「入門 Trac 第二版」を手に入れて、サラッと読んだ。
ページ数は 20 ページ増えた (327 から 347 ページへ) 。この 20 ページというのがクセモノで、ちゃんとしたレビューにしづらい。初版を持ってる人が第二版も必要かと言われると、フム。
というわけで、第二版で気に入った点を列挙してレビューに代える (これをテヌキといふ)。
- Trac 0.12 の説明が入った。国際化、trac-admin の強化、複数リポジトリー対応がメインか? 複数リポジトリー対応は嬉しいなぁ。ちょっと説明が少なかったのが痛いぞ。
- Git 対応。Trac の SCM に Git を対応させる Git Plugin の紹介。昔は、この情報がなくて苦労したんだよねぇ。感謝。
- CGI で動作高速化。静的ファイルを trac.cgi を経由せずに読び出す方法の解説。ネットでは有名 (?) だけど、ちゃんと本に入ったのは良い。試す人がきっと増えるはず。
- 「タスクトレイからチケット登録」「Perl から Trac を操る」。2 ページにも満たない小ネタ。マニアック! 大好き。
購入有り難うございます!
ReplyDelete複数レポは、画面構成がまだ変わりそうに見えたので、解説に入れられませんでした。
Gitとかもうちょっと頑張っても良かったかもですねー。
こんにちは。
ReplyDelete複数レポは、進化中ですか。楽しみです。
Git は最近流行の SCM なので、やればやっただけ、皆に Trac を使ってもらえるようになるでしょうね。そもそも、Trac は Redmine に比べて SCM 対応が弱いので、色んな SCM (Bazaar とかも) のプラグインの説明が入ると良いかもしれません。日本語の説明もほとんどないですし。
というわけで、今から早いですけど、第 3 版にも期待です :)