Ubuntu のバージョンを 9.04 から 9.10 にアップグレードした。アップグレード方法は、前回と同じくアップデート・マネージャから行なった。やり方は割合。旧エントリーを参照のこと。
9.10 にバージョンを上げて、いくつか不都合があったので修正点をまとめておく。
日本語
Japanese Team のパッケージ・レポジトリを追加した
$ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - $ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - $ sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/karmic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list $ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade $ sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja
日本語入力
入力メソッドのデフォールトが 9.10 から IBus に変わった。使い勝手が悪かったので、使い慣れた SCIM に戻した。
- メニューから「システム > システム管理 > 言語サポート」を開く
- 「キーボード入力に使う IM システム」を「scim-bridge」に変更する
念のため再ログインすると、日本語が SCIM で使えるようなった。
Google Chrome 再インストール
アップグレードの際に、サードパーティーのリポジトリーは止められていると思われるので、もう一度リポジトリーを追加したい。Linux 版は Google Chrome を dpkg -i でインストールするだけで、更新リポジトリーが自動追加される。
deb パッケージをダウンロードしてインストールする。
$ sudo dpkg -i google-chrome-unstable_current_i386.deb
ref
ウィンドウの起ち上がり
アプリを起動すると、ウィンドウが半分位い起ち上がって、そこで止まってしまう現象に遭遇した。Alt + TAB でアクティブ・ウィンドウを動かしてやると、ちゃんとウィンドウが現れたけれど、使い勝手悪いことこの上ない。特に大きめなウィンドウで起動するアプリでよく起きた。
グラフィック回りが怪しいとにらんで対策したものの、解決策になっているのかどうか分からない。一応、症状は改善された。ただし、完璧かと言われると自信ない。
$ sudo nvidia-settings
- X Server Display Configuration を開く
- Display の Resolution を 1600x1200 に、Refresh Rate を Auto に変更
- Apply
- Save to X Configuration File
- 終了
昔は refresh rate を 60 Hz で使っていたのだけど、Auto の設定では 85 Hz に設定されていた。この refresh rate が悪さをしていたのかなぁ?
あとがき
日本語入力と画面周りは、OS のアップグレードの度に気を使う。今回はダブルで不具合が起きたのでまいった。ほかにもちらほら気に入らない所があるので、修正方法が分かり次第エントリーにしていくつもり。
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