iPhone 5 のスリープ・ボタン (電源ボタン) が機能しなくなる機種があり、Apple が交換プログラムを用意している。
ぼくは当に、この交換プログラムの対象端末だったのだけど、画面を割ってしまって...
画面のひび割れなど、スリープ/スリープ解除ボタンの交換に支障をきたす損傷がある場合は、そちらを先に修理する必要があります (場合によっては修理料金が発生することがあります)。
この注意書きがぼくを交換プログラム申込から遠ざけている。
困るよね
スリープ・ボタンが利かないと困る。具体的には...
- 画面を自由なタイミングでスリープできない
- スクリーン・ショットが撮れない
- iPhone の電源を切れない
- iPhone の電源を入れられない
特にスリープ出来ないのは使い勝手に大きく響く。基本、設定で指定した「画面スリープに入る時間 (最短 1 分)」まで放置する必要がある。スリープしていないのに、急ぎで iPhone をポケットに入れたら、予想外の操作が行なわれていたこともあった (例えば、アプリ削除モードになっているとか)。
AssistiveTouch を ON にする
iPhone の AssistiveTouch 機能をオンにすると、スリープ・電源断が可能になる。
設定アプリから
- 一般 > アクセシビリティ > AssistiveTouch > オン
画面に薄くて移動可能なアイコンが現れるので、これをタップすると種々の機能 (「ホーム」「Siri」「通知センター」etc.) にアクセスできる。
スリープするには AssistiveTouch から画面ロックを選択する。
- デバイス > 画面をロック
実はこれ、電源を切る場合にも使える。上と同じ方法で画面ロックを表示したら長押しするだけ。すると、電源終了ボタンが現れる。
電源を入れる時
iPhone がオフになってると、AssistiveTouch にもアクセスできないので、電源オン・ボタンが利かない! 別の方法で逃げる。
iPhone は電源オフの時に充電を開始すると「起動」する仕様になっている。この仕様を利用して電源供給を行なえば iPhone を起動できる。出先でコンセントを探したり、ノート PC を用意するのが面倒な場合は、モバイル・バッテリーを使うと便利。
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