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2014-02-10

Ubuntu ですぐに画面ロックする

Ubuntu 12.10 を使っている。諸事情で、離席時にはパスワード入力するよう求められるようになった。最初、サスペンドするコマンドとサスペンドから復帰する時にパスワードを求める設定を加えようと思ったけど、画面ロックする方が楽と分かったので方針を転換した。

画面ロックから戻る時に、パスワード入力を求めるようにする設定は簡単なので省略。

Gnome を使っているなら、次の実行ファイルを path のある場所に置く。ぼくは ~/bin/lock という名前にした。実行権限を与えるのを忘れずに。

#!/bin/sh
lock='gnome-screensaver-command -l'
$lock

これで lock コマンド一つで画面ロックがかかる。コマンド名を l だけにしようかと思ったけど、タイポした時悲惨そうなので止めた。

サスペンドと違って画面ロックは管理者権限が要らない。sudo なしで実行できるのは安全かつ楽。

ちなみに、

  • Ctrl + Alt + L

で画面ロックをかけることができる。ぼくは... このキーバインドを Emacs でいつか潰しそうな気がしたので、lock コマンドを作った。このエントリーを書きながら、何度か試したけど、Ctrl + Alt + L の方が便利かもしれない。

2014-02-06

Emacs の TRAMP を使って他のサーバーにアクセスする

最近、Emacs の TRAMP にお世話になっているのでまとめておく。

Tramp は Emacs からリモート環境 (リモート・サーバー) にアクセスする機能・パッケージ。Emacs 22 からデフォールトに含まれた。使い方はファイル・オープンの延長。

remote サーバーのファイルを開く

設定は必要ない。

  • アクセス方法: ssh
  • ユーザー: foo
  • サーバー: bar.com
  • ファイル: /home/foo/.bashrc

上記のファイルを編集する場合。C-x C-f (M-x find-file) から、次の様に入力する:

Fird file:  /ssh:foo@bar.com:/home/foo/.bashrc

これでパスフレーズが聞かれる。authorized_keys をちゃんと設定していれば、パスフレーズ入力なしでファイルを開ける。

ssh の前に / を置くのがポイント。あとは、ssh でログインしている人にはおなじみかな。

ぼくは直接ファイルを開かず、Dired を起動している。

Fird file:  /ssh:foo@bar.com:/home/foo/

こっちの方が、サーバーの中で動き易いから。

TRAMP を使うと、サーバーに Emacs が入っていなくっても問題ないし、サーバーに -X オプション付きで ssh ログインする必要もないし、ssh でログインしてターミナル版 Emacs で作業する必要もない。便利!

2014-02-05

Google Analytics の管理権限を委譲する方法

Google Analytics で複数の人に「レポート」を共有する方法は色々な所で書かれている。ところが、他人に「レポート」の管理権限を渡す話となるとあまり話題に上がっていない。せっかくなので、メモ程度にまとめてみる。

Analytics について知る

まず、Google Analytics にログインして管理権限を移したいレポートを開いてみる。

右上に「アナリティクス設定」というボタンがあるのでクリック。次の様な画面へ現れる。

管理の下が 3 つのカラムに分かれている。左から「アカウント」「プロパティ」「ビュー」。各々のカラムに「ユーザー管理」の項目がある。他人に管理権限を渡すには「アカウント」の「ユーザー管理」をいじる必要がある (赤色で囲った所ね)。

ポイント

  • 「アカウント」カラムは Google Analytics へのログイン・アカウント (普通 Gmail アカウント) とは違う!
  • 管理者権限の委譲は「アカウント」からでしか行なえない。プロパティやビューの管理者権限だけ移すことは出来ない!!

委譲作業

やり方は簡単。他人を追加して、自分を消すだけ。

  1. アカウントのユーザー管理を選択
  2. 委譲先のユーザーを追加・権限付与
  3. 自分のユーザーを削除

自分を削除した時にエラーが出る。もう閲覧権もないページにアクセスすることになるんだから当然だよね。ホーム・ボタンを押せば元に戻れる。

与える権限は、「ユーザー管理」「編集」「共有設定」「表示と分析」の 4 種類ある。よく分かっていないので、全部与えた。

以上の作業を終えると、ホーム画面から先ほど消した「アカウント」がなくなっているのが確認できるはず。そして、委譲された人は、その「アカウント」を我が物として使うことができるようになっている。委譲作業終了。なお、自分のユーザーを自分で消さず、委譲先の人に消してもらう手もある (試してないけど、大丈夫なはず)。

注意

アカウント・レベルで全ての権限を他人に与えていると、他人に自分のユーザー権限を奪われる可能性がある。「ユーザー管理」にはお気を付けあれ。