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2011-04-11

IDE/SATA HDD → USB 2.0 変換アダプターを買った

Green House から出ている IDE/SATA HDD → USB 2.0 変換アダプターを買った。型番は GH-USHD-IDESA。価格はアマゾンで 2,019 円。

GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA

B000QXDGNE
グリーンハウス 2007-05-28
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by G-Tools

魅力は値段の安さ。二千円前後で、HDD を再利用できる点が嬉しい。

スクリーン・ショットを見て分かる通り、このアダプターは裸の HDD を USB で PC と接続する。従って、USB 外付けの HDD や SSD の様な使い勝手は期待できない。余っている HDD からデータを抜き出すのが専らの用途となる。

パソコンを買い換えると、意外と持て余すのがハードディスク。メモリーや CPU は新しい PC に移植できないので気軽に手離せる。でも HDD にはデータが詰まっているし、頑張れば新しい PC でも使えてしまう。新 PC 購入時のデータ移し換えにも、バックアップとして役に立つ。そう思うと、HDD だけ取り外して残しておきたくなる。ところが、新しい PC が届いてみると、HDD を繋ぐのが面倒になる。外付け用の HDD ボックスも売っているけど、安くない。ほんの少しだけ、取り忘れたデータを取り出すとか、バックアップにデータを保存する、という用途に合った「安く」て「手軽」なもの。

今まで、そんなものはないと思っていたけれど、グリーンハウスがちゃんと作ってた。

対応機種

このアダプターは、以下の機器を USB 2.0 で PC と繋げられる様にする:

  • 3.5 インチ IDE HDD (普通の PC 用)
  • 2.5 インチ IDE HDD (ノート PC 用)
  • SATA HDD (高速な HDD、最近の主流)
  • IDE 接続な光学ドライブ (CD-ROM, DVD-ROM etc.)

使い方

箱はこんな感じ。

IDE/SATA →USB2.0 変換アダプタ

箱をあけると、こんな感じ。

内容物を並べてみた。

IDE/SATA →USB2.0 変換アダプタ

ぼくが持っているのは 3.5 インチの IDE HDD。接続方法は簡単。

  1. IDE HDD の設定を「Master」にする (普通に使っている PC なら、基本「Master」になっている)
  2. コネクターを 3.5 インチ IDE HDD に繋ぐ
  3. 電源ケーブルを AC アダプターと接続し、電源プラグをコンセントに挿す
  4. AC アダプターを IDE HDD に接続する (この時点で HDD が起動する)
  5. コネクターから伸びている USB ケーブルを PC に接続する

以上。見た目はこんな感じになる。

IDE/SATA →USB2.0 変換アダプタ

MacBook の Finder で接続された HDD を確認したところ。「デバイス」のところに HDD が現れる。スクリーン・ショットによると、「DATA」「TMP」「Untitled」の 3 つのパーティッションを持っていることが分かる。

Finder connects IDE HDD

あとは、普通の USB メモリーを操作するのと同じ感覚で作業すればいい。HDD を外す時も、USB メモリーを外す様にアンマウントしてから外すこと。

あとがき

今のメイン PC より 2 つ前に使っていた PC の HDD が残っていて、処分に困っていた。30 GB しかないんだけど、この HDD の中に卒研のデータが残っていることが分かっている。もったいないので、吸い上げたいけど、そのために今の PC を開けて、配線し直して...

考えるだけでも嫌になった。そして気がつけば 4 年もの歳月が経っている。

今回、二千円少しで昔の HDD を復活させることが出来た。とても助かった。これが五千円だったら、手を出していなかったと思う。

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