F's Garage さんのエントリーで、楽天ウェブサービスの利用規約が厳しい制限を持つことを知った。
問題の部分を引用しませう。
第8条(利用者ソフトウェアの制作)
1.利用者は、本規約等の規定に反しない限度で、ウェブサービスを使用して、各種機能を実行するウェブサイトやアプリケーション(以下総称して「利用者ソフトウェア」といいます)を制作することができます。
2.利用者は、ウェブサービスを使用して利用者ソフトウェアを制作するにあたり、楽天市場その他当グループの指定するウェブサイト(以下「楽天サイト」といいます)へのリンクを設置しなければならないものとします。
3.利用者は、ウェブサービスを使用して利用者ソフトウェアを制作するにあたり、サイト上のウェブサービスを使用した部分においては、楽天サイト以外のウェブサイトへのリンクを設置してはならないものとします。
ここで、「ウェブサービス」の定義は次の通り。
第1条(総則)
2.本規約において「ウェブサービス」とは、当社がインターネットを通じて提供する検索エンジンその他のアプリケーション、アプリケーション・プログラミング・インターフェイスおよび当グループが保有する商品またはサービスの情報(商品名、店舗名、URL、画像、商品説明、価格に関する情報を含むがこれに限られません。以下「商品情報」といいます。)の総称をいいます。
この規約を読むと、「楽天API」を利用したら、同一ページに Amazon への商品リンクは置けないように見える。こんなことを言ってると、ブログのサイドバーに「楽天検索」みたいなのを置くのもダメそう。だって、どこかのページで Amazon やら他サイトへのリンクは張っちゃってるだらうからね。
きっと、楽天はこの規約でユーザーの囲い込みをしたいんだらうけど、いったいどれだけのマッシュアップで利用されるものか... こうまで規約が厳しいとねぇ。
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