Emacs ではワンライナー (一行だけのコマンド) を走らせるのに M-! が使える。コマンド名は shell-command。
M-! を打つとミニ・バッファーに Shell command: と表示されるので、任意のコマンドを入力する。「make」でも良いし、「gcc foo.c」でも良いし、「echo hello」でも良い。RET キーを押すとコマンドが実行され、結果が出力される。
この M-!。コマンド補完が利いたらどれほど便利か。そう思っていた時期が、ぼくにもありました。では、M-! にはコマンド補完が利くと? はい。M-! にはコマンド補完が利きます。
いつの間に... 知らなかったよ。
コマンド補完が利くと便利なのは、カレント・ディレクトリーに置いた自作スクリプトを走らせる時かな。
ぼくは、このブログの記事をエディターで書いて Blogger にコピペしている。書いた記事ファイルは git server にアップしている。一々、アップするのも面倒なので、こんなスクリプトを書いている。ファイル名は git-blog.sh。
#!/bin/sh
date=`date +%Y-%m-%d`
git add -u
git commit -m "blog entry $date"
git push origin master
変更を git add して、commit して、push する shell script。ブログの記事を書き終える度にターミナルからスクリプトを実行するのが面倒だった。でも、今は Emacs からコマンドを実行するのもたやすい。
M-! ./g<TAB>
これだけで git-blog.sh という長いコマンド名を打つことなくスクリプトを実行できる。Emacs 万歳!!
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