Google から Google Apps for Your Domain なるサービスが提供された。
以前、Gmail for your domain というサービスがあった。Gmail を @gmail.com じゃなくて、自分の所有しているドメイン (例えば @blogger.com) で使えるようにするサービス。一つのドメインに対して、25 とか 400 のアカウントが用意されてて、例えば小さな IT ベンチャーなんかが全社員に Gmail を提供するのに便利なサービスだった。
Google Apps for Your Domain は、Gmail for Your Domain の後を継ぐサービス。Gmail だけじゃなくて Google Talk, Google Calendar, Google Page Creator も使えるよう拡張されている。
既に、レビューがいくつか上がってるのでご紹介。
- Google Apps for Your Domain (Google Office 2.0) : ワークスタイル・メモ
- » Google renames hosted Gmail service | Googling Google | ZDNet.com
- » Google Releases Corporate Pack » InsideGoogle » part of the Blog News Channel
- Google Operating System: Why a Corporate Google Office Won't Be Successful
Googling Google なども書いているけれど、後々 Writely や Google Spreadsheets も、このサービスに加わるかもしれない。
Google のサービスの中でも、Google Calendar, Google Talk, Writely, Google Spreadsheets は、他のユーザーと一緒に使って初めて味が出る。独自ドメイン (ex. 会社やサービス) に所属するメンバー全員に、アカウントを無料提供することは、Google ユーザーを増やす点で、Google にとって利点が大きいでせう。
特に、大学が Google Apps を採用した場合の効果は計り知れないと思う。何と言っても、大学生が社会に出るまでの 4 年間、Gmail や Google Calendar といったツールを半強制的に学生に使わせることが出来るのだから。大学内に於いては、IM として Google Talk が標準で用意され、予定の共有に Google Calendar が使えることが保証されている場合を想像してみて欲しい。誰が、わざわざ他の IM やオンライン・カレンダー・サービスに手を出すだらう。
この利用者のメリットは、ドメインの所有者が Google Apps for Your Domain を使うメリットにもなる。
あとがき
Google Apps for Your Domain が使われるようになると、ドメイン提供の Gmail と自分の Gmail アカウントの複数アカウントを持つ人々が増えそう。そうなると、アカウントの管理が大変になる。
というわけで、Google には複数アカウントを管理するマスター・アカウント機能を作って欲しいもの。
実は、もう開発している、ってことはあるかな?
追記
Googling Google によると、Google Personalized Home も Google Apps として提供されるみたい。
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