「Blogger のコメント投稿フォームを、個別エントリー内に作る方法 (いわゆる inline comment)」を説明する。
ちなみに Blogger のデフォールト設定では、コメント投稿専用のページがあって、個別エントリーからそのコメント投稿専用ページへのリンクが張られている。デフォールト設定の困ったところは、「コメント投稿ページ」へのリンクを見つけられない読者は、コメントを投稿できないこと。ひどい時は「コメントはどうやってするんですか?」というメールが送られてくるなんて都市伝説もある。
設定方法
この機能は Blogger in Draft から利用可能になる。設定方法は以下の通り。
- Blogger in draft にアクセス
- 「設定 > コメント」を開く
- 「プレースメントからのコメント」で「下記の投稿を埋め込みました」にチェックを入れる
以上。
設定画面の日本語がひどいのは見ない方向で。
ちなみに、英語だと「プレースメントからのコメント」は「Comment Form Placement」、「下記の投稿を埋め込みました」は「Embedded below post」。前者は「Comment Form」を「Comment From」と間違えて訳したのかしらん? ちとおそまつすぎる。ぼくだったら「コメント・フォームの設置場所」「記事/エントリーの下」と訳すかな。
メールでのコメント追跡機能
2008-09-23、メールでのコメント追跡機能が inline comment に追加された。これは、記事にコメントがあるとメールでお知らせしてくれる機能。この機能を使うとコメントの返事があった時に、メールでお知らせしてくれるので便利。古いコメント形式だと昔からあったけど、inline comment 機能では使えなくなっていた。
使い方は簡単で、コメント投稿フォームの横にある「Subscribe」というリンクをクリックするだけ。すると、以降そのエントリーにコメントが入る度にお知らせメールが飛ぶ。
あとがき
2008 年 6 月の終わり。inline comment 機能が Blogger in Draft に追加された。
インライン・コメント機能をオンにすると、メールでのコメント追跡機能が使えなくなったので、ぼくはこの機能を見送っていた。
ようやく最近、この不具合も改善されたので、clmemo@aka もインライン・コメント機能をオンにした。clmemo@aka ではインライン・コメント機能に言及してなかったので、ついでにエントリーにしてみた次第。
インラインコメントにもフォローアップメール送信機能が追加されていますね。でも単に "Subscribe" だけだと説明してもらわないと下の "Subscribe to: Post Comments(Atom)" とどう違うのかわかりません。不親切ですね。
ReplyDelete> でも単に "Subscribe" だけだと...
ReplyDeleteですよね。私は最初、分からなかったです。これは困りものですよね〜。
上の @aka さんのコメントがメールで送られてきて驚いたんですが…。
ReplyDeleteこの記事を最初に読んだときに、おもしろがって「Subscribe」リンクをクリックしていたようです。
コメントを書いていない人でもメールを送ってくれるんですね。
参考にさせていただいております。
ReplyDelete4月頃からBloggerを使い出したのですが
国内サービスとは色々と勝手が違うものですね。
Comment as: がデフォルトで Name/URL だったら
便利なのに…など、色々考えてしまいます。
■ Kuribo さん
ReplyDelete> 上の @aka さんのコメントがメールで送られてきて驚いたんですが
クリボウさんらしい ;)
いよいよ、inline comment 機能も Blogger in draft を卒業ですね。新しいページを開く手間が一つ減る分、楽でいいですね。
■ p2pob さん
はじめまして。
> Comment as: がデフォルトで Name/URL だったら...
Google アカウントにログインしていると、名前と URL を入力しなくても自動的に自分のプロフィール画面にリンクが張られるようになります。普段、私は Google アカウントにログインしている状態なので、p2pob さんがおっしゃるようなことは考えませんでした。言われて、はじめて、なるほどと思ったり ^^;