Engadget Japan など複数のメディアが紹介しているように、WiMAX の回線速度が 2015 年春から落ちる。現在、最大 40 Mbps なところから、来春には 13.3 Mbps になる。これは、WiMAX を提供する UQ コミュニケーションズが (WiMAX より高速な) WiMAX 2+ を更に高速にするための技術的・会社的な煽りを受けたもの。
既存の WiMAX ユーザーはたまったもんじゃない。UQ WiMAX は救護策として、WiMAX 2+ 対応端末 (とその契約) への無償乗り換えをすると宜言していた。2013 年 9 月の時点では、既存 WiMAX ユーザーを WiMAX 2+ へ移す、という話は
野坂社長「考えていない」
とあったので、一歩前進かな。。。
WiMAX 提供会社の場合
WiMAX は UQ コミュニケーションズだけが提供しているわけじゃない。根っこは UQ コミュニケーションズだけど、Nifty とか Biglobe とか So-net なんかも WiMAX を提供している。
ぼくは BIGLOBE WiMAX で契約をしている。
WiMAX 2+ へのタダ替えキャンペーンを BIGLOBE はやらないのかな? と見ていたら、UQ コミニュニケーションズのキャンペーン・ページに「提供会社」とリンクが張ってあった。ぼくの場合、BIGLOBE だから、BIGLOBE ロゴをクリック。すると、BIGLOBE のページへと飛んだ。
UQ WiMAX と同じ「タダ替え」が受けられるらしい。早速、申し込んでみた。手続きに面倒臭さはあるものの、まあ、住所とかそういう情報を再入力する感じ。契約継続というより、新規契約に似た手順。30 分もあれば入力は終わる。
気を付けたいこと
WiMAX から WiMAX 2+ に移ることで、いくつか気を付けておかなきゃいけないことがある。
- 契約は 2 年。WiMAX は 1 年縛りだったけど、WiMAX 2+ は 2 年縛り。解約時期に注意。
- 契約開始は「タダ替え」の月。ぼくは 2012/04 から WiMAX を使っている。そのまま契約が引き継がれるなら、2016/04 当たりが契約更新のタイミングになると思うんだけど、「タダ替え」ではその手続きをした月が始点になる。WiMAX を解約・WiMAX 2+ を新規契約・ただし違約金なし、と考えると分かりやすい。
- 「容量制限なし」は最初の 2 年間だけ。WiMAX は容量制限なしだったけど、WiMAX 2+ には容量制限がある。最初の 2 年はその制限が免除される。つまり、次の更新から WiMAX 2+ には制限がかかる。いつまでも容量無制限と思わないこと。(ちなみに、UQ コミュニケーションは「最大 25 か月」という表現を使っているので、明日、制限がかかっても「最大」という言葉はやぶっていない、という抜け道がある)
- 当日を含まない直近 3 日間の通信量の合計が 1 GB以上となった場合、通信速度を終日制限する場合がある (2015/04 から)。通信速度制限にひっかからないようにするなら、実質、月 10 GB の制限がかかったのと同じことになる。1 日だけで 50 GB とかダウンロードする (iOS のメジャー・アップデートを iPhone と iPad で行なうと、それくらい行く) 分には後日制限がかかるけど困らないか? IT 系の合宿へ行くには少しこころもとない。
- 違約金。最初の 1 年は 19,000 円! 残る 1 年は 14,000 円!!
まあ、最初の 2 年は使うかな。2 年後は他社乗り換えする方が安くつきそう。サービスが改善されることを望む。
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