Google Reader が他のフィード・リーダーと比べて優れていたのは、ショートカット・キーを用意した点だった。基本的に、スペース・キーを連打するだけで全てのフィードが読めてしまう。スターを付けるには「s」キーを押すだけ。キーボード操作主体でフィードが読めることは画期的だったように思う。
Google Reader のリリース後、Bloglines も後を追うようにショートカット・キーを実装した。後発の livedoor Reader はリリース当初からショートカット・キーを装備していた。やはり、皆、ショートカット・キーは不可欠だと思ったんでせうな。
Google Reader は、その後もショートカット・キーの充実に余念がない。
- clmemo@aka: Google Reader への 20% タイムの成果 (N/P キーの追加)
- clmemo@aka: Google Reader アップデート (2006/04) (l キーの追加)
- clmemo@aka: Google Reader アップデート (2006/02) (g l キーの追加)
そんなショートカット・キーにこだわりを持っているかのような Google Reader だけど、実は、ショートカット・キーが割り振られていない機能がある。特に必要に迫られるのは、次の三つの機能:
- アイテムの並べ方を、auto と date の切り替える機能
- 既読アイテムの表示・非表示を切り替える機能
- 読み終えたアイテムを未読に戻す機能
Adds additional Google Reader access keys
ここからが本題。上記の機能にショートカット・キーを割り当てる Greasemonkey があるので紹介しませう。
この Greasemonkey スクリプトをインストールすると、次のショートカット・キーが使えるようになる。
- b
- アイテムの Sort を auto と date の間で切り替える
- x
- 既読記事の表示・非表示を切り替える
- z
- 未読チェックボックスにチェックを入れる
2006-08-06 以前のスクリプトには、Google Reader の検索ボックス内で「b」「x」など文字を入力すると、ショートカット・キーまで動作してしまう不具合があった。古いスクリプトをインストールされてる方は、新バージョンの上書き再インストールをお勧めする。
スクリプト詳細
この Greasemonkey スクリプトの作者は、ecmanaut の Johan Sundström 氏。彼はブログで、このスクリプトの技術的な詳細を書いている。
興味のある方は、御一読あれ。
キーの変更
この Greasemonkey スクリプトで設定しているショートカット・キーは、簡単に変更することができる。最後に、変更方法を簡単に説明しませう。
まず、Greasemonkey スクリプトをダウンロードして、エディターで開き、keys というコードを見つける。
var keys = { 'B':'div#order-by', // order By 'X':'div#read-items', // Sort by 'Z':'div.read-state input' // Keep unread };
ここで、'B':'div#... となっているのがキーと機能の対応表。左がキーで、右が機能ね。キーの部分 (この場合だと 'B') を好みのキーに変更して、firefox で編集後のファイルを開けば、作業終了。
This comment has been removed by a blog administrator.
ReplyDelete