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2006-07-12

Gmail アップデート (2006/07)

Gmail (英語) がアップデートされ、二つの機能が追加された。

一つは、全てのメッセージにチェックを入れる機能。もう一つは、新規フィルター作成時に過去メールにもフィルターを適用する機能。

これらの機能は、Googling Google が、近々、Gmail に実装されるのではないか? と言っていたもの。参考記事は下記:

Select All Messages

Select All Messages Gmail で全てのメールにチェックを入れるには、「Select All」というリンクをクリックする。ただし、これには一つ制限があって、Setting > General > Maximum page size (25,50,100) で設定した数のメッセージにしかチェックが入らない。

例えば、「事務」とラベルの付いたメールを全て削除するとしやう (Maximum page size は 50 として...)。すると、ユーザーは「Labels」から「事務」を選び、「Select All」。この時点で「事務」ラベルのついた 50 のメッセージが選択される。そして「Delete」。新たに 50 の「事務」ラベル付きメールが現れるので、再び「Select All」、「Delete」。メールがなくなるまで、この手順を繰り返す。事務ラベルメールが 500 通あれば、10 回、同じ操作が必要だった。

今回のアップデートで、「Select All」をクリック後、下記のようなリンクが現れるようになった。

All 50 conversations on this page are selected. Select all 122 conversations in "事務"

リンクをクリックすると、全てのメールを選択できるようになる。

また、Spam メール・ボックスには、デフォールトで「全てのスパムメールを削除する」機能がついた。文言は以下の通り。

Delete all spam messages now (messages that have been in Spam more than 30 days will be automatically deleted)

Spam が溜り過ぎてる人達には、重宝しそう。全てのスパムを削除する前に、スパム判定に失敗したメールがないかの確認は忘れずに...

Also Apply Filter

Also Apply Filter Gmail では、フィルターの適用は新規フィルター作成後のメールのみとなっていた。今回のアップデートで、新規フィルター作成時に、過去メールにも同フィルターを適用するオプションが追加された。

「Create Filter」ボタンの横に

Also apply filter to *** conversations below

というチェック・ボックスが出るので、それにチェックを入れればいい。

あとがき

今回のアップデートで追加されたのは、どちらもユーザーに長らく望まれていた機能なので、かなり喜ばれるのではないかな?

まだ、英語インターフェースでしか使えないけれど、常用する機能でもないので、必要な時だけインターフェース言語を「English (US)」に変えて利用するのも手かも。

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