Windows 用 Git 環境「MsysGit」をインストールすると、「Git GUI」というコマンド・ライン用アイコンと、「Git GUI」という GUI 版の Git (Linux でいうところの git-gui そのもの) が起動する。
ssh プロトコルで接続
Git repository が ssh プロトコルで公開されていると、git clone や fetch や push の度にパスワードを求められて困る。そこでコマンド・ライン派の人達におススメなのが、ssh の passphrase を使って、ssh-agent & ssh-add によりパスフレーズ入力を省略する方法。
Git Bash でそれを行なう場合、やり方は Unix と同じ。
GIT GUI でも、パスフレーズ入力を省略したい
GIT GUI は、Tcl/Tk で書かれたスクリプト (MsysGit には Tcl の実行コマンド wish も入っている!)。なので、GIT BASH で ssh-agent & ssh-add した後に続けて、GIT GUI に相当するコマンドを実行してやればいい。さうすると、コマンドラインから起動した GIT BASH ではパスフレーズ入力が不用になる。
実際の手順はこの通り:
$ ssh-agent bash bash-3.1$ ssh-add bash-3.1$ wish /c/Program\ Files/Git/libexec/git-core/git-gui
いささかコマンド・ラインが長い。.bashrc を作っておくと便利。
# .bashrc alias git-gui='wish /c/Program Files/Git/libexec/git-core/git-gui'
使い方は、分かるよね。一応、書いとくと:
$ ssh-agent bash bash-3.1$ ssh-add bash-3.1$ git-gui
もう、Git GUI のアイコンは要らないね。全部 GIT BASH を使ってしまえばいい。
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