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2006-10-08

Six degrees of Wikipedia

「6 次の隔り (Six Degrees of Separation)」という話がある。間に 6 人の友人を挟めば世界中の人と繋がってる、というお話。骨子は、「6」という数字ではなくて、六程度のせいぜい一桁な数字で世界が繋がってる、ということ。興味があれば、うちの過去記事とか Long Tail World の記事とかをどうぞ。

映画俳優のケビン・ベーコンが、平均して 3 人弱の共演者を通じてほとんどの映画俳優と繋がってる、という事を書いてる。

この「隔り」は、リンクが張られる関係であれば、何でも調べられる。今回は、Wikipedia の「隔り」を調べてみませう。

Six degrees of Wikipedia

Six degrees of Wikipedia (Wikipedia の 6 次の隔り) は、Wikipedia の項目同士の隔り具合を調べるサイト。

トップページにあるのは、二つのテキスト・ボックスだけ。入力できるのは、Wikipedia に登録されてる項目名のみ。左のテキスト・ボックスに入れた項目から、右のテキスト・ボックスに入れた項目へ、Wikipedia 内のリンクを辿って行く道筋を調べてくれる。

面白いのは、Wikipedia 内のリンクが (基本的に) 片方向リンクだということ。人と人との繋がりとか、共演者同士の繋がり。世間一般の繋がりを考えた場合、ほとんどは双方向リンクなのだから、ウェブの世間ってのはちょっと変わっているよね。

そんなわけで、左右のテキスト・ボックスに入れた項目を入れ替えると、結果が変わる。

ぼくは、このサイトで遊んでみて、4 つ以上のリンク数を出せた試しがない。皆さん、6 degrees の出る項目を探してみてはどうでせう。

あとがき

記事冒頭で紹介した過去記事「clmemo@aka: 6 次の隔りとケビン・ベーコン数」は、本当はこの記事の前書きのつもりで書いた。ところが書き進める内に、話が長くなってしまったので、記事として独立させてしまった。

ケビン・ベーコンの話を書いた後、早速このエントリーを書かうとしたのだけど、残念なことに Six degrees of Wikipedia にアクセスできなくなってしまった。どうも、このサービスは落ち易いらしい。それから、ぼくはこのサービスの事を忘れていた。

そして今日。Long Tail World さんが、ぼくの過去記事を発掘して下さった。さういえば、と思い出してサイトにアクセスしたら、サービスが動いてる。よし、とばかりに記事にした。

Six degrees of Wikipedia は、何時動かなくなるか分からないので、お早めにお遊びあれ。

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