Sumibi.org の Nishiyama さんが jus 関西で購演するというので、京都女子大に行って来た。
Sumibi.org というのは、Ajax で動作する日本語入力 (IME)。海外旅行や海外出張で、日本語入力環境のない PC を使う羽目になった場合でも、ブラウザーさえ動けば日本語が入力できるというもの。海外出張先の PC から、mixi やブログの更新をする人達に使われているらしい。海外の図書館で、日本語の検索が必要になった時なんかにも更利とか。
使い方は簡単。Sumibi.org
- Sumibi.org ローマ字を日本語に変換できる無料サイト (一行作成モード)
- Sumibi.org ローマ字を日本語に変換できる無料サイト (長文作成モード)
にアクセス。文節をスペース区切りで入力する。
例えば、「僕はブロガーの卵です」という文章は
boku ha buroga- no tamago desu
という風に入力する。漢字変換候補が現れるので、調整。よければ「確定」ボタンを押す。
ひらがな・カタカナ指定
Nishiyama さんから教えてもらった Tips を紹介しませう。それは、入力語を強制的に「ひらがな」「カタカナ」にする方法。上の例文の「boku (ぼく)」を例に説明しませう。
「boku (ぼく)」の候補は「木」「目」「僕」... となってて、カタカナの「ボク」は候補の 4 つ目に、ひらがなの「ぼく」は 6 つ目に現れる。そこで、文節の最後に「.k」「.h」を付ける。すると第一候補が各々「カタカナ」「ひらがな」になる。
つまり、入力は次のやうになる
boku.h ha buroga- no tamago desu (ぼくはブロガーの卵です) boku.k ha buroga- no tamago desu (ボクはブロガーの卵です)
※括弧の中は、第一候補を繋ぎ合わせて文章を作った例。
アルファベット指定
Sumibi を使うと、アルファベットのままで入力したいものが日本語に変換されてしまうことがある。例えば、「sumibi wo tsukau (sumibi を使う)」という文章。変換すると、「sumibi」が「炭火」になる。ここはアルファベットのままにしたい。
そういう場合、文節の最後に「.l」を追加する。つまり、こんな感じ。
sumibi.l wo tsukau
あとがき
この Tips は、Sumibi の FAQ ページに紹介されている。
でも、気付いてる人は少ないと思うし、「.k」みたいな形で「カタカナ」指定する新規性にびっくりしたので取り上げた。
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