Google が、自社の画像閲覧ツール Picasa の Linux 版を公開した!! Google Labs のトップに Picasa for Linux へのリンクが出てる。mozilla と wine の技術を利用しているそうな。
さて、肝心の Picasa for Linux のページだけど、現在アメリカ本国からしかアクセスできないらしい。ドイツにいる人とかがアクセスしようとして、404 Not Found になるとフォーラムで文句が出てる。もちろん、日本からもアクセスできない。
とりあえず、proxy を使えばページが見れる。
- Picasa for Linux (via freeproxy)
- ref. Google Operating System: Picasa For Linux
- ref. Google Groups: Google-Labs-Picasa-for-Linux
ぼくは、上記 proxy ページからのダウンロードに失敗した。ダウンロードはフランス語翻訳ページからどうぞ。
インストール
インストール用パッケージは、.rpm, .deb, .bin の三形式が用意されている。
インストールに必要なのは、
- Linux システム
- Intel 386 互換な CPU (Pentium が動けば大丈夫)
- glibc 2.3 以上
- X11 ディスプレイ・システム
- 24 MB のディスク・スペース (ダウンロード時)
とりあえず、手元の Fedora Core 2 (かなり手を加えてるけど) では
# rpm -ivh picasa-*
でインストールできた。起動は
$ picasa
もし、Desktop Integration 機能が使いたいなら、現行バージョンの Gnome か KDE が必要とのこと。ぼくは Gnome 自体使ってないので、よく分からない。また、Camera detection (カメラ検出?) 機能は、カーネル 2.6.13 以上、Hal 0.56 以上、gnome-volume-manager が必要とのこと。カメラも持ってないので、ぼくには分かんない。試した人、いらっしゃればトラックバックよろしく。
Linux が Windows に比べて弱い部分 (動画とか mp3 とか) のサポートは、あまり期待できそうにない。とはいえ、Linux に画像閲覧の強力なツールが出てきたことは確か。そして、Google が、自社ツールの Linux 版を wine を活用して提供する下地があることも証明された。個人的には、Google Desktop for Linux の登場が楽しみ。
(追記) 現在、日本からでも Picasa for Linux ページにアクセスできるようになっています。情報ありがとうございます > ma さん。
おっ、本当だ。日本からでも、Picasa for Linux のページが見られるようになってますね。情報、ありがとうございます。
ReplyDeleteGnome か KDE は、Desktop Integration (おそらく icon を Picasa にドラッグ & ドロップする機能) を使う時にだけ必要なみたいです。私は sawfish という WM を使ってますが、何事もなくインストールできました。Let's Try です ;)
> xfceでもいけましたb
ReplyDeleteおめでとうございます :)
フルスキャンは、時間がかかりますよね。私も 数万枚の画像があって、半日以上スキャンし続けていました :P
あと、どうやら、Linux のリンクを律儀に追っている様子。同名のフォルダーが沢山できてしまっています。Picasa for Linux 版の Tips が、早く集まってくれることを期待する今日この頃です ;)