT-200 と BT-200AV の違いは何か。スマートグラス本体に違いはない。違いは付属品にある。BT-200AV には Wireless Mirroring Adapter EHDMC10 という機器が付く。

Wireless Mirroring Adapter EHDMC10

EHDMC10 を使うと HDMI からの入力を MOVERIO BT-200 へ Miracast 転送することができる! (MOVERIO BT-200 の画面を HDMI 出力することもできるけど、その話はしない)。

背面を見てみよう。

HDMI の 入力 (INPUT) と出力 (OUTPUT)、リセット・ボタン、そして電源給供用の Micro USB 端子がある。今回使うのは、電源給供の Micro USB と HDMI INPUT だけ。

写真を撮るのに、傾ける台が欲しかったので BT-200 を下に敷いた。何か、コレ、エンタープライズ号みたいね。ウン、スター・トレックが見たくなった。というわけで、観る映画は「スター・トレック」に決定。

接続

では BD/DVD を楽しむ用意をしよう。BD プレーヤー Marantz BD8002 から HDMI で映像を、デジタル出力で音声を分岐させる。図にするとこんな感じ。

Primare I30, Stellavox PW1 はアンプ。Bösendorfer VC2 はスピーカー。これで映像はスマートグラス、音声はオーディオという図式が完成。

Marantz BD8002 から HDMI ケーブルを伸ばして、EHDMC10 の HDMI INPUT に挿し込む。電源を入れて準備 OK。

設定

設定方法は、前記事をなぞってしまうけど、改めて書いておく。

  1. MOVERIO BT-200 で MOVERIO Mirror アプリを起動
  2. MOVERIO Mirror アプリで「Source」を選択
  3. 「接続機器」を選択
  4. 「Wi-Fi Direct」にチェックを入れる
  5. バックボタンで「接続機器」の画面へ戻る
  6. BD プレーヤーを ON にする
  7. EHDMC10 の「Wireless/Pass-Thru」ボタンを押す
  8. 「Wireless Ready」ランプの点滅が点灯になったら準備 OK
  9. EHDMC10 の「Wireless Connect」ボタンを押す
  10. 「Link」ランプの点滅が点灯になったら準備 OK
  11. BT-200 側に接続のポップアップが現れるので「OK」を選択
  12. BD プレーヤーの画面が映る (まで待つ)

鑑賞

ではスター・トレックを BD プレーヤーで再生してみる (ぼくが持ってるのは残念なことに DVD 版。う〜ん、BD 版を買えば良かった)。

部屋を暗くして寝っころがって見る。横幅 100 cm くらいだったから、16:9 のディスプレイでいうと 45 インチ。うちの部屋に置くには厳しいサイズ。それが目の前に写し出される。イイネ。

オープニングは息つくひまがない。宇宙がきれい。外壁が割けて、人が外に放り出されるシーンの光の明滅とか美しい。ああ、ラスト近く。エンタープライズ号が雲の中から木星をバックに浮き上がるシーンは何とも言えない。このシーン大好き。

BD や DVD の「緻密さ=美しさ」ではなく、ひと昔前の映画館の美しさって感じ。

映像のスムーズさだけど、これはちょっとカクつく。無線だから仕方ないのかなぁ? 動きが早いシーンだけでカクつくわけじゃない。動きが遅いシーンでもカクつく。動きが早いシーンだからといっても、カクつかない時はカクつかない。法則性が見つけられない。頻度はソコソコ。

気になるかと聞かれると... ウーン。「スター・トレック」は何度も見ているので、カクつかれてもあんまし気にならないけど、初めて見る映画で (特に重要な場面で) カクつきがあったら嫌かも。

あとがき

オーディオと連携させて、MOVERIO BT-200AV を使ってみた。大画面 x 高音質を楽しむ方法。ぼくは BD プレーヤーしか持っていないので試せなかったけど、AV アンプを持っていれば Apple TV や Chromecast を使って Hulu といったコンテンツも「大画面 x 高音質」な再生が可能。

プロジェクターや巨大テレビがなくとも、大画面が楽しめるのは心踊る。

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