Blogger は、対スパム能力が高い。Hit さんの言葉を借りると、ブログの作り自体がスパムに強い構造になって
いる。この事実は、Blogger でブログをやってる人達の間でも、あまり意識されていないと思う。かくいうぼくなんか、過去記事
のコメント欄で、Hit さんに指摘されるまで気付いてなかった。
そのコメントのやり取りで、これで一つ記事が書けてしまいそう
なんて漏らしたら、Hit さんが素晴らしいまとめ記事を書いて下さった。
- Hit Okano's Blog: Blogger Anti-Spam Features (タイトルは英語ですが、本文は日本語です)
トラックバック・スパム、コメント・スパム、そしてスプログ (splog) に対する Blogger の対策が俯瞰できる。Blogger ユーザーも、そうでない方も、是非ご一読を!
コメント・スパム対策
上の Hit さんのエントリーで、Hit さんが書き漏らしてることを一つ補足しておきませう。それは、Blogger の自動コメント・スパムに対する耐性の高さ。
Blogger は、コメント投稿欄が記事ページとは別個も設けられている。そのため、ユーザーは、コメントを投稿するために「コメントを投稿」リンクをクリックして、別ページに移る必要がある。この時、コメント投稿ページの URL は次のように与えられる。
- http://www.blogger.com/comment.g?blogID=[ブログID]&postID=[記事ID]
ここで、「ブログID」と「記事ID」は、ブログ & 記事ごとに与えられた数字の羅列。
一方、記事の URL は次のやうになる。
- http://at-aka.blogspot.com/2007/01/auctex-1184.html
この記事のタイトルは「AUCTeX 11.84 リリース」だった。このやうに、記事 URL は、記事タイトル内のアルファベットから作られる (詳細は クリボウの Blogger Tips: 投稿のタイトルと URL の関係 を参照のこと)。
注目すべきは、記事とコメント投稿ページの URL の間に、何も相関もないこと。コメント・スパムを機械的に送って来る輩は、記事ページの URL からコメント投稿のページを容易に推測できない。
これは、記事ページにコメント投稿欄があるブログや、コメント投稿ページが記事の URL とほぼ同じブログと比べると、コメント・スパムの耐性が高いと思う。
※ただし耐性が少し高いというだけで、記事ページをスキャンすれば、コメント投稿ページのリンクを見つけることは難しくない。clmemo@aka も、機械的なコメント・スパムを受け取ったことがある!
なる程です。
ReplyDeleteブログを書き始める際、Google のブログサービスだからと言う理由で Blogger を選んだのですが、やはり正解でしたね。
嬉しいです。 =)
PS:
@aka さんに質問でーす。
このコメントはやはりスパムでしょうねぇ?
この記事でふと思い出したのですが、以前は記事のタイトルを変更すると記事の URL も変わってしまいリンクは切れてしまっていたのですが、現バージョンでは記事のタイトルを変更しても URL は以前のままです。
ReplyDeleteこれでタイトルに誤記があっても心置きなく修正できるのですが、修正しても URL に誤記の痕跡が残ってしまうのがもどかしいですね。
> ちゃめさん
ReplyDelete私もブログ・サービスを比較して Blogger を選んだんじゃなくて、Google のブログだからという理由だけで Blogger を始めた口です。なので、ちゃめさんの気持ちがちょっと分かる気がします。
※でも、私がブログを始めた時はコメントもバックリンク機能もなかったなぁ ^^;
> このコメントはやはりスパムでしょうねぇ?
スパムですね Xp
> Hit さん
タイトルを修正しても URL が変わらなくなった件は、誰かがブログに書いていたと記憶するのですが、ちょっとその記事を見つけられませんでした。
> 修正しても URL に誤記の痕跡が残ってしまう
ですねぇ。でも、メリットも大きい (URL から記事が推測できるなど) のでジレンマです。Blogger がタイトル欄に強力な spell チェックを付けてくれるといいですね。タイトルにミス・スペルがあると、「本当に投稿しますか?」なんて確認してくれたり...
>タイトルを修正しても URL が変わらなくなった件
ReplyDeleteそうなんですか。
スペルミスが恐い反面、便利かも知れませんね。
直感的に内容がわかる英字タイトルをつけた後、日本語だけのタイトルにするような応用法も使える訳ですね(Blog Search を混乱させそうですが…)。
どんどん便利になってゆきますね。
タイトルの付け方については、アルファベットを使わない我々日本人は頭を悩ませる問題ですよね。私は、なるべくアルファベットの混ざるタイトル名を付けるように気を使っています。時々日本語だけのタイトルになってしまいますけど、それでも URL だけでタイトルが多少は推測できるので楽になっています。
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