天気予報の情報が ics (iCalendar) 形式で公開されていれば、オンライン・カレンダーに天気予報が表示できる。その手順を、Google Calendar を例に、Going My Way さん達が記事にしている。詳しい方法は、下記リンク先を参照のこと。
StarChartLog さんは、天気予報情報にメリットついて次のように書いてる。
行楽の予定を入れてるときに天気予報も一緒に見られるのは便利です
天気予報とカレンダー
天気予報をカレンダーに表示させるというアイデア自体は目新しいものじゃない。例えば、mixi 付属のカレンダーや、Yahoo! Calendar には、デフォールトで天気予報を表示させる機能がある。
今回の Going My Way さん達の記事で面白い所は、天気予報の情報を iCalendar 形式で引っぱって来たことでせう。この方法なら、カレンダー側で天気予報情報を用意する必要がない。iCalendar 形式のインポートさえサポートしていれば、全国の天気予報が (地域の制限はあるようだけど) 手に入る。
Goodpic さんが、上手い表現でこの良さを記事になさってるので、そちらもどうぞ。
もう一つ ics ファイルのメリットを挙げやう。それは、複数の地域の天気情報も表示できる、ということ。実家の天気とか、甲子園の天気とか (高校野球を見る時は、この情報、重要ね)、自宅以外の天気情報を好きなだけ増やせる。Google Calendar なら、必要な地域の天気予報だけ表示・非表示を切り替えられるから、さぞかし便利でせう。
もすこし進んだ天気予報とカレンダーの関係
今までの話から、「オンライン・カレンダーは自身で天気予報情報を取得せず、ics ファイルで情報を得るようにする方がいい」と言えやうか。
あいや、しばし待たれい。ぼくが、今、天気予報とカレンダーの関係では一番進んでると思ってる、30 Boxes の例を紹介させて欲しい。
30 Boxes には、イベント会場 (場所) を入力すると Google Maps へのリンクと一緒に、その場所の今後 3 日間の天気を表示する機能がある。スクリーン・ショットは
Trip to boston [boston, MA] 4/26
なイベント情報を表示させたもの (明日は「Scattered Thunderstorms」らしい :P)。
もし、あなたが全国を行脚するセールスマンなら、各地の天気情報を ics ファイルで予め手に入れるのはバカげてるでせう。30 Boxes は、必要な出先の天気予報だけ教えてくれる。無駄がないし、半自動的なので手間もかからない。
というわけで、ぼくは、これからのオンライン・カレンダーに、「現住所」と「イベント場所」の両方の天気情報表示を期待してる。
ちなみに、30 Boxes の天気予報機能は、米国以外で使えない。非常に残念。
No comments:
Post a Comment