Firefox では、右クリック→「ページのソースを表示」で閲覧中のページのソースを見ることができる。Firefox 2.0 からは、このページ・ソースを閲覧するエディターを外部プログラムから選べるようになった。
ぼくは、Emacs 使いなので Emacs からソースを開く方法をば説明しませう。
設定方法は簡単。user.js に次のコードを追加する。
// ソースの表示に外部のエディタを利用する (Emacs の場合) user_pref("view_source.editor.external", true); user_pref("view_source.editor.path","/usr/local/bin/emacsclient");
view_source.editor.path の値は、フルパスで設定する必要があるので注意。自分の環境に併せて、パスは適宜直されたい。
emacsclient
ここで蛇足ながら、emacsclient の説明をしておきませう。
emacsclient は、既に起動している Emacs にファイルを開かせるためのコマンド。
Emacs 使いの大半は、コンピューターのログインと同時に Emacs を起動し、ログオフ直前まで Emacs を起ち上げている。しかし、Emacs は起動にもたつくので、複数の Emacs を起ち上げる人はほとんどいない。皆、一つの Emacs の中で作業を完結させてしまう。
そこで、外部コマンドから Emacs にファイルを開かせる時は、新しく Emacs を起動するのではなくて、既に起動している Emacs にファイルを開かせるようにする。例えばコマンド・ラインで使う場合
$ emacsclient foo.txt
のようにして使う。
Firefox から Emacs を開く場合も、この emacsclient で既に起動済みの Emacs にページのソースを渡すようにする。
ただし、emacsclient を使うには、.emacs に次のコードを入れておく必要がある。
(server-start)
emacsclient で開いたファイルは、C-x # で閉じる。
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