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2007-10-10

MBT ブロガーミーティングに参加した その二

の続き。今回は、セミナーの内容などを紹介しませう。

セミナーは、19:00 始まりの 21:00 閉め。約二時間。会場に入ると、インストラクターの人達が待ちかまえていて、いきなり MBT シューズを履かされる。実は参加登録の時に、靴のサイズを書いていた。結果、参加者全員分の MBT シューズが用意されていたわけ。

MBT のシューズは踵がなくて、安定を取りにくい。立つこと、歩くこと。人生で気にもかけてなかったことに、嫌でも注意が払われる。それが MBT の狙い。MBT のシューズを履いて一番安定するのは、正しい姿勢の時。正しい立ち姿勢というのは、頭を背骨の上に乗っけて、骨で支える感じなんださう。これを分解すると

  • 足は肩幅に開き
  • 爪先はほぼ正面
  • おしりをキュッと引き締め
  • 下腹を引っ込めて
  • 胸は斜め上に釣り上げられる感じで
  • 顎を引く

となる。頭から足まで一直線になっていればいいらしい。回りの人に見てもらうか、鏡でチェック。

正しい姿勢で立てたら、そのまま姿勢を崩さず歩く。コツは

  • 脚を持ち上げない
  • 歩幅は小さく
  • 踵から着地
  • 重心を足の外側に
  • 足の指はそって (開いて)
  • 小指に向かって重心を移動する感じ

正しい姿勢で足を前に出すと、もう一方の足が自然と「次の一歩」を踏み出してくれる。MBT の人は、これを「反射的」と表現してらっしゃった。

さて、MBT の靴を履けば、正しい姿勢が身につくわけじゃない。確かに MBT シューズは、この正しい姿勢を作るための手助けをしてくれる。だけど、まずはユーザーが「正しい姿勢」を知らないといけない。「正しい歩き方」を知らないといけない。そうでないと、靴は「正しい姿勢」に矯正しやうとしているのに、人は「間違った姿勢」で歩くことになる。そんなことをすれば、逆に足を痛めてしまう。

だから、MBT シューズは通販をしてないんださうな。MBT シューズを買う時は、店頭で店員が靴の履き方、立ち方、歩き方を指導して、それから売る。

まぁ、そんなわけで、セミナー会場に着いたら個別に立ち方・歩き方を教わってた。ぼくは出来の悪い生徒で、全くもって「正し姿勢で立つ」ことが出来なかった。油断すると、すぐ体がダラッとしちゃう。猫背になって、足がハの字の開く。正しい立ち姿勢って、意外に難かしい。

セミナー

「靴」のセミナーといふことで、個別指導 (?) に大きく時間を取って、セミナー本体が始まったのは 19:30。上に書いたことを、分かり易く、説明して下さった。「正しい姿勢で歩くと、上下移動が少なくなるので、ペットボトルを頭の上に乗っけて...」なんてことも。ビデオは、ululun さんのところにある。

この後、参加者全員で歩き方を教わって、質問タイムがあって、「正しい姿勢の座り方」や「椅子から立ち上がる方法」も教えてもらった。それで気がつくともう九時。あっという間の二時間だった。

セミナーの最後には、自分の履いた靴のサイズを確認。後日、モニターとして製品が送られてくるらしい。届いたら、またエントリーを上げませう。

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